映画 O嬢の物語

2024年03月01日 12時09分25秒 | 社会・文化・政治・経済
3月1日午前2時からCSテレビのザ・シネマで観た。
TWL(2016年3月)
O嬢の物語
Histoire d O (1975) - CINEMA SOIREE
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Histoire d'O
監督 ジュスト・ジャカン
脚本 セバスチャン・ジャプリゾ
原作 ポーリーヌ・レアージュ
製作 エリック・ローシャ(フランス語版)
出演者 コリンヌ・クレリー
ウド・キア
アンソニー・スティール(フランス語版)
音楽 ピエール・バシュレ
撮影 ロベール・フレース
製作会社 A.D. Creation
Somerville House
Terra-Filmkunst
Yang Films
配給 S.N. Prodis
 東宝東和
公開 1975年8月28日
 1976年3月13日
上映時間 105分
製作国 フランス
 カナダ
 ドイツ
言語 フランス語
次作 O嬢の物語・第二章
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O嬢の物語(原題:Histoire d'O)は、1975年のフランス映画。
 
ポーリーヌ・レアージュのポルノグラフィー文学として名高い、SM文学小説の傑作『O嬢の物語』をジュスト・ジャカン監督が映画化した作品。
主演はヒロインの“O”嬢役にモデル出身のコリンヌ・クレリーが扮している。
共演は当時はまだ美青年俳優で売っていたウド・キアがO嬢の恋人役で、城館での倒錯の世界に導くルネに扮している。
なおこの映画の続編的映画に『O嬢の物語・第二章』があるが、スタッフ・キャストが総入れ替えであるのに加え、原作に無いエピソードを中心とした内容であり、関連性は極めて薄い。
レズシーンや全裸の男女のセックスシーンもあるが、やはり、コリンヌ・クレリーが全裸になり、着衣の男とからむCMNFシーンが目立つ。
 
あらすじ
 
ヒロインOが、恋人のルネと、ロワッシー館に入る。
そこで、Oは全裸になり皮手錠と首輪をはめられ、着衣の男の愛撫を受けて鞭を打たれる。
ルネはただ見守るだけだった。
あるときはピエールという男に鞭打たれる。
全裸のままのOが紅茶を飲んでいる最中に、ルネと一緒に見知らぬ男がやってきて3人でCMNF状態となりからみ合う。
数週間が過ぎた。アパルトマンに戻り、新生活を始める。
ある時は、ルネの命令で紅茶を用意して全裸で迎えることもあった。
 
ステファン卿に紹介されたその後Oは、ルネの命令に従い、ステファン卿に身をゆだねることとなった。
 
キャスト[編集]
コリンヌ・クレリー(O嬢)
ウド・キア(ルネ)
アンソニー・スティール(フランス語版)(ステファン卿)
ジャン・ギャバン(フランス語版)(ピエール)
クリスチアーヌ・ミナッツォリ(フランス語版)
マルティーヌ・ケリー(フランス語版)
リ・セルグリーン
アラン・ヌーリー(フランス語版)
製作
 
ジュスト・ジャカン監督は、本作撮影中の1975年春に、日本のマスメディアのインタビューに答え(原文ママ)、「『O嬢物語』は、フランスのエロ文学の代表といわれていまして、10年前この原作に接して非常に現代的な愛の物語に惹かれ、自分が監督になったら、と以前から暖めていた作品です。
『エマニエル夫人』は、大変リアルにそして、美的に撮ったつもりですが、『O嬢物語』は、それ以上、数倍美しいものになっています。
だって南仏のユゼスの付近とパリ近郊の7つのシャトーで撮影されたんだから。
背景がまず美しい。
それに衣装はタン・ジュディセリ(ミク・マックのスタイリスト)が担当しているしね。おかげで『O嬢物語』の予算は200万ドルでした。『エマニエル夫人』の4倍です。
世間では『エマニエル夫人』の続編の(監督依頼を)なぜ断ったかとよく聞かれますが、ストーリーが気にいらなかったからです。
僕はエロ映画の専門家じゃありませんからね。本当に自分が撮りたいエロチックな映画は、この『O嬢物語』だけだと思います」などと話した。
『エマニエル夫人』のシルビア・クリステルの起用は、有名俳優にみな断られたため、仕方なく知人のシルビアを起用したと言うが、本作は最初から新人を主役で使うと企図したという。
 
コリンヌ・クレリーは1975年、映画興行主だった二人目の夫ルカ・バレリオの兄弟のつてにより、本作のオーディションに参加。
候補者300人の中から、ジャカン監督が選び、主人公O嬢を演じ、女優デビューした。
合格当時は既に25歳で[3]、前夫との間に生まれた6歳になる息子がいた。
 
撮影はフランストゥールから50キロ離れたロワール河畔に11世紀に建てられたエゼの城を中心に、複数の城等で、1975年3月から行われた。製作費6億円は城の改修とコスチューム代に3分の2近くを費やした[3]。

 

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