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★LABO cafe★

日々発見の毎日を、ぽつぽつと綴ります。お菓子作り、フラメンコ、音楽フェス、入院日記。

子宮体癌でした 5

2006-03-26 19:22:38 | 入院日記
2005/10/4 tue

フラメンコはしばらくお休みしなければならない。
発表会後でせっかく新クラスになるのになぁ。。
ま、そんなことも言ってられん!

先生やクラスのみんなにも話し、今日は最後のレッスン。
発表会後ひさしぶりのレッスンだったのでたっぷりの汗。
ソレアはもちろん、アレグリアスも踊った。
やっぱり楽しい!早く良くなって復帰したい。

レッスン後、クラスのみんなと明大前へ飲みに行った。
家が遠い子もいたのに日付が変わるくらいまでいてくれた。
病気のことは言いづらかったけど話して楽になった。

家に帰るとだんなに「自由すぎる」と怒られた。
でも今日はやっぱり帰れないと思った。

2005/10/5 wed

仕事最終日。
お昼にだんなと笹塚の「えどや」に行った。
とんかつ定食はうまかった~♪
だんなのロースかつ定食もかなりのボリューム。

仕事も終了。6:15PM
家に帰り、夕食。

家族にあいさつ。

夜、明日の荷造りをした。
いよいよ入院です。

子宮体癌でした 4

2006-03-26 19:21:53 | 入院日記
2005/9/27 tue
9:00AM TEL
「直接話を聞いてお答えしたい、外来のあとでよければ」

9:30AM 会社スタート
かんずも来てくれるとのこと。

NTT東日本病院(元、関東逓信病院)
リニューアルしたばかりなのか、かなりのハイテク病院
撮影などにも使われるらしい。
初診受付のカルテをつくり、11:30AMころ呼ばれた。

今までの経過を説明したのち、先生は
「子宮を残したいという相談はうける。組織診で癌の判定がでたなら
それを癌じゃないという診断はできない。
その病院では最大限の検査をしている。
卵巣をとることによって乳がんの可能性も1/10に減る。」

ほんの10~15分くらいだったか、先生はさくさく話す。
もう迷いはない。背中を押された感じだった。

2005/10/1 sat
実家の父に話す。
一番、心配していたが意外とスムーズだった。
幸い、婦人科系の病気をあまりしらない。
どうしても子宮をとることは言えなかった。

子宮体癌でした 3

2006-03-24 19:50:22 | 入院日記
2005/9/25 sun
かんずに話す(だんなです)。

ドライブ中、「先生に今日会えそうなら電話して」といった。
永谷先生が当直で話ができた。
「画像がないけどそれでもよければお話するよ」とのことで病院へ。

かんずは、
「他の手術方法があるか、その場合のリスクは?
一番気にしてるのは、この人のメンタル面。
趣味でフラメンコをしています。退院後も前向きに生きていって欲しい。」

心は決まっていた。
永谷先生にお任せしようという気持ち。

夜、義父、おとなりの義母、義姉に話す。
身近で癌に苦しんでいた人を見ているので1日も早く
除いて元気になってほしいという意見。

2005/9/26 mon
会社で同僚、社長、上司に一気にはなす。

不在になる間、これから必要になる
業務スケジュールを作成する。

夕方、友達から留守電。
「電話ちょうだい!」
会議終了後、電話したら
婦人科の名医、大鷹美子先生を紹介された。(健康百科の監修もしている)
予約殺到の先生だけど朝一番で電話で話をきいてもらえるとのことだった。

子宮体癌でした 2

2006-03-24 19:45:28 | 入院日記
2005/9/8 thu
術前検査

どうやら子宮の内側全体の様子が違う。
組織をとった。これは一瞬だがつきぬけるような痛さだった。
腫瘍マーカー検査もした。
MRIを撮るため、ダッシュで新宿のスキャンニングセンターへ行った。
病院内にもあるのだが予約が大変らしい。

スキャンニングセンターは、とてもきれいでやさしい雰囲気
ヘッドホンをしてドームに入っていく。
閉所恐怖症の人はかなり苦手ではないかな?
リラックスさせるためのヒーリングミュージックはまるで無意味。
ドーム内は工事現場のように音が大きい。
なんとなく映画『アイランド』を思い出す。

2005/9/24 sat
9:30 結果を聞きに行く。

組織診より子宮内膜癌�a期。
MRIのスキャン結果からは輪郭が分かりにくいが、
内膜が厚くなっている。
腫瘍マーカーからは正常値と判定。

とにかく方法は二つ
�子宮、卵巣摘出
�3ヶ月に一度焼く手術をして様子を見る(子宮温存)

�の場合は、今回の不安要素を取り除くことによって再発防止ができる。
5年生存率は100%に近い。
デメリットとしては、子宮を摘出することにより子供は産めない。
子供は産まないからといって取ってよいというものではない。
あわせて卵巣をとるのは、卵巣から出る女性ホルモン(エストロゲン)が
よくないため。
しかし、更年期障害、骨祖鬆症などがおこる。
また、転移防止のため抗がん剤を3クール。
この副作用は、個人差はあるが髪の毛は抜ける。
メンタル的、身体的なダメージが高いのではないか。

�の場合は、子宮は温存される。
ただし、焼く手術を3ヶ月に一度は行う。
これ自体が身体的にハードではないか。
その手術時の出血でがん細胞がリンパから転移したりはしないか。
また、再発の可能性は高くなる。

確かに奇跡的にみつかった早期の癌。
でもいざ子宮を取るとなると。。。即決はできない。

なんとなく落ち着かずに友達にメールした。
「子宮がん、乳がんは進行が遅いからあわてないで。
その場で告知なんてかなり早期だよ。
もセカンドオピニオンはしたほうがいい。」
翌日、婦人科で有名な病院の電話番号を3件教えてくれた。

子宮体癌でした 1

2006-03-24 19:44:44 | 入院日記
2005/8/4 thu
会社の健康診断を受けに赤坂のトスラブに受診に行く。
30歳を過ぎたら、通常検診に加え、婦人科検診もプラス。
永谷先生(済生会中央病院)がたまたま担当。
内膜筋腫と判断されたため、ちゃんと診察しましょうということで
先生のいらっしゃる済生会中央病院へいくことになった。
先生は、自分宛に紹介状を書いてくれた。

2005/8/8 mon
8:00 受付をすまし、2Fの産婦人科へ
9:00 子宮検診。やはり子宮筋腫。
子宮鏡下手術(TCR)予定。
※子宮の内側に飛び出した直径4cm以下の筋腫を、
膣から入れた電気メスで焼ききる手術。

9月にはフラメンコの発表会があったため、10/6入院、10/7手術の
予約をする。
それまでにボンゾールという生理をとめる薬を服用。
人によっては副作用がでる人もいるらしい。

2005/8/13 sat
ボンゾール服用開始

2005/8/23 tue
生理はまだある
特に副作用らしきことはない。