人間生命に置く<人権宣言>

2024年06月26日 10時47分33秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▼苦しむ人、悩んでいる友の幸福のために行動する―この根本の一点を抜きにして宗教の生命はない。

▼<誰も置き去りにしない>その理念で、一人一人の可能性を開花させる。

一人が変われば世界が変わる。

▼「偉業」とは、往々にして幾世代にわたって築かれるものである。

たとえ一代で完成しなくとも、核となる魂、精神を継承する人たちによって結実を見る。

それこそ「偉業」というにふさわしいではないか。

▼人類の課題に一貫して挑戦することだ。

▼思想・信教の自由は、本来、人間に等しく与えられた権利であり、この人権を守り抜くことこそ、平和の基である。

▼人間生命にこそ至高の価値を見いだすことだ。

つまり、人間は、国家や社会体制に隷属した存在ではない。

<人間の精神を権力の鉄鎖でつなぐことなどできない>

国家を超えた普遍的な価値を、人間生命に置く<人権宣言>にほかならない。

もちろん、国家の役割は大きい。

国家への貢献も大切である。

だが、国の在り方のいかんが、国民の幸福・不幸に、大きな影響を及ぼすからだ。

大事なことは、国家や一部の支配者のために国民がいるのではなく、国民のために国家があるということだ。

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