tontonjyoのブログ

yahooから引っ越して来ました。思ったことを適当に書いています

ロシアは、ウクライナに対して、国際法を真っ向から犯してまで侵攻するだろうか?

2022-02-13 12:16:56 | 日記

確かに『核保有国』同士は、所謂「相互確証破壊」原理が働き直接対決は出来ないし、結果として動きが封じられ影響力が削がれるのだから、隣接すると自由が無くなる事に成る為に「代理戦争」や「防波堤」の為に緩衝国が必要になる。

因みに日本も、アメリカの緩衝国です。

また、専門家が軒並み騒いでるが、ロシア軍がベラルーシ軍と行ってるのは飽くまでも『軍事訓練』。これは【セオリー】です。

だから日米も『台湾海峡がきな臭くなった』時に、与那国島〜先島諸島に掛けて"第7艦隊+第2護衛隊群"などを出し、実質的な圧力を掛けなければ成らない。



今回の件に関して、ロシアの正当性を考えて見ます。

第二次東方拡大。その時に「バルト三国」がNATOに参加しました。その事によってロシアとNATO圏を分ける緩衝帯の一部が消失する事になる。

確かに、現在のロシアはNATO圏と接してるんです。従って『NATO不可侵』と『緩衝国の再拡大』が必要なのだが、しかし、国際法を真っ向から犯すだろうか? 【国際法破り】を容認すれば『明日は我が身』なのだから国際社会を敵に回す事になる。


ロシアに正当性が有るとするなら、それは未承認国家の『ドネツク人民共和国』や『ルガンスク人民共和国』『クリミア自治共和国』などの親露派住民の『民族自決権を助ける』事くらいだと思います。


かつて植民地に於ける独立運動が盛り上がった際に、それの正当性を担保したのが『民族自決権』です。それは国連憲章でも歌われる物で〘米ソ冷戦〙時代に『ワルシャワ条約機構』に於いて起きた『ハンガリー動乱』や『チェコ動乱』など、少なからず「反共産主義」の傾向があった事から、アメリカなどが、ソビエトなどに対して主張した物でも有る。


「ウクライナ」に対して『国連憲章』などの国際法を真っ向から侵さずに「ロシア軍」を侵攻させるとするなら、日米が台湾を防衛するのと似たような理由で、『ドネツク州・ルガンスク州の【親露派支配地域】』までなのではないでしょうか。首都キエフを空爆するなど完全なる侵略行為です。

確かに欧州は『LNGライン』を握られてるし、ロシアには拒否権が有るのだから『7章ベースの制裁』は出来ないだろうが、それでもロシアの侵略を許せば明日は我が身なのだから『世界的な制裁の対象』に成るでしょう。そして、それは数年では治まらないだろう。

ドナルド・トランプと、金正恩が、『ジジイ』だ『ロケットマン』だ、エスカレーションしていた頃と雰囲気が似ています。

『軍事学者』や『ジャーナリスト』など、有名軍略家の皆さんの関心事は軒並み『○月攻撃説』が踊り、それによって起きる【弊害】と【国際法的正当性】の考察は『皆無』と言っ良い程に見られない。

日本の有名軍略家の皆さまにはやはり『確証バイアス』が働いてるとしか思えません。

やっぱり似てるんです。あの頃と。