tontonjyoのブログ

yahooから引っ越して来ました。思ったことを適当に書いています

#男女平等 には間違い無く、男性の協力が必要だが、 #フェミニズム は大まかに二種類に別れる。一つはラディカル(統制主義・女性至上主義)。もう一方がリベラル(自由主義・男女同権主義)

2018-04-01 12:03:04 | 日記


「男性はフェミニストになろう」と言ったら、炎上した。それでも僕は漫画を描き続ける【www.buzzfeed.com】



マリオが、お姫様を救いに行くのは典型的な騎士道精神。貴婦人崇拝主義なだけ。それがフェミニズムの精神に反してると感じるのは、その人がラディカル・フェミニストだからなんでしょうね。

誰しも弱い所が有るんだから、例えばララ・クロフトみたいに、女性は野郎を守りゃ良いんです。

フェミニズムには大まかに二種類有る。一つはリベラル・フェミニズム。基本的に個人の選択や市場原理などの根源的自由を重んじて、男女平等は法的な手段や社会改革を通して実現可能で有り男性との闘争は必要はないとする立場の人達。例えば行き過ぎた #Metoo 運動に対して警鐘を鳴らしたカトリーヌ・ドヌーヴさんなどは、これですね。
 
対するのがラディカル・フェミニズム。その主張は、男性中心主義は、思想や学問、市場原理などの社会構造の細部まで浸透して居て、それを徹底的に糾弾し、女性の社会的・経済的・性的な自己決定権の獲得を目標とする立場。しかし、その前提は男女同権と言うより女性的価値観を男性に強要することに有るようです。

例えばポルノグラフィ撲滅運動などが典型例。しかも、それは直接的被害者の居ない二次元キャラにまで及ぶから"まなざし村vsオタク"なんて構図が出来る。




例えば
ニュージランド首相が妊娠 6週間の産休へ 37歳のアーダーン氏【ハフポスト・朝日デジタル】


アーダーソン首相が産休に入り、その代行を務めるウインストン・ピータース副首相はオッサンの保守主義者です。ポピュリズム・ナショナリズムを政治理念とするニュージーランド・ファースト党の党首。

女性の社会進出には男性の協力が不可欠で、それには対立的な統制女性至上主義vs男性至上主義では辿り着けない。

確かにミソジニストは居る。それに対抗的になるのは解るし、私の価値観からすればミソジニーは糞だわ。

しかし、ピューリタニズム(潔癖主義)+ミサンドリー(男性憎悪)+ラディカル・フェミニズム(過激派・急進派・女性至上主義)も全く良いとは思えない。その辿り着く先はダイバーシティ(多様性=個別阻害性の共存)ですら無い。

我々人類が目指すべきはダイバーシティの更に先で、インクルージョン(相互成長型包括社会)です。

女性は男性の自由を守り、男性は女性の自由を守る。その相互関係が男女平等と言う好循環を生む。だからミサンドリーvsミソジニーは男女平等から遠ざかってると言わざるを得ない。





因みにだけど、最近、女性専用車両に興味を持ち色々調べたんだが、国内でも、御堂筋線訴訟判例で『 女性専用車両は一部の不心得者による痴漢を防止する一つの手段として導入されたものであり、男性すべてを痴漢扱いするのでないことは明らかである。』と判決されてる。つまり男性差別とはされて無い。

また痴漢被害は女性の方が多いとされるなら【女性差別撤廃条約[第4条]】の男女平等を実現する為の暫定的な措置に当たり、差別性は阻却される。

だから女性専用車両を、男性差別とするのは"お門違い"で、『男女平等に反対!!』と主張するのが正解なんだね。ただし、これをラディカル・フェミニズムがマウンティングに利用するのは違う。


御堂筋線訴訟判例では【同法34条2号の「婦人の為ニ設ケタル車室」に該当すると言うほかない。】とされたが、しかし、現在の国土交通省は『鉄道事業者において、輸送サービスの一環として導入された女性等に配慮した鉄道車両。』『利用者の理解と協力のもと女性等に配慮した車両。』と定義していて鉄道営業法上の確信は行って無い。飽くまでも憲法22条1項通説の営業の自由に基づく、鉄道事業者任意の輸送サービスの一環と成る。

東京地裁平成23年判決では、根拠を憲法22条1項通説の【営業の自由権】が保証してるとした。鉄道運営会社側の裁量で設けた限定車両と言う体。社会的実情からすれば、間違い無く、こちらの方が当て嵌まる。

要するに、鉄道運営会社が、憲法22条1項通説の営業の自由権を基に、女性に多いとされる痴漢被害を鑑みて、小学生以下の子供、障害者と介護者、それに準ずる乗客と言った広義の弱者と共に、女性を狭義の社会的弱者と定義して保護する為に設けたサービスの一貫です。それに対する妨害行為は『そのつもりで乗り込んだ乗客に不安を与える行為だ。』って話になるのは当たり前。例えば飲食店などが行うレディース・デイで、スイーツのサービスしてるような物です。

結局、そのレディース・デイにおいて「男性差別だ!!」と騒いだ客が居たとする。その結果、店員から「他の"お客様の迷惑"になりますので、申し訳ありません。お静かにお願いします。」と丁寧に注意され、それでも止めないので"お帰り頂いた"のが御堂筋線訴訟です。

他の店で何回か営業妨害を行った客が「明日。お前の店のレディース・デイを妨害する。」と予告して来たから、店側が警察に連絡して警戒して貰い。当日、予告通り営業妨害に来たので警察が静止したのが、平成23年東京地裁判例だね。

結果的に言えば、女性専用車両とは【女性差別撤廃条約〚第4条〛】の男女平等を実現する為の暫定的な措置に当たって、差別性は阻却されるし、【憲法22条1項通説の営業の自由に基づく措置】で、対する妨害は鉄道員に注意されて当たり前だし、度が過ぎれば警察が呼ばれる。しかし、これを国交省は『鉄道営業法[34条2号]の「婦人の為ニ設ケタル車室」』とはして居ない。つまり《男性の協力が間違い無く必要》な【男女平等を達成する為の暫定的な措置】に成る。そして『女性差別撤廃条約』にはこうもある。

【ただし、その結果としていかなる意味においても不平等な又は別個の基準を維持し続けることとなってはならず、これらの措置は、機会及び待遇の平等の目的が達成された時に廃止されなければならない。】

→〘男女の協力〙←で【男女平等が達成されたのなら】、〚女性専用車両も廃止しなければ成らない〛んだね。



結局、本当の意味の包括的な男女平等を達成するには男女共に互いを慮るリベラル・フェミニストに成れば良いんです。

『女性は社会的に虐げられてるのだから、男性を糾弾して頭を押さえ付ければ良い。』と言う発想だと、対立が生まれる。しかし、『女性は男性の自由を保障する。男性は女性の自由を保障する相互保証関係を構築すれば良い。』とするならどうか。社会は好循環する筈。

だからフェミニストを自称する人々はラディカル・フェミニズムでは無く、リベラル・フェミニズム→【男女の自由相互保証=男女の同権】を目指しましょう。それが『男女平等の近道』です。




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