今日、ウスバシロチョウを初見した。例年通りだろうか、早ければ、5月連休に発生するウスバシロチョウ、遅い年には月末になる時もあった。
今年も5月の風にたおやかに舞い始めた。どこへ行ってもムラサキケマンは健在、このチョウは安心だ。
それに引き替えヒメシロチョウは、だんだん春型の終わりの時期か、なんとなく弱々しく見える。
先日、田の土手の食草ツルフジバカマに産みつけた卵を見た。その土手の一部が、すでに草刈されていた。
先日農家の人に聞いたら、年に2,3度草刈をするという。米の大敵カメムシの発生を抑えるためだそうだ。
細々と、狭い範囲で生き延びているヒメシロチョウ、いつ絶滅してもおかしくはない。何とか、いつまでも生き残ってほしい。
今日初見のサカハチチョウ春型、これも個体数は多くはない。ベニシジミが増えてきた。
いつもホソミオツネントンボの産卵が見られる田の縁の水たまり、田に水が入ったせいか底までがきれいに見えた。イモリが遊んでいた。
カエルの鳴き声が響き、すでにモリアオガエルの卵塊が見えた。水の中に見えたカエルはモリアオガエルだろうか?
土手の縁でハコベに似た、か細いハコベを見つけた。図鑑で調べたら、花の特徴からノミノフスマのようだ。
ハコベ ノミノフスマ
綿毛 フキの花 セイヨウタンポポ
レンゲツツジが咲きだした。ウワミズザクラも満開だ。
ニワハンミョウが獲物をとらえながら山道を先導してくれた。シオヤトンボは、この前羽化したと思っていたがもう成熟体だ。突然キジに出会った。
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2時間の里山巡り。水が入り始めた田、数カ所で田植えが始まった。
今年は例年より約1週間遅れだそうだ。苗の成長が遅かったという。
いよいよ里山に本格的な夏が来た。