なんとかしてきてなんとかなった

つれづれなるままに、つぅつぅれろれろ

あいかわらずゴロゴロ

2023-02-01 23:14:13 | 日記
昼寝した。むかしの家で両親がいて弟がいて、ネコが家の中に迷い込んできたって夢を見た。直前に見てた動画はブラックホールの謎的なやつだったはずなのに、その前に見てた保護ネコを洗う動画の方だった。12年前まで住んでた前の家は祖父が戦前に建てて何回かリフォームとか増築とかしたらしい屋台骨は築100年に近い代物だった。そこで40年以上暮らしてきた。母親の実家だ。
祖母は家を大事にいてて、娘家族に家を継がせるのにはあまり気乗りしてなかったみたいだったらしいけど、当時生き残ってた長男は(実際は三男か四男、上が結核で早くに亡くなってた)名古屋で家を持ち所帯を持ってたから、かなわぬことって思ってたと思う。比較的しっかりしてた祖母は寝たきりと入院とかはしなくて、ある日昼寝したまま旅立っていった。90歳だった。昭和の終わる何年か前、
気丈だった祖母も、家のリフォームして様子が変わったのをきっかけに、認知症になり、お世話になりましたと挨拶して徘徊するようになった。まぁ、気性が荒くなったとか無くて、苦労したのは徘徊する祖母についていくのが自分の役目だったくらい。
子供の頃に憧れたのがサッシの窓だった、古い家だったから窓はレールとかじゃなくほぞ切りされた溝だったし、ガラスも木の桟に挟み込まれただけのもの。外と内の気温差なんてほぼない状態だ。また、増築を二回くらいして部屋とか風呂とかが増えたのは良いけど(最初期風呂は外だった)段差がけっこうあってね、子供の注意散漫な状態だと脛をボコボコ打ちまくってた。
ふるい家屋で高い床だったから、夏はいいけど冬が床下の冷気でジャンジャン冷えてた。夏は夏で前が県道で結構車通りも多いし、道路ギリギリに塀があり塀から50センチくらいしか離れてないところに家があって、道路側の窓があまり開けれなかった。祖母がボケた原因のリフォームで道路側の側面を一部を詰めて、道路から少し離れた感じに小さくした。これで騒音とか少なくはなったし、第一窓が開けれて風が通るようになり夏場でも空調要らないくらいに過ごしやすくなった。床下も高さがも充分あって、空気がよどまない。ちなみに神社とかの拝殿ってちょっと床が高いじゃん、あれくらい高かった。ただ、床が高いから玄関を入って段が三段は必ずあったから老人には酷いつくりだ。
そういえば、床下換気のセールスがやってきて、うちのお袋がまんまと騙されて、なんかコンセントを占有してるプラグがあってこれはなに?とお袋に聞いたら床下の換気ファンだからと、プラグを抜くとせっかく付けたから向いてはダメだと怒ったりもしてた。床下換気は布基礎で密閉されてたら重要なのかもしれないけど、家のように基礎が石おいただけで柱が乗ってるみたいなのは意味ないよ、って言っても聞かない。のちに床にもぐる事があって潜って見たら案の定、何もないところにファンだけ取り付けてて、それも換気扇の羽よりもずっと小さなファンが空しく空気をかき混ぜてた。サニッ〇スの営業がこの間きて40年くらい前に施工した記録があるけど、こちらですかね?などと犯行を自供していった。
祖父の建てた家だったし、祖母も大切にしてきた家だったから、取り壊すのは忍びなかったけど、立地と道路があまりにも近すぎて、家全体を5メートル移動する工事、それも基礎を新しくべた基礎にするよりも、新しく立て直した方が早くて安いから泣く泣く建て替えた。
まぁ、生活はしやすくはなったきがするけどね。

夢でたまに昔の家の間取りが出てきて、懐かしいやら侘しいやら、あの頃がよかったな、なにも持ち合わせてはなかったけどいっぱい何かを持ってた気がするな、などと感慨深い。


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