なんとかしてきてなんとかなった

つれづれなるままに、つぅつぅれろれろ

矢つき刀折れ。。。ってならまだ良かったんだけど

2020-08-28 22:46:52 | 日記
まぁ、あれだ、首相辞任で大騒ぎなわけだ。

これは案外困ったことになるかもしれないねぇ。
日本万歳、安倍首相頑張れーという気持ち悪い勢力と、アベガーアベガーって社会の劣化を首相一点に凝縮してると思ってる残念な勢力の両極端がバランスとって後退していったわけじゃん。へんな意味で求心力があったわけで、そのバランスが崩れるのは間違いない。
たしかにあの人を忖度したばっかりに、あの人が言うもんだから、あの人がそんなこと言っちゃったから、という事案は多々あったと思う。公文書がのり弁になったのもあの人がいたからだ。あの人がいなくなれば少しはまともに変わることも期待できる。
しかし、ソフト独裁みたいなシステム、言ってしまえばルール違反も無視したりゴールポスト動かせばなんとかなるやん、っていみじくも証明してしまったわけで、システム自体に乗っかってしまえば、強烈なカリスマとか卑しいポピュリズムがあったわけでもないあの人でも、これほど長く最高権力を維持できたのを考えると、次の首相はより一層愚民政策を進めるだけで、システムが勝手に政権を維持してくれるわけだ。

もちろん民主主義とか立憲主義を希求する善良な国民はそれを論うだろう(あげつらうって漢字はこう書くんだ知らなんだ)だけど、今までのメディアとか世論とか(どちらも何かしらのバイアスがかかってるのだけど)は「野党は揚げ足を取るだけ」くらいの感覚しか持ってない。
憲法遵守とかあたり前田のクラッカー(古!!)な筈なのに、それを指摘することが揚げ足になり、不正とか不公正とかの指摘は屁理屈になる。

そう、あのルーピーって小馬鹿にされた鳩山元首相が辞任会見で言った事「国民が聞く耳を持たなかった」が未だに続いてる。

普段、政治向きな事を考えない普通でしかも大多数の日本人は、どうもメディアの露出度が好感度とか仕事やってる感とかに直結してるみたいで、その中身までは判断できてないし、記憶力にも難があるようで、一定期間時間がたつとすっかり忘れるのは当たり前で、時たま都合で左右されてしまいがちなようだ。
あんがい安倍政権でやったヘマなことが民主党政権でしでかしたことになるかもしれないくらい。
まして、これから辞任騒ぎであの人の映像があちこちで流れるだろうから、「街の惜しむ声」などとワケのわからないインタビューでレガシーが作られかねないから、次の人もその流れとシステムには乗っかるだろう。つまり安倍政権システムはまだまだ終わっちゃいない。

反安倍な人も安倍マンセーな人も最高指導者を失う訳で、尊師不在な自称普通の日本人さんたちは心の拠り所を失う羽目になり、差別主義にのめり込むかもしれないし、反安倍勢力はクレーが飛ばなくなってしまうから散弾銃はどこに向ければいい?ってなりかねない。(麻生副総理はクレー射撃の選手だった)
まぁ、そんなことにはたぶんならない。もっと混沌とした事になる。

僕ら国民が取り戻したい形が千差万別となり、安倍的な何かはすでにそこいら中にあるわけで、その権化と化した首相がいるからそれが焦点とされてきただけなんだ。

これは声を大にして言いたい
問題はそこじゃない。ここにある。




たぶん辛酸をなめるのはここからだし、正念場は今からだ。
劇的なんてない。
まだまだジグザグの道は果がない・・・・・

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