「群れ」と「集団」

2024年09月10日 07時25分38秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

「群れ」と「集団」は違う。

群れ(むれ)とは、同一種の生物の個体多数からなる集団である。

まれに複数種を含む集団を指す場合もある。

数万羽から成るムクドリの群れ。

まるで1個の巨大な生き物のように大空を黒い塊となって猛スピードで飛び回り、急転回し、場合によっては突然散開し、再び一個の群れに戻る。

動物の群れがなぜこのように統率のとれた行動をとれるのか?

動物たちの群れをめぐる様々な謎は、それが哺乳類であれ、鳥であれ、魚であれ、昆虫であれ、多くの科学者や人工知能研究者たちを魅了してきた。
■神経細胞の集団と、動物の群れの違いをどう見るのか

■群れがもつ集団の知性、知能の正体とは何か

群れのなかの個体にとっての「自由」と、集団の統率・秩序の関係

集団とは、ある特定の目的を達成するために形成された、複数の個人の集まりです。

単に何人かが同じ場所に集まっただけの状態は集団とは呼ばれません。
 
集団の例としては、家族、友人仲間、学校、会社、病院、政党、スポーツクラブ、村や都市、群集や公衆、教会、国家などがあります。
 
個人が自分らしさを発揮して自立しているのが「集団」である。
 
一方、個人の考えよりもその場になんとなく流れてる空気、特にマイナスの空気が勝るのが「群れ」と定義される。
多くのいじめも「群れ」から始まる。
自分で考えて自分で行動できることが大切である。
だが、世間の空気で何となく行動してしまうのが、群れの特徴なのだ。
 
政党こそ、「集団」ではなく「群れ」の構造になっている。
「群れ」の中に身を置くと、合理的な行動ができなくなる。
国会議員の政治資金問題も「群れ」の不合理さに帰着する。
 
 
 
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