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今時の住宅ローン事情

2012-07-28 14:35:13 | 仕事
私自身、ずっと前から感じていたことでしたが、最近「お客様の住宅ローン審査が、かなり厳しくなった」という同業者の声がだんだん多くなってきました。

たまたま、私が銀行にご紹介したお客様がそうだったからと思ってはいましたが(勿論、戦術を変えてOKでしたが)最近は事情が違うようです。

お客様に対しての審査基準は、表立っては以前と殆ど変わりはないので、保証会社や銀行自体の審査基準そのものが一段か二段かハードルが高くなって来ているのかもしれないですね。

以前は転職歴が多いようなケースでも、転職自体がキャリアアップにつながるケースなら問題ないということでOK、年間返済額が少しくらい年収の基準を超えているようなケースでも、色々アドバイスをくれてOKが普通であったのですが。

その反面、フラット35においても、メガバンク各行の長期固定金利は軒並み下がってきているようです。
フラット35で言えば返済期間21年以上35年以下の場合、年2.01%~2.96%と史上最低の金利を大きく謳っています。

これは一体どう解釈していったらいいんだろうかと思ってはいました。
銀行そのものは、依然として、「住宅ローン」を資金運用の対象の主力商品として位置づけており、貸し出しを渋っているわけでもないようです。
ただ、言えることは、この住宅ローン適齢期とされ30から40歳代の所得が減ったり、雇用が不安定になったりして返済能力に若干疑問符がついているということらしいです。つまり、安定収入という前提が崩れてきて、貸すほうもかなり慎重になっているということらしいです。

つまり、こういった超低金利の競争時代になって、返しやすくはなるがその借りる人の属性を、以前よりシビアに判断してしているということらしいです。

ただ、完済時の年齢、借入時の年齢、年収に対する返済負担率、勤続年数、年収の水準といった個人の属性評価はもとより、物件そのものに対する担保評価、融資比率(購入価格に対する)の審査の項目や順番は以前と殆ど変わリません。

ただ、こういった項目をクリアしてても、他の債務の状況や返済履歴を忘れていたり、確実に返していけるか、というような健康状態等を甘く考えていると、どんでん返しを食らうことがあるかも知れませんね。

しかし、普通の会社に普通に勤め普通の給料を受け取り、普通の方より少しいい生活をするんだ、という明確な目標を持っている方であれば、何も心配いりません。安心して計画を進めましょう。

最後に、住宅ローンの融資申し込みをされる場合は、住宅メーカー様や仲介の業者様等との事前のお話し合いは密にされたほうが、いい結果が出るかも知れませんよ。

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