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トピアリー ブログ

日本のトピアリー文化のパイオニア
株式会社ネバーランドインターナショナル「宮崎雅代」公式ブログ

松葉をジュースにしていただく!?

2025年05月08日 | 宮崎が語る花や木のはなし
おはようございます
トピアリスト・topiarist宮崎です。
5月8日は「松の日」。
1981(昭和56)年の今日「社団法人日本の松の緑を守る会」の第一回全国大会が奈良県文化会館で開催され、「松の緑を考え、守り、植樹し、感謝する」ために制定されました。
「日本の松の緑を守る会」は2003(平成15)年に解散となりましたが、今は「一般社団法人日本緑化センター」が引継ぎ様々な活動を行っています(一般社団法人日本緑化センターHP参照)。

ところで、あなたは松葉をジュースにしていただくことができるってご存知ですか?
私も知りませんでした。
というか、尖った葉が飲料になるイメージが結びつかなかった…。
これを教えてくれたのが、佐倉ハーブ園園長の柴田忠弘先生。
昨年6月に伺った時、「松葉サイダー」をご馳走してくれました。
さて、松葉サイダーのお味は…
意外に、というかとてもさっぱりしていて美味しい!
松葉ジュースの効能はWeb検索で多数出てくるので興味のある方はご覧になってください。
「いただく」ということも松への感謝!ということで!!
▲松葉サイダー
とても美味しかった!
▲正真正銘「松葉」が材料
▲松葉を短く切る
柴田先生
▲切った松葉をミキサーに
水も入れます

▲ミキサーで攪拌
▲ざるで濾して
松葉エキス完成
▲松葉エキス
ここにサイダーと氷を入れて完成
柴田先生のこだわりは
三ツ矢サイダー(笑)




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祝い花・胡蝶蘭の再生

2025年05月07日 | 宮崎が語る花や木のはなし
おはようございます
トピアリスト・topiarist宮崎です。
店舗オーナーの皆様。
記念日にいただくことの多い胡蝶蘭。
お花が終わった後の胡蝶蘭を持て余していませんか?
当社1階の美容室「BIGUIN」も通常業務に追われてお花の手入れどころではありません。
そこで当社がお預かり。
元気な株だけを植え替え、たま~にお水をあげて待つこと5か月。
日当たりのいい窓辺で養生しいると、小さな花芽が上がってきました!
毎朝花芽を伸ばし、3月に1輪目が開花!
6輪咲いたところで、美容室「BIGUIN」にお里帰りしました。
いいシステムでしょ(笑)。
成長を楽しませてくれてありがとう!

▲2024年12月
花芽がでてきた!

▲2025年1月
1ヶ月後

▲2025年2月
2か月後
奔放に伸びる花芽を誘引

▲2025年3月19日
3か月で
つぼみが膨らみ始めた

▲2025年3月25日
つぼみがでて
1週間足らずで開花!!

▲2025年4月1日
3輪開花

▲2025年4月17日
6輪開花
ソッポ向いている花が2輪

▲根元に化粧砂を入れて
お里帰り




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高嶺の花

2025年04月30日 | 宮崎が語る花や木のはなし
おはようございます
トピアリスト・topiarist宮崎です。
4月30日の誕生花はシャクナゲ(石楠花)。
花言葉は「荘厳」「威厳」。
西洋シャクナゲは、ヒマラヤなどを自生地とするものをヨーロッパで改良したもの。
18世紀以降英国のプランツハンターが優れた品種を持ち帰り、その品種は1000種にのぼるといわれています(『大人の園芸』ISBN4-09-305231-X参照)。
手の届かず遠くから眺めるしかない存在を「高嶺の花」といいますね。
これはシャクナゲが高山の岩場など危険な場所に自生し、採集が命がけだったことに由来します。
現在は園芸品種として世界各国の庭園に用いられるシャクナゲ。
葉には毒性があるので気を付けてくださいね。
▲雨にぬれるシャクナゲ
@水戸市植物公園
▲夕陽を受けるシャクナゲ
@あしかがフラワーパーク




