錫 杖 流

我流を貫く自由人です。

釧路湿原の妖精達

2019-02-23 | 北海道・史上最強寒波の中

釧路湿原には天使が舞い降りていました。



 冬景色



北海道2日目の朝。

朝風呂を頂いてテレビで天気予報をチェック

道内の気温は軒並み、マイナス20度前後

陸別では,マイナス31.2度を記録した。

当初、北海道での宿泊は全てテント泊と予定していましたが

最強寒波の報道に心折れて宿泊は全てホテル・ゲストハウス・民宿にしました。

そして

ホテルの野菜たっぷりバイキングは長旅に本当にありがたいものです。

味噌汁に納豆、牛乳と身体を元気にしてくれます。

ホテルを朝7時

車の温度計を見るとマイナス24度

見たことのない数字でしたが、旅の間毎日見てるとこれが当たり前にもなりました。


 

さあ 釧路湿原の丹頂鶴を撮りに行こう

いや、その前に釧路湿原の朝の様子も撮ってみようと思っていました。

市内から30分も走ると湿原に入ります。

初めて釧路に旅したのは20年ほど前の夏

阿寒岳とトムラウシ岳に登るのが目的でした。

市内での観光はしなかったものの

中心市街地には商店街とものすごい古いジャスコがあったのを覚えてます。

今では

ジャスコはAEON MALLに変身し

釧路市のイメージは明るいものになりました。

 



-----釧路湿原の成り立ちを少し-----

今から約2万年前のヴェルム氷期には、北海道はシベリア大陸と陸続きでした。

その後、気温の上昇と共に海面が上昇し、陸地に海水が入り込む「海進」が始まり、

約1万年前には今日の釧路湿原は海に覆われました。しかし約6000年前から、海進は停滞し、

逆に徐々に海水は引いていきましたそして、それまで海底だったところに土砂や泥炭がたまり始めました。

こうして長い年月をかけ、約3000年前から広大な湿原が形成され始めたのです。

塘路湖などの湿原に残る湖沼の多くは、かつて海だった頃の名残なのだそうです。



適当な場所を見つけて湿原にカメラを向けて見ました。

吐く息はものすごく足が長く真っ白でした。

手が痛くて痛くて5分も持ちません。


























































釧路湿原と上高地がダブります。

こんな素晴らしい自然が車窓から広がっている

なんて贅沢なんだろうか

そして

この寒さの中で

丹頂鶴の撮影が出来る

テンションは上がりっぱなしでした。


ほんま旅に出てよかった。(^.^)/