こんな本を読んでいる

日々出版される本の洪水。翻弄されながらも気ままに楽しむ。あんな本。こんな本。
新しい出会いをありがとう。

エンソくんきしゃにのる

2006年10月28日 | Weblog
エンソくんきしゃにのる

福音館書店

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 ひろしま美術館に絵本展を見に行った。スズキコージの「エンソくんきしゃにのる」,秋山あゆ子の「くものす おやぶん とりものちょう」,ささきまきの「やっぱりおおかみ」,さとうわきこの「あめふり」の4冊を購入した。長新太のもほしかったが,さすがに一度に5冊はきついので,がまんした。

 ささきまきは,女だと思っていた細君。実は,ぼくもそう思っていた。昨年のアンデルセン展での,作者紹介で初めて知った。名前からすれば,女性と誤認するのもやむをえない。

 さとうわきこ,の「ばばばーちゃん」シリーズのお気に入りだが,何といっても,スズキコージが最高だ。ミロの風景画のようなタッチで描く絵は,中南米風のエキゾッチクな雰囲気がよく伝わって異国情緒満点である。線が太くてメリハリがあって心地よい。おっさんも楽しめましたぞ!ありがとう。スズキコージ。

 「エンソくんきしゃにのる」。エンソくんが駅弁を食べ始めるシーンのこと。羊飼いがひつじと乗り込んできて,車両いっぱい・寿司ずめになった”ひつじ”が車両にあふれんばかりに積まれた草を食べ始める。そして,食べ終わったと思ったら,いきなりお休みモードに変わる。何度眺めても楽しいのである。

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