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百花の王・ボタン

2025年04月21日 | 宮崎が語る花や木のはなし
おはようございます
トピアリスト・topiarist宮崎です。
4月21日の誕生花はボタン(牡丹)。
8世紀頃に中国から渡来し『枕草子』にも登場します。
「百花の王」とも評される花。
根の皮部は「牡丹皮(ぼたんぴ)」と呼ばれ、漢方薬として用いられます。
その効能は消炎・浄血・鎮痛。
ゴージャスなボタン(牡丹)の花で今週もはじめましょう♪
▲ボタン(牡丹)
中央の大きな花




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カロライナジャスミン

2025年04月18日 | 宮崎が語る花や木のはなし
おはようございます
トピアリスト・topiarist宮崎です。
4月18日の誕生花はカロライナジャスミン。
ジャスミンのような芳香を放ち、自生地のひとつ“アメリカ・カロライナ州”からこの名がつきました。
学名Gelsemium sempervirensGelsemiumもイタリア語でジャスミンという意味。
写真はカナメモチの生垣に絡みついて顔を出したカロライナジャスミン。
鮮やかな黄色が強健な生命力を感じます。
同じ仲間のGelsemium Eleganceは中国原産で強い毒があるので注意してくださいね。
▲カナメモチの生垣から顔を出した
カロライナジャスミン
▲カロライナジャスミン

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オレンジデー

2025年04月14日 | 宮崎が語る花や木のはなし
おはようございます
トピアリスト・topiarist宮崎です。
4月14日は柑橘類の産地であるJAえひめが制定した「オレンジデー」。
2月14日「バレンタインデー」に告白し、3月14日「ホワイトデー」に返礼し、4月14日にその愛を確かなものにする、というもの。
欧米ではオレンジが多産のシンボルであることから、花嫁がオレンジの花を飾る風習があるのだとか。
オレンジの花はと~ってもいい香りがするのですよ。
こいうして書いている時も、柑橘類のさわやかな香りが流れてくるようです。
さわやかな香りで、今週も精一杯!
写真はWikipediaから
▲オレンジとその花




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マーガレットと恋占い

2025年04月04日 | 宮崎が語る花や木のはなし
おはようございます
トピアリスト・topiarist宮崎です。
4月4日の誕生花はマーガレット。
ギリシャ語で「真珠」を意味する女性のクリスチャンネームといわれています。
和名は木春菊(もくしゅんぎく)。
花が春菊に似ており、大きくなると根元が木質化することにちなみます。
白だけでなく、ピンクや黄色のものもありますね。
最近は花色が変化するものまであります。
そして花言葉は「恋占い」。
春ですね♪
▲マーガレット・白
▲マーガレット
シンプリーコーラル
咲き進むにつれて色が変化
▲マーガレット
ストロベリーホイップ
▲マーガレット黄




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皇居乾通りの枝垂れ桜

2025年04月03日 | 宮崎が語る花や木のはなし
おはようございます
トピアリスト・topiarist宮崎です。
4月3日の誕生樹は枝垂れ桜。
大きく枝を広げて滝のように花びらが降ることから滝桜とも呼ばれます。
先日伺った「皇居乾通り」にも枝垂れ桜が美しく咲いていました。
1枚目の写真はヤエベニシダレ(八重紅枝垂)。
明治時代に仙台市長であった遠藤庸治が仙台市内に植えたため、遠藤桜とも呼ばれています。
仙台、京都でよく見る枝垂れ桜です。
2枚目はウジョウシダレ(雨情枝垂)。
宇都宮市鶴田町の野口雨情邸に八重ベニシダレとともに栽培されていたことから名づけられた品種。
3枚目がベニシダレ(紅枝垂)
枝垂れ桜の中で花色の濃いものを指します。
大木になるものが多いのだとか。
皇居の石垣、そしてその先の高層ビルと枝垂れ桜。
東京の春の風景です。
『花図鑑 樹木』ISBN4-434-03914-8参照。
▲ヤエベニシダレ

