ひつじ飼いのキノコ岩との日常

家庭の事情から、トルコ国内のすったもんだまでw

カイセリの病院にて。

2017年03月04日 06時41分38秒 | 義母のこと
おこんばんわ。
ひつじ飼いで、ございます。

今日は、朝から
カイセリの病院で

義母さんの
「ANJIYO」検査がありまして。

う~ん。
日本語、ちょっと怪しいのですが。

心臓カテーテル検査、
ってやつですかね?

足の付け根から
細いプラスチック管を

動脈の中に
挿入して

心臓の中の
血管の状態、などを調べる、

あの
痛そうな、検査っす。

あれを
朝の9時頃から、

義母さん
やりますってんで。

と~ちゃんと、二人。
8時に家を出て

一路、カイセリへと
向いやした。

カイセリの病院、は
大学付属病院。


巨大なビル群が
立ち並ぶ

病院街、とも
いえそうな場所。

病棟ごとに
各科、に分かれているらしく

義母は。
心臓病棟、におりまして。

他にも。
臓器移植棟、とか
消化器系棟、とか。

でっかいビルが
林立しておりやした。


もともと、
病院、あんまり好きな人じゃないし。

日本にいた時も
こんな大層な

大学病院様、に
かかったこと、ないので。

なんだか。
オノボリサン、みたいに、きょろきょろw

朝の9時頃には
病院に着いたのだけど。

駐車場は、すでに
満タン状態。

カイセリ中の人が
病院に来てるんじゃないの?ってほど。

もう~。
混みこみの押せ押せ(爆)

どこもかしこも
すごい混雑。

シーズン真っ最中の
ディズニーランドも、

裸足で逃げるなって。
そんな感じどした。

病棟の
心臓カテーテル処置室に向うと

付き添いをしていた
義兄2号が、待っていて

義母は、15分ほど前に
処置室に入った、とのこと。

待つこと、約30分ほどで
義母の処置は終わり

皆で、病室に
戻りやした。


足の付け根の
傷口を処置して

上から、どすん、と
重しをのせて

このまま、6時間は
動いちゃあ、いけませんよ、
ってなわけで。

まあ。
結果としては、良好で

血栓などもなく
明日には、無事に

退院できることに
なったんだけどね。

なんですか。
こういう、重病な人も入る病棟ってのは

う~ん。
なんというか。
怖いねえ。

痛みに耐えかねて
うなってる人、とかね。

こう、わ~っ!!と
騒がしくなったと思ったら

医者が、全速力で
斜めむかいの病室に

血相変えて
駆け込んできたり、とかね。

まあ。幸いな事に。
お亡くなりになる人は、いなかったけど。

心臓、だもんね。
いつ、どうなっても、おかしくない人ばっかり(汗)

いやいや。
明日に、退院できて、よかった。


この他にも、
いろいろ、検査をした義母は

結果としては。
軽度の心臓弁膜症でしょう、と。

でも、
薬で、状態維持できますよ、と

そういうこと
らしかったです。

心臓の弁膜は
年とともに、硬化するそうだから。

まあ、
しょうがない、といえば
しょうがない。


トルコは、何につけても
コネと金、がモノを言う社会、なんですが(爆)

今回も、
大学病院の心臓外科で

一番といわれる
教授様、に診てもらったのは、よかったが。

彼だけ、オフィスが
病院外の、プライベートオフィスだし

検査の執刀料も
他の医者が、1万円なら

この教授様、だけは
5万円くらいするし。

なんかね。
そう言っちゃあ、何だけど。

命、も
商売の道具に、なっちゃうあたり

しょうがない、とはいえ。
やるせないなあ、と。
思った次第で、ござんした。

現在、トルコの国立病院は
基本、タダなんだよね。

難しい治療や
特殊処置、とかなければ

国保に入ってる人は
皆、タダ。

そして、この
国民総保険加入制度、を
実現させたのは

何を隠そう、
現政権党の、AKP党の、

当時の、エルドアン首相、で
ござんした。

そう考えると、確かに
この党の、国民貢献度は、

決して、
低くないのだけど。

まあ、
最近は、どうも

方向性を間違っているような
気が、しないでもないけど(爆)

昔は、保険料とかが
高くて

貧乏人は死ね、的な
状態だったからねえ…。

保険に加入している
家族の、他の人の名義で

違う人が
診察を受ける、なんてことも

昔は、ザラに
あったんでござんすよ。

今、は。
健康に関しては

金に糸目は、つけられない、
ってんで

医者は、
ボロ儲けしてますけどね。

イスラエル人、の
…名前忘れちゃったけど

なんたら、言う
有名な、

コラムニスト?だか、
小説家、だかの人が

こないだ、招かれて
イスタンブールに、講演に来てたんだけど。

これから、
すべての分野で

機械化が
進んでいくと

医者、という商売は
なくなるでしょう、と言ってた。

経験、とか、実績、とか
いうものは

すべて、データ化されて
機械にインプットされるので

人間が、不確かな
経験を元に

診断を下す必要も
なくなるし

手術のような
仕事も

機械が、的確に
やってくれるように、なるんだって。

その上、その上。
人間の体自体が

機械化されたパーツに
(電池で動く、心臓とか、義足、など)

代わっていく
可能性も高いので

そしたら。
壊れたパーツは

どんどん
部品交換していけば
いいだけだから。

医療、というものの
方向性は

今とは、まったく
違ったものに、なってくるでしょう、と。

そんな事を
言ってましたねえ。

来年には。
1週間の旅程で

民間人を
月まで連れて行く、計画があるんでしょ?

何か、すごいね。
人類の未来は、

どう変わって行くのか、と
考えると、わくわくしますな。

www
何か、話題がそれまくりましたが

とりあえず。
お疲れ様、な一日で、ございました。



本日も、お付き合いいただいて
ありがとうございます。

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おまけ。
最近、残飯を持って行っては

野良猫を、餌付けしている
次男君。
コメント (2)
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