★LABO cafe★

日々発見の毎日を、ぽつぽつと綴ります。お菓子作り、フラメンコ、音楽フェス、入院日記。

親のこと、自分のこと

2007-01-27 21:13:00 | 日々つれづれ
実は今年になって一気にきた。介護のこと。
自分も年取ってきてるわけで、親も介護の必要な年になってくるのは当たり前。
けっこう難しいよね。

両親、入院してます。
離れて住んでるので、週に1回しか見にいけません。

でもね。
ここ数年でいろいろ覚えましたよ。
高額医療費のこと、障害年金、介護保険、成年後見人・・・etc

こういうことってさ。
前もって教えてもらえないじゃない。
実際、その状況になってはじめて「なにそれ?」ってこと多すぎ。

しかも制度もよく変わるしね。
はじめの頃は、次から次へと来る手続きでバテてましたが、
最近は、けっこう慣れてきてしまいました。

前にソーシャルワーカーの方がおっしゃってました。
もうすぐ日本は、どこの家庭も『介護のプロ』になるって。
そりゃそうだよね。
老人が増えてくるわけだから仕方ないんだけど、
一番大切なのは、「共倒れしないこと、家族がくじけないこと」です。
自分の生活、人生も大切にしなきゃだめだよってことだと思います。


帰ってきてから、スタジオかりて1時間フラメンコ自主練習。
軽く汗かいてきました。

こんな感じで、やることはやる。
自分の時間も大切にする。

なんてことが大切なんじゃないかなーと思います。


エバ!!

2007-01-19 20:56:21 | フラメンコ

実は、昼間どっぷりと疲れていて、観にいくのも億劫になっていた。
12000円さえ惜しくないほどぐったりしてたので、出かける直前まで
うちで寝ていたくらいだった。
それでも気晴らしになるだろうと新宿文化センターまで出かけた。

19:00開演。
昨日と今日の2回公演だが、昨日の「cal y canto(カル・イ・カント)」は、
正統派のフラメンコでしっかり踊ってくれるフラメンコらしい作品。
今日の「A 4 Voces(ア・クアトロ・ボセス)」は、4人のスペインの詩人たちを
モチーフにした独創的な作品。

私は、2日めのみに行った。

開演前から舞台には女性が立っていて、みかん(オレンジ?)が端から
ゴロゴロと転がっていく。
すでに始まっている不思議な世界観。

始まった。

圧巻。

シギリージャとアレグリアスでは何度鳥肌が立っただろう。
完全に突き刺さった。
ただの創作ものに終わらせない完全過ぎる踊りに息を呑む。

完璧なサパテアードやしなやかなブラソ、マノ・・・
それ以前にあの表現力、空気・・・なんだろう、うまくいえない。

誰かの心に突き刺さる。
震えさせる。

どんな表現力を持てば、そんなことができるのか。

とにかく、「感動しました」ってんじゃなくて
「刺さりました!」そんな感じです。

あれ?
あたし疲れてたんじゃなかったっけ??

お正月 in浅草

2007-01-04 17:44:51 | 日々つれづれ

なにやらヒトも車も多く、少し離れた田原町方面へ駐車。
だんなのつきそいでパーカッション楽器を豊富にあつかっている
「コマキ楽器」へ。
エスニックフロアで、なぜかカリンバに目が行き購入。1300円也。
これでお香でもたいて部屋でならして癒されちゃうわ。

さて、浅草寺でも行こうかと向かっていったところ
ご覧のとおり、人、ひと、ヒト!!!

参拝するまでに軽く二時間はかかるであろう始末。
あっさりあきらめ戻り途中、以前から気になっていた謎の食堂。
食堂といってもメニューはやきそば、おいなりさん、かんぴょう巻き、おにぎり。。。だけ?
でも店頭でつくってるやきそばのよい匂いにつられてお店の中へ。

やきそば、うまーーー
キャベツしか入ってないのになぜかはまる懐かしい味。300円!

おいなりさんとかんぴょう巻きはふつーです。でも懐かしさは味わえます。


参拝はできなかったけど、なんとなく満喫できや下町散歩でした

 


いかすぜ!鉄コン筋クリート

2007-01-03 13:36:28 | シネマ
義理と人情とヤクザの町「宝町」
この町が魅力的で、暖かくて冷たくて恐ろしい・・不思議な町。
そこで強く生きている見放された二人の子供―クロとシロ―
相対するこの二人の関係は、ピンポンのペコと月とよく似てる。
お互いの足りないものをお互いが持っている。。。

とにかく色のきれいさと躍動感にぐいぐい引き込まれてしまう。
最初の1分でやられた。

また声優陣も豪華であるが、シロの声の蒼井優にはびっくりした。
あの人はすごいね。
この映画の中で一番純粋なものの象徴、シロの声を
イメージや世界観を崩すことなく演じる、というか乗りうつってるようだ。
それぞれのキャラクターの存在感も大きく、
誰を取り上げても主役級の物語になれる。

そして問いかけてる
「ソコカラナニガミエル?」

見終わったあとに、せつなくなって泣けてきた。
思い出しては泣けてくる。
すごくきれいで純粋なものが心に突き刺さる。
そんな映画でした。