▲ウジョウシダレ
▲ベニシダレ




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皇居乾通りの桜とソメイヨシノ

2025年04月01日 | 宮崎が語る花や木のはなし
おはようございます
トピアリスト・topiarist宮崎です。
4月1日、年度初めの誕生樹はソメイヨシノ(染井吉野)。
江戸時代末期に豊島区駒込(染井村)の植木職人が品種改良し売り出し、全国に広がったもの。
地名を冠してソメイヨシノと名付けられました。
自然交配説もあったものの、2007(平成19)年の遺伝子解析でオオシマザクラと江戸ヒガン系の交配種であることが解明されたのです(豊島区公式HP『国際アート・カルチャー都市としま』参照)。

さて、今年も「春季皇居乾通り一般公開」が始まりました。
私も初日に参加!
皇居の「気」に浸り、手入れの行き届いた桜の数々を愛でて参りました。
普段は車で通りすぎてしまう「代官町通り」の桜も見事!
前日の東京は25℃を超える夏日だったというのに、この日11時の気温は7℃。
冷たい雨に濡れた足でランチ会場にたどり着き、いただいた暖かいスープの美味しかったこと(笑)。
誘い合わせた友人とは「お約束がなかったら出てこないお天気だったよね~」
「雨のおかげで桜をしっかり撮れたね~」
と楽しい時間を過ごしたのでした。
「春季皇居乾通り一般公開」は4月6日まで。
千代田区観光協会発行の皇居お花見MAPが詳しくて便利です。
▲皇居乾通りの桜
江戸城の石垣を背景に
▲石垣と桜
▲アメニモマケズ
多くの観賞者
▲にじり寄って写真を撮る私
▲代官町通りの桜
まるで桜のトンネル
▲千代田区観光協会発行
皇居周辺MAP



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ミニスイセンの内緒話

2025年03月24日 | 宮崎が語る花や木のはなし
おはようございます
トピアリスト・topiarist宮崎です。
ミニスイセンが花盛り!
せっかちなチューリップも1輪開花。
ここは千代田区かがやきプラザの屋上庭園。
幼児からかがやき大学在校のシニアまでシャベル片手にわいわいがやがや。
楽しかった!
品種名の‘テータテート’=Tate a teteは、育種者の名にちなんでいるそうですが、フランス語のtête-à-têteが「内緒話」の意味もあります。
確かに花が顔を突き合わせて咲く様子が「内緒話」しているようにもみえますね(『家庭画報』.com参照)。
植えっぱなしで数年は元気に咲く品種。
▲ミニスイセン 
テータテート
@千代田区かがやきプラザ
▲せっかちなチューリップも
1輪開花
▲武道館を借景に咲く
ビオラとミニスイセン



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アーモンドと創世記

2025年03月14日 | 宮崎が語る花や木のはなし
おはようございます
トピアリスト・topiarist宮崎です。
3月14日の誕生花はアーモンド。
花言葉は希望。
そう、食用ナッツとしておなじみのアレです。
バラ科サクラ亜科モモ属で学名はAmygdalus communis。
日本や中国では「扁桃(へんとう)」と呼ばれます。
南アジアやペルシャ(イラン)を中心とした西アジアが原産地。
現在は地中海沿岸諸国と米国カリフォルニア州が食用ナッツの生産量の多い地域です。
『旧約聖書』の創世記にもその記載があることから、紀元前1700年ころにはありふれた植物だったと考えられています(『朝日百科 植物の世界』ISBN4-02-380010-4 C0545参照)。
写真は埼玉県川口市でみかけたアーモンドの木。
足元に実が散らばるまでアーモンドと気づきませんでした。
今はここも宅地です。
▲アーモンドの木
▲アーモンドの実
▲アーモンドの花
▲アーモンドの花
枝に沿うように花がついています



