以前、アイランドシティにできた福岡市立の「こども病院」を撮影しに行った。
元々あったところが土地が狭く、地価の高いところであったがために再築ををし、ましてや近代医療設備を導入するには無理があったということであったのだ。駐車場も狭く、医師たちがじっくり研究し、治療をするには狭く、子供たち
を預ける設備にしては不便な位置にあったものだ。
だからこの広いアイランドシティに移転してきたのだった。
そして、狭い立地ではありえなかった民間とのコラボ設備もマクドナルドなどの協力により付き添い者用の宿泊設備などもできつつある。
結果的には一番いい選択肢であったと思う。
さてこのアイランドシティ、というかこの東区の副都心化が目覚ましい。千早の元国鉄操車場跡地の再開発に伴い、また先にスタートしていた香椎駅前の再開発、香椎浜の埋め立てからアイランドシティの埋め立て等、古いものが徐々になくなり街が徐々に高層化していって、新住民がどんどん入ってきている。
元々このアイランドシティという人工島の建設ありきで、この東区の再開発は進んだように思う。
博多湾の環境破壊を伴い、自然が失われたり海洋の汚染、財政の破たんを招くなど様々な恐れが反対意見として出ていた。
結果からいえば、この人工島ができたことによりこの東区はもとより、福岡市の対外的(アジア諸国の海の窓口としては勿論、国内流通等)な位置的優越性はほぼ東京23区、横浜市、大阪市などの大都市と肩を並べているようだ。
福岡市の場合、これに人的資源の豊富さ、生活上の経済的コストの低さ、便利さなどが後押しをする。
そういった環境は、若い人々の人口の集約化を招くようになる。都心に近い広大な敷地は当然全国的な規模のチェーンが進出、豊富な人口をあてにした労働(勤務先の豊富さ)と需要をバランスよく創造する。
かつては、この九州は、東北や北海道等と同じく、東京や大阪などの大都市への労働力の供給源であった。60年だから70年代には団塊世代といわれる諸先輩方がかなりこうした都会をめざし、世界に羽ばたいた。そしてこの大都市の周辺都市に居を構え、家庭を築いていった。
こうして出ていかれた先輩方は、もともとも故郷を離れ、彼らの子供たちはその親と住んだり近くに住むことで第二の故郷ができていった。
お気づきのように、今この福岡市は若い世代が非常に増えている都市です。東京や大阪からUターン、Iターンしてきた人々、九州全域から来ている人、近隣諸国から来ている人々もどんどん増えています。
こういった若い方々が希望を持って生活できるような環境をもっともっと作っていったらよいですね。
そうしたら、空き家の放置問題なども少しずつ解決するような方策がコラボで切るような気もしますが、、、、、。
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