くまきち

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最近は自転車も乗ってる

自宅サーバ移設

2010-04-17 23:48:49 | 雑記
 先週、入学式のために1泊で帰省した。
 その時に、PC上で動かしている自宅サーバ(仮想マシン)を、新しいマシン(PRIMERGY)上に移動させる作業を予定していた。

 が、何から何までつまずき続けて、結局移行はできず、翌日午後に運送屋が PC を引き取りに来たので、サーバを停止させたまま搬出。
 PC は翌々日に東京に届いたが、ネットワークの工事は25日だからまだまだ日がある。
 回線と言えば、ウィルコムの PHS カード(NS001U)だけ。速度は何故か 128kbps 固定でしか動いてくれない。
 それでも ISDN の頃よりはマシだし、メールを送受信する程度なら全く問題はないので、この回線で動かすようにした。 そこでもすんなりとは行かず、今日になってようやく安定したところ。

 連休に帰省する時に、PRIMERGY での再構築をやるつもりだが、今はこっちで稼働させている仮想サーバを持って帰らないといけない。 サイズは 70GB。 それを持ち運べる媒体は持ってない。 手持ちの USB HDD は 40GB だ。
 USB-HDD も安くなってるから、320GB くらいのを買おうかと思うものの、こういうハマりケースでは、つぎ込んだ金は全て無駄になるの法則 に沿ってしまう場合が多い。冷静に考える。

 df 結果を見ると、実際に使われている量は 20GB 程度と分かったので、30GB で新しい仮想サーバを作って、そっちにデータやシステムを移行して、それを USB-HDD に入れて持ち帰ることにした。
 これからサーバ作る。
 回線細いから時間かかるだろうけど、帰省までには十分な時間があるから大丈夫。


 さて。 PRIMERGY で仮想化環境を作った時のつまずきは次のとおり。



1. 増設メモリが認識されない

 標準で搭載されている 1GB と同じ仕様の 1GB メモリを買っておいた。
 1024MB PC2-6400 None DDR2 SDRAM DIMM キングストンテクノロジー
 

 メモリスロットは4本で、1A, 1B, 2A, 2B となっている。
 マニュアル(システム構成図)の注意書きには、1A, 2A, 1B, 2B の順に、容量の小さいメモリモジュールから挿していくようにと書いてあるので、それにならって装着。

 電源を投入すると、すぐにピーピー鳴りだして起動しない。
 BIOS 画面にさえたどり着かない。すぐ鳴る。

 容量が同じメモリモジュールなので、1A と 1B を入れ替えてみても同じ。
 分からないし、時間もないので、標準 1GB だけにして先に進むことにした。

2. Windows XP SP2 がインストールできない

 次は OS インストール。
 Windows XP SP2 の CD-ROM をセットして起動。
 インストーラが動いて、なにやらいろいろとファイルを読み込んでいる。
 次の瞬間、ブルースクリーンになった。
 0x0000007b だかなんだかのエラー。
 CD-ROM の読み取り不良か何かだと思い、何度かやってみるけどダメ。


3. Windows XP ももちろんインストールできない

 SPなし版の Windows XP もあったので、そっちでも試してみる。
 全く同じブルースクリーンになる。

4. FreeBSD インストールしたけど

 試しに FreeBSD 8.0R を入れてみる。
 これだと VMWare を動かすのが難しいため、最終的には Windows か CentOS にするけど、今はブルースクリーンの問題のために、FreeBSD で試してみる。

 ブートしなかった。。。。

5. CentOS

 次は CentOS 5.2。
 ネットワークインストール用の CD から起動しインストール。 FTP サーバの指定で何度かしくじってやりなおしたものの、インストール自体は完了。
 指示に従い再起動。

 ブートしない。

 ここで気付く。 なんかディスクに問題がある。
 BIOS 設定を隅々までよく見たら、RAID が有効になってた。

 ディスクレスモデルに SATA ディスク1本挿しただけなんだから、RAID なしになってないといけないのに、Enable になってやがった。 あと、AHCI も有効になってた。ついでにこれもオフにしとく。
 でも、よくこれで OS インストールできたな。

 とにかく、これで CentOS がブートできるようになった。

 PC 上で動いている仮想マシンを停止させて、PRIMERGY に sftp で持ってくる。
 家のハブは 100Base-T で、スループットはそんなに高くないので、どうやら5時間半かかることが分かったので、いったんここで寝る。

6. VMWare Workstation

 入学式に行って帰宅したら作業再開。 空港に移動するまで残り4時間。

 VMWare Workstation 5.5(今使っている Windows版のと同じバージョン)をダウンロードしてインストール。 ライセンスは同じものが使えるとサイトに書いてあったので、入力。

 怒られる。。。。

 かっとなってライセンス買おうかと思ったけど、意味がないし、そもそもライセンス料の方がこのサーバよりも高いのですぐ落ち着く。


7. VMWare Server 2

 他の VMWare 製品で、無償で使えるものを試してみる。
 まず、VMWare Server 2。

 インストールは簡単。

 仮想マシンファイルを指定して起動させる。

 エラー。。。。

 はい次っ

8. VMWare Player で終了

 VMWare Player 3.0.1。

 VMWare Workstation 5 以降の仮想マシンを動かせると書いてある。
 *.vmx ファイルを開く。


 エラー orz

 どこまで手間をかけさせればいいんだ。


 ここで時間切れ。空港に向かって出発した。


 続きは月末のココロ

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (通りすがりさん)
2010-05-01 02:26:08
こんばんは。
私も自宅SVのリプレースを検討してネットをさまよっていたところ、廉価なPRIMERGY TX100 S1を知り、検討をしています。


標準で搭載されている 1GB と同じ仕様の 1GB メモリを買っておいた。
 1024MB PC2-6400 None DDR2 SDRAM DIMM キングストンテクノロジー


とのことですが、PRIMERGY TX100 S1ってECC付じゃないと食わなかったような…?
本当に標準搭載品と同じ仕様なのでしょうか。

有益なサイトを発見したので、よかったらどうぞ。
http://www21.atwiki.jp/mabomabo/pages/13.html
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Re: (くまきち)
2010-05-02 23:41:34
コメントとリンクありがとうございます。

メモリは、サーバを買ったネットショップの、推奨メモリとして載ってあったのと同じ型番のを amazon で買ったので、動くものとばかり思ってました…

結局 OS インストールはできませんでした。

Windows XP は非サポートだったので、Windows 2003 を入れようとしたのですが、RAID ドライバを FDD に入れたところ、その親ディレクトリにある txtsetup.oem ファイルを要求されて、それを入れようとすると、FDD の容量を超えてしまい、だめでした。

回避方法があるかもしれないのですが、わからず、サーバを停止させたままにしておくのも困るので、結局仮想化をあきらめました。

仮想化をあきらめると、サーバ OS としては使い慣れた FreeBSD がいいので、それを入れました。すんなり入りました。

サーバの製品としてはすごく気に入ってる(とても静か)ので、満足はしてます。
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