エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

たおやかに舞う ウスバシロチョウ

2013-05-17 | 自然観察

今日、ウスバシロチョウを初見した。例年通りだろうか、早ければ、5月連休に発生するウスバシロチョウ、遅い年には月末になる時もあった。

今年も5月の風にたおやかに舞い始めた。どこへ行ってもムラサキケマンは健在、このチョウは安心だ。

   

 

それに引き替えヒメシロチョウは、だんだん春型の終わりの時期か、なんとなく弱々しく見える。

先日、田の土手の食草ツルフジバカマに産みつけた卵を見た。その土手の一部が、すでに草刈されていた。

先日農家の人に聞いたら、年に2,3度草刈をするという。米の大敵カメムシの発生を抑えるためだそうだ。

細々と、狭い範囲で生き延びているヒメシロチョウ、いつ絶滅してもおかしくはない。何とか、いつまでも生き残ってほしい。

  

今日初見のサカハチチョウ春型、これも個体数は多くはない。ベニシジミが増えてきた。

    

いつもホソミオツネントンボの産卵が見られる田の縁の水たまり、田に水が入ったせいか底までがきれいに見えた。イモリが遊んでいた。

カエルの鳴き声が響き、すでにモリアオガエルの卵塊が見えた。水の中に見えたカエルはモリアオガエルだろうか?

  

 

土手の縁でハコベに似た、か細いハコベを見つけた。図鑑で調べたら、花の特徴からノミノフスマのようだ。

  ハコベ                                                                ノミノフスマ

 

綿毛             フキの花                             セイヨウタンポポ

   

レンゲツツジが咲きだした。ウワミズザクラも満開だ。

 

ニワハンミョウが獲物をとらえながら山道を先導してくれた。シオヤトンボは、この前羽化したと思っていたがもう成熟体だ。突然キジに出会った。 

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2時間の里山巡り。水が入り始めた田、数カ所で田植えが始まった。

今年は例年より約1週間遅れだそうだ。苗の成長が遅かったという。

いよいよ里山に本格的な夏が来た。

 

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