4月の中頃から義妹が滞在してて、連休前半が終わったら大分に戻るというので、4月28日に宇都宮まで行ってきた。
渋滞を警戒して5時出発。
首都高速で故障渋滞があったものの、その後はすんなりと進んだ。
蓮田あたりの SA で一度休憩を取ってからは一気に宇都宮へ。
着いたはいいが、早すぎて餃子屋が開いてない。
地図を見ると 1kmほど先に宇都宮城を発見。時間つぶしに向かう。
これが餃子の城(違)
城はできたてほやほやで、歴史を感じさせるものは何一つ無い。
が、ここに立派な城郭と都市があったらしく、資料室にはいろいろ興味深い展示があった。
写真にあるのは櫓(やぐら)で、これが天守閣なわけではない。 これが天守閣なら攻城はらくちんだ。
横手から回り込むと、中は公園になっており、櫓にも登れるので、高いところ好きとしては行かざるを得ない。
が、行ってみると2階は立ち入り禁止(階段はあるのに)で、1Fからは格子窓のわずかな隙間から外を見ることしか出来ず、実に残念な結果に終わる。
それでも歩き回って小一時間をつぶして餃子屋へ向かう。
まずは「みんみん」の本店に行ってみると、さっきは誰もいなかったところに40人ほどの行列ができていた。
この時点で帰りたいんだが、我慢して行列を通り過ぎて、すぐ先にある「正嗣(まさし)」へ。 ここは10人くらいしか並んでなかったので、ここへ落ち着くことにする。
待つこと20分。店が開いて第一陣で入店。
後半戦を考えて一人前ずつ注文。
皮が厚いのは好みに合わないが、餃子のたれがおいしく、よくマッチしている。
小ぶりなのですぐに食べ終わって退店。
そのまま先ほどの「みんみん」に並ぼうとしたら、係の女性が「パルコのところにもありますよ。よかったらそちらもご検討ください」と教えてくれたので、そっちへ方向転換。別に本店で食わなくてもいい。多少違ってもかまわない。
パルコの地下1Fに「来らっせ」という餃子複合施設があり、まずは「赤」の来らっせに行ってみる(後で気づくが、「みんみん」の女性が教えてくれたのはここではなく、「黄色」の来らっせである)
ひと皿に各店舗の餃子が1個ずつ計6種類が載っているセットが A ~ D まであり、各1セットを注文。
これを5人でつつくことになるわけだが、1個くってうまくても、もうそれはどの皿にもない。逆にまずくても、他のメンバがそれを食うこともない。 一期一会の24種類の餃子たち。
結果、どれもそこそこにうまいのだが、システムとメンバの組み合わせから、ほぼ無駄に胃袋を膨らませた感じ。
次に「黄色」の来らっせへ。
並ぶかと思ったらすぐ案内されて良かった。
こちらは広いスペースに4軒の餃子屋の小さい店舗が入っていて、好きなところに行って買ってきて食べるという形式。 デパートなんかにあるフードコート的なやつ。 これは良かった。
「めんめん」 最終的にこれがいちばん好みに合った。
「みんみん」 正嗣と同じく皮が厚め。味はともかく、腹一杯になりすぎな感じ。
「めんめん」の水餃子ポン酢がけ。 あっさりしてておいしい。家庭で作ると良さそうだ。
「龍門」のエビ餃子(たぶん)
ここには「さつき」という店もあるんだが、残念ながら胃袋が限界であきらめた。
宇都宮まで足を伸ばしといて何だが、蒲田で普通に食べられる餃子で十分おいしい(場合によっては蒲田のほうがうまい)と思った。
とはいえ、旅行も兼ねて宇都宮まで行った価値はある。
また北関東を訪ねてみたい。