こんな本を読んでいる

日々出版される本の洪水。翻弄されながらも気ままに楽しむ。あんな本。こんな本。
新しい出会いをありがとう。

ローレンス・サマーズの罪

2009年10月03日 | 読書ノート
 ローレンス・サマーズは,ルービンの片腕でノーベル経済学賞受賞のサミュエルソンの甥。史上最年 少でハーヴァード大学の教授になったことがご自慢の主である。  その罪とは,1998年に破綻した巨大ヘッジファンドLTCMを「全米が,ヘッジファンドの借金 のレバレッジ(梃子)の原理がどれほど自己増殖するかという危険性に気づいたはずなのにクリントン 政権のルービン(『資本主義崩壊の首謀者たち』(P126)」と組んで,それらをすべてもみ消した ことであるらしい。 . . . 本文を読む