エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

キビタキ

2013-05-05 | Weblog

昨日は、ヒメシロチョウの様子を見ながら,久々の春の里山を巡った。

田起こしが始まった田園の彼方に、真白な飯豊の山脈がさわやかだった。

春の花を写した。少し農道を奥に入ると,まだまだエゾタンポポが多いようだ。

黄色い花はネコノメソウ、キジムシロ、ウマノアシダカ、コウゾリナ、小川の岸にリュウキンカを見つけた。

   

 

 

菜の花畑から磐梯を写した。隣の畑は荒れ地に毎年ハナダイコンがきれいに咲いている。

  

静かな山里で、しばらく愛おしい,か弱きヒメシロチョウと遊んだ。

ヒメシロチョウは,結構広範囲に歩いたが,いつものポイントだけ、ますます保護の必要を感じた。

まだ芽を出さないツルフジバカマを探しているのだろうか、吹く風を除けながら,スミレやヒメオドリコソウ、カキドオシの花に吸蜜していた。

      

新生のチョウは、先日のヒメシロチョウ、ルリシジミ、コツバメに加えて、アゲハ、ツマキチョウ、モンシロチョウだった。

   

  

久しく見なかったキビタキに逢った。美しく威厳があった。

キビタキは福島県の県鳥だ。もう40年も前に、猪苗代での研修会の折に見たのが初めてで、嬉しかった。はからずもその頃の思い出がよみがえった。

 

野鳥も春を満喫しているようだった。ヤマザクラにヒヨドリ、ヤマガラが、なれなれしいのはアオジだろうか、すぐ近くをこちらを見ながら移動した。

       

池に注ぐ小川の水が豊富で、まだ放水量の関係か池の水位が高かった。

カワウが着水し、岸に上がって羽ばたきを繰り返した。

 

これまであった池の周りの小さな流れにコンクリートのU字寺溝が敷かれてしまった。また生き物が減っていく。

 

池の端のこぶし越しに,麗しの磐梯が見える。  どこからも見える磐梯の雪形、キツネから虚無僧に変わった。

 

 

連休後半は行楽日和になるらしい。

5/5はこどもの日、お祝いはこの前済ました。

今日、孫たちは、大町通りの子供まつりへ出かけた。ボーイスカウトのバザーのお手伝いだ。

我が家は夫婦でのんびり、家庭菜園のキュウリ、トマトの苗でも植えようと思う。

 

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