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日々発見の毎日を、ぽつぽつと綴ります。お菓子作り、フラメンコ、音楽フェス、入院日記。

子宮体癌でした 2

2006-03-24 19:45:28 | 入院日記
2005/9/8 thu
術前検査

どうやら子宮の内側全体の様子が違う。
組織をとった。これは一瞬だがつきぬけるような痛さだった。
腫瘍マーカー検査もした。
MRIを撮るため、ダッシュで新宿のスキャンニングセンターへ行った。
病院内にもあるのだが予約が大変らしい。

スキャンニングセンターは、とてもきれいでやさしい雰囲気
ヘッドホンをしてドームに入っていく。
閉所恐怖症の人はかなり苦手ではないかな?
リラックスさせるためのヒーリングミュージックはまるで無意味。
ドーム内は工事現場のように音が大きい。
なんとなく映画『アイランド』を思い出す。

2005/9/24 sat
9:30 結果を聞きに行く。

組織診より子宮内膜癌�a期。
MRIのスキャン結果からは輪郭が分かりにくいが、
内膜が厚くなっている。
腫瘍マーカーからは正常値と判定。

とにかく方法は二つ
�子宮、卵巣摘出
�3ヶ月に一度焼く手術をして様子を見る(子宮温存)

�の場合は、今回の不安要素を取り除くことによって再発防止ができる。
5年生存率は100%に近い。
デメリットとしては、子宮を摘出することにより子供は産めない。
子供は産まないからといって取ってよいというものではない。
あわせて卵巣をとるのは、卵巣から出る女性ホルモン(エストロゲン)が
よくないため。
しかし、更年期障害、骨祖鬆症などがおこる。
また、転移防止のため抗がん剤を3クール。
この副作用は、個人差はあるが髪の毛は抜ける。
メンタル的、身体的なダメージが高いのではないか。

�の場合は、子宮は温存される。
ただし、焼く手術を3ヶ月に一度は行う。
これ自体が身体的にハードではないか。
その手術時の出血でがん細胞がリンパから転移したりはしないか。
また、再発の可能性は高くなる。

確かに奇跡的にみつかった早期の癌。
でもいざ子宮を取るとなると。。。即決はできない。

なんとなく落ち着かずに友達にメールした。
「子宮がん、乳がんは進行が遅いからあわてないで。
その場で告知なんてかなり早期だよ。
もセカンドオピニオンはしたほうがいい。」
翌日、婦人科で有名な病院の電話番号を3件教えてくれた。

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