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トピアリー ブログ

すごい再現力!忠犬ハチ公のモザイカルチャー・トピアリー

おはようございます。ハッピートピアリスト宮崎雅代です。
春のこの時期、学生の街下北沢は新東京人(新年度を機に東京に来た方々)
とおぼしき若者を多く見かけます。
かくいう私も嫁に来た身。
入り組む小路をお散歩しては小さな発見を楽しんだものでした。

さて、東京・渋谷の待ち合わせ場所といえば「ハチ公前」。
まぁ、人が多すぎて待ち人を見逃すこともあるのですが(笑)。
東京大学農学部の上野博士の飼い犬だったハチ公は上野博士が突然亡くなった後も、毎日渋谷駅前で主人の帰りを待ったことから忠犬ハチ公と呼ばれました。
そして1934年4月に渋谷駅前に銅像が建てられ、除幕式にはハチ公も出席したのです。
翌1935年3月8日に亡くなったことから今日は「忠犬ハチ公の日」。
そんなお話をリスペクトして、2013年のモザイカルチャー世界博では忠犬ハチ公のモザイカルチャー・トピアリーも展示されました。

▲忠犬ハチ公のモザイカルチャー・トピアリー


その再現力に脱帽!!
もちろん鼻や目のパーツ以外は全て植物です。
点描写の絵(写真の画素?)をイメージしてみてください。
この点のひとつひとつにプラグ苗(根っこの小さい苗)を植えているのです。
忠犬ハチ公にはサントリーナを植栽し、それを散髪してリアルな毛並みを表現。
線路はサントリーナとアルテルナンテラ、そしてバラスト(線路に敷く砂利)で見事なコントラストを出しています。
さらに駅の看板には「渋谷」の文字が。
パタパタと今にも動きそう。
この展示はモザイカルチャー国際委員会会長女史の強い希望で制作したとか。
リチャード・ギア(『HACHIKO A DOG'S STORY(2009年)』の主役)のファンだったのかな(笑)。

▲写真を撮る人に囲まれる忠犬ハチ公のモザイカルチャー・トピアリー


▲線路もモザイカルチャー・トピアリー


▲駅舎を模した掲示板


▲フランス語に訳されたハチ公物語


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