こんな本を読んでいる

日々出版される本の洪水。翻弄されながらも気ままに楽しむ。あんな本。こんな本。
新しい出会いをありがとう。

投機屋総本山よる先物取引の独占支配

2009年10月06日 | 読書ノート
 投機屋の総本山は,シカゴとニューヨークにある先物取引所である。シカゴ商品取引所(CBOT)とシカゴ・マーカンタイル取引所 (CME),ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX),ニューヨーク商品取引所(COMEX)である。  CBOTは穀物,CMEは為替(金利,畜産物,不動産デリバティブ,天候<・排出権>),NYMEXが原油,COMEXが金を扱 っているのだが,1994年のNYMEXによるCOMEXの買収,2006年のCMEによるCBOTの買収を経て,2008年の, CMEグループによるNYMEXの買収によって,CMEグループとして,為替,穀物,原油,金の先物取引を行う,デリバティブ取引 に関わる世界最大の化け物会社となっている。(『資本主義崩壊の首謀者たち』(P54~59)」 . . . 本文を読む