吉村明宏 消えた理由は「威張りすぎ」

2020年08月18日 01時21分26秒 | 社会・文化・政治・経済

 転落人生を告白した吉村明宏

 歌手・和田アキ子の物まねで知られるタレントの吉村明宏(58)が8日放送のテレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!!」に出演。
和田の隣にいただけで「自分までエライと勘違いして威張ってしまった」ことで嫌われ者となり、芸能界から消えることとなったことなど、転落人生を告白した。
 吉村は18歳の時、オーディションで和田のモノマネをして合格。当時大人気番組だったTBS系「ぎんざNOW!」で芸能界デビューした。
 その後、鳴かず飛ばずの10年間を経て、和田と同じホリプロの所属となり、TBS系「アッコにおまかせ!」のレギュラーに。「はひふへほー!」のモノマネが浸透し、中継リポートのコーナーは13年間も続いた。
 当時、“芸能界の女番長”キャラだった和田にツッコむ芸風が受け、ブレーク。33歳で、TBSで平日昼の帯番組となる初の冠番組「吉村明宏のクイズランチ」がスタートするなど、レギュラー番組は11本に増え、最高月収は1000万円に達した。
 しかし「己の実力で成り上がったと過信した」という吉村。「アッコさんの隣にいただけなのに、自分までエライと勘違いした。自分の実力と勘違いして、威張ってしまった」と回顧。あちこちの番組で「スタッフに上から目線でキレまくる」など、威張り散らしていたという。
 具体的には「この台本、何が面白いの?」とダメ出ししたり、番組の内容を説明されて「お前がやれ!」とキレて帰ったり、「もう撮れ高、十分だろ!」と勝手にロケを切り上げるなど、威張り放題。その悪いウワサは芸能界に広まり、ある日、和田に呼び出され「お前、スタッフに嫌われてるで!」と注意された。しかし、吉村は反省するどころか、和田が自分の人気に「嫉妬」しているとさえ思ったという。
 冠番組はわずか1年で打ち切りに。吉村はその原因を「スタッフが全部悪い」とスタッフに押しつけた。スタッフに嫌われた吉村は17年前に「アッコにおまかせ!」も降板。11本あったレギュラーも0本となり、芸能界から消えることになったことなどを、振り返っていた。

和田のモノマネでたくさんの番組からオファーされるなど人気が高くなり、1991年9月30日から自身初の冠帯番組・『吉村明宏のクイズランチ』(TBS系列)がスタートした。帯番組のMC就任が決まったことで和田から「お前も1人前になったな」と褒められた。しかし、売れっ子になったのをきっかけに周囲への態度が大きくなり性格も横柄になってしまった、その例としてスタッフに対し「この企画何が面白いの?」とダメ出しする、台本を渡され「お前がやれ!」とキレて帰る、ロケ現場で「撮れ高もう十分だろ」と勝手にロケを切り上げて帰る、上から目線で怒ったりするなどの悪行を繰り返した。これにより吉村のスタッフに対する悪態は業界内でも知れ渡った事から和田から呼び出され「お前、スタッフから嫌われてるで!」と忠告を受けたが吉村は勘違いし、「アッコさん嫉妬ですか?」と思ったという。だが和田の指摘通りにスタッフとの関係が悪化し、冠帯番組も視聴率が低下し1年で終了した。それでもまだ『アッコにおまかせ』の準レギュラーだったため生活に困窮することはなく、1995年12月には宮古島にて芸能人ハーフマラソン大会の番組(1位間寛平、2位織田無道、他に工藤兄弟トミーズなどが参加)で3位を獲得している。1996年11月2日放送の『超熱血27時間ぶちぬき炎のチャレンジ宣言!!』では森脇健児らと共にフルマラソンに挑戦。見事5時間ほどで完走。

日頃よりジムに通ったり自宅周辺をジョギングしていることは、 テレビや雑誌(雑誌Tarzanの鍛えている芸能人のコーナーでグラビアに登場したことがある)などで何度も本人が公言している。

しかし、業界内の評判の悪さは変わることはなく1998年9月には13年間準レギュラーを務めてきた『アッコにおまかせ!』も降板することになってしまった[1]

最大の後ろ盾だった和田のバックアップを失った影響は大きく仕事が激減しレギュラー番組はついに1本もなくなってしまった。

2000年10月7日放送の『オールスター感謝祭'00秋 超豪華!クイズ決定版 20世紀最後の特大号』を最後にめったなことがない限り、全国ネットの番組に出演しなかったが、2002年1月14日放送の『ライオンのごきげんよう2002 in ハワイ』、2010年7月18日放送の『アッコにおまかせ!』12年ぶりの出演と2014年2月11日放送の『解決!ナイナイアンサー[2]、さらに5年ぶりの出演となる2015年12月20日放送『アッコにおまかせ!』・2016年2月8日放送『しくじり先生』と数える程度、テレビ出演を行っている。

解決!ナイナイアンサー』にゲスト出演時に上記のようにテレビ出演が激減した理由について問われた吉村は「上から目線でスタッフを見てたかもしれない」「イライラしてるときに俺がこの番組を回してるなどと高飛車な態度をとったことが原因ではないか」と語っており、本人がそれを2016年2月8日放送のテレビ朝日「しくじり先生」において前述のスタッフに対しての上から目線の他に挙げた理由として「アッコさんの隣にいた自分まで偉いと勘違いしていた」「売れたのは自分の実力と勘違いしていた」「自分はアッコさんの腰巾着」であったと正式に認めた[2]

 

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