引き続き,広瀬隆の『資本主義崩壊の首謀者』たちから,犯人探し編。
スーパーバブルによる最大の責任者は,ロバート・ルービンとローレンス・サマーズ。クリントン政権時の財務長官,副長官コンビ,
やアラン・グリーンスパンFRB元議長らであると,ニューヨーク・タイムスの風刺画を引用しながら,指摘する。
まずは,ロバート・ルービンの罪から・・・, . . . 本文を読む
株価の大暴落の影には,いち早く,その動きを察知し,売り抜いて暴落後に再投資して巨万の資産を手にする輩がいる。JFKアメリカ大統領を生み出したケネディも1929大恐慌で財をなした一人である。
サブプライム・ローン景気でつりあがる株を高値で売りぬいて,原油相場や穀物相場,金相場を操り,濡れ手に粟の相場師たちも,同様だ。つめに灯をともすように,日々の糧をえることに腐心している我々とは,全く,別世界に生きる彼ら・・・。彼らが我々に何ら被害を与えないなら別段かまわないが,高騰する原油価格や穀物価格に庶民の生活は翻弄されている。無関係とは言えない。
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