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ヒヨドリのいたずら

2025年03月13日 | 宮崎が語る花や木のはなし
おはようございます
トピアリスト・topiarist宮崎です。
アメニモマケズ
河津桜は満開です。
ここ数日花首からポタっと落ちる桜が増えました。
ヒヨドリのいたずらでしょうか。
花びらは新鮮なままなのでキッチンの窓辺に置いてみるとなかなか良い!
調子に乗って土鈴のお雛様も出してみました。
GoogleAIによると山梨県と九州地方は旧暦でひな祭りを行うとか。
河津桜が終わるまで、しばらく楽しませていただきます♪
▲アメニモマケズ
河津桜は満開
▲河津桜とチューリップ
▲土鈴のお雛様



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今週も快活に!

2025年03月10日 | 宮崎が語る花や木のはなし
おはようございます
トピアリスト・topiarist宮崎です。
3月10日の誕生花は菜の花。
ヨーロッパ原産で和名はアブラナ。
春を告げる花として各地で見ごろを迎えていますね。
菜の花の花言葉は快活。
じゅうたんのように広がる菜の花畑も美しい風景。
でもね、私は空を突く菜の花が好きです。
*写真ははままつフラワーパーク(2023年)
▲空を突く菜の花
▲ナノハナ
@はままつフラワーパーク



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これから咲きます!水戸弘道館と梅の名木

2025年03月04日 | 宮崎が語る花や木のはなし
おはようございます
トピアリスト・topiarist宮崎です。
梅と言えば水戸。
茨城県は1932(昭和7)年に茨城博物同好会に埋めの調査を依頼し、偕楽園と弘道館公園内の品種調査をしました。
この結果、名木として約40種を選定。
このうち「烈公梅、白難波、虎の尾、月影、江南所無、柳川枝垂」の6種を「水戸の六名木」としたのです。
梅見といえば日本3名園のひとつ「偕楽園」。
ですが、
私のお勧めは「弘道館」。
先月末、行ってきました。
格別手入れが行き届いた梅は見ごたえ満点!
水戸九代藩主・徳川斉昭にちなみその名がついた「烈公梅」は水戸にしかない品種。
また、水戸光圀の師、儒学者・朱舜水が日本に入れたという「江南所無」の蕾は固く、これから咲きます!
今年の開花はちょっと遅めです。
つまりまだまだ楽しむことができる、ということ!
絶品の梅をぜひ体感してみてください。
▲水戸九代藩主・徳川斉昭にちなみ
その名がついた
「烈公梅」
▲虎の尾

▲月影
▲柳川枝垂
▲柳川枝垂れの木
満開が楽しみ♪



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ネモフィラとモンカラクサとルリカラクサ

2025年02月21日 | 宮崎が語る花や木のはなし
おはようございます
トピアリスト・topiarist宮崎です。
2月21日の誕生花はネモフィラ。
青い小さな花がじゅうたんのように広がる風景をあなたも見たことがあるのでは?
北米カリフォルニア原産のこの花。
『APG牧野植物図鑑』によると「モンカラクサNemophila maculata」とあり、「ネモフィラは学名の日本語読み」らしい。
しかも花の色は白??。
花びらの先にある青い斑点から英名はfive-spot。
青い花はどこにいった?
そこで『山渓カラー名鑑』を見てみると、おなじみの青い花は「ルリカラクサNemophila menziesii」。
英名はbaby-blue-eyes。
同じネモフィラ(ルリカラクサ)属で品種が違うってこと。
面白いなぁ(当たり前か…)。
文芸出身の私。
毎朝図鑑をひっくりかえし、ほんの少し新しい知識を得るのでありました。
写真は2022年の日比谷公園。
今年の春も「青い海」がみれるでしょうか。
▲モンカラクサ(ネモフィラ)
写真は『山渓カラー名鑑』より
▲ルリカラクサ(ネモフィラ)
@日比谷公園
▲ネモフィラ満開!
写真を撮る人が群がっています(笑)



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