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ユダヤのクラスのユダヤ人

2005年09月19日 | ユダヤ
ユダヤのクラスを取ることを決めたとき、

「クラスメートはユダヤ人ばっかだぞ」
「そんな中にいたらいい成績取るのは大変かもだぞ」

な~んて、同居人に言われたもんですが、
クラス内をぱっと見た感じ、ユダヤ人らしき生徒はぜんぜんいない。
キャンパスでは頭にちょこんと帽子みたいなのを乗せている
ユダヤ人風の男の子を見かけることはあるけれど
残念ながら(?)私のクラスには一人もいない。
せっかくユダヤ人と一緒にユダヤについて学べると思ったのに残念~。

・・・・と思っていたら、
生徒の発言内容を聞いていると
たいてい自分や身内のユダヤ教がらみの話をする。
つまり彼らはJewish。

うーん、やっぱ見た目だけではわからんもんだ。(当たり前)

授業前の生徒たちの雑談を盗み聞きしてみても、
彼らも堂々ユダヤ人だったりする。

一人の女の子は
「私はユダヤ人としか結婚しない」
「ユダヤ人以外との結婚は親が許さないから」
と言っていて
「ほぉ~、そんなに厳しいのかい。」
と内心関心してしまった私である。


授業を受けてみて初めて思ったのだけど、
たとえ大学の単なるカリキュラムの一つだとしても、
特定の宗教に信仰深い人が他の宗教の世界に入るのは
結構おおごとそう。
なので・・・
クラスメートはユダヤ人と
無宗教人(私とか)のみかも?



ユダヤのクイズ(1)

2005年09月14日 | ユダヤ
先週ユダヤのクラスでクイズがあった。
その問題は超~~~簡単で、
今読んでいる本のキャラクターについての設問だった。
クイズの結果、5問中5問正解した生徒がほとんどだったそうで、
このクイズは本を一度でも読んでおけば
どんなアホでも正解するだろう、というほどのものだった。

が、私は5問中3問しか正解できなかった。ガーン
実はユダヤ人キャラクターの名前をしっかり覚えていなかったため、
5問中2問まるっきり違う回答をしてしまったのだ。ガーン

その本の主人公はユダヤ人の子供で「Ashar」という。
この子の名前ははっきり覚えていたのだけど
(本のタイトルの一部だし)
彼の両親の名前は全く頭に入れていなかった。
ストーリーに両親が出てきたとき、たとえ名前で書かれていても
「Asharのパパ」
「Asharのママ」
という感じのまま頭に絵を浮かべるだけで
名前そのものは全然気にかけていなかったのだ・・・

両親の名前を無視していた理由(原因?)に
彼らの名がちょっと発音しづらいことにある。

パパの名は「Aryeh」で
ママの名は「Rivkeh」という。

この二人の名はあえて音では読まず
一応ぼやぼや~と雰囲気だけ頭に入れてあったつもりなのだけど(おい)
実際クイズの問題を見たときには、どっちがどっちかわからなくなり、
Rivkeh(ママ)についての質問に対して、
「この名前はオトコっぽい。だからきっとパパだな。」
なんて思って回答した結果、全然的外れな答えになってしまったわけである。(当然)

実は英語の本だけに限らず、日本語の本を読んでいても
キャラクターの名前はたいてい飛ばしてしまう私だったりする。
なんていうか、いちいち「名前」を読むのが面倒なのだ。
この自分のアホな読み癖が、大学のクイズに悪影響を与えるとは・・・(マヌケ)

そして私は教授に呼び出しをくらった。

教授にはきちんと回答できなかった理由(言い訳)を述べて
本だってしっかり読めていることを伝えて
(ほんとに読むのラクなんだも~ん!)
とりあえず安心(?)してもらったのだけど、
内心どう思われていることやら。

ちなみに私の場合ストーリーは把握していても
教授の求めていることを理解しているかどうかは怪しい。
エッセーのトピックをもらうまではやっぱ微妙だ。
どのクラスでもエッセートピックをもらうと必ず

「ぎゃー、何この質問!」
となる私だから、このクラスでも同じだろう。



履修理由(ユダヤ学)

2005年09月01日 | ユダヤ

JST 155 Secular Jewish Identity and Culture

このクラスは一般教養Diversity単位のためと、
本来履修するはずだったIsraeli Politicsのクラスに役立ちそうだったので登録した。
(突然キャンセルされたクラス↑)
が、わたしはユダヤ教のカルチャー的部分に昔から興味があったので、
Diversity単位のためとはいえ、これはか~なり楽しみにしていたクラスでもある。


このクラスの教授は、大学編入時にとてもお世話になった人。
編入生オリエンテーション&留学生オリエンテーションに参加した日、
帰るころには陽がすっかり落ち、辺りは真っ暗だった。
そして自分の車を駐車した場所がわからず途方に暮れていたとき
私を救ってくれたのが、この教授なのだ!(叫)

NY州の冬は厳しい。
外に10分もいたら身体が凍りつきそうなくらい、さぶい。
そんな晩に編入したての大学で自分の車が見つけられず、
たまたま通りかかった教授に
「迷子になったのですが・・・」と伝えたら、
「一緒に車を探そう」と言ってくれ、
彼の車に乗せてもらい、駐車場内の自分の車を見つけることができた。
(実は駐車したところのまるっきり正反対にいた私)
この晩は本当に寒かったので本当に助かった。
車を使ってでないと、とても自分の車を探し出す気力はなかったと思う。(寒すぎ)
もしこの教授に助けてもらえなかったら、私は凍え死んでいたかもしれないし。(ウソ)

実は編入した学期にIsraeli Politicsを登録しようとしたのだが、
既にクラスは一杯で登録はできなかった。
そして車を探しているときにその話を教授にしたら、
「Historyだけどイスラエル関連のクラス持ってるよ。よかったらどお?」
と言われ、ちょっとばか考えたりもしたけれど、
自分のスケジュールと合わなかったので結局そのクラスは取らなかった。
そして今学期、半年振りにこの教授に再会だ。

以前Rate my professorという、教授の評価が見られるサイトでチェックしたところ、
この教授の評判はかなりよかった。
「とても興味深いテキストを使う」と書かれていたのを覚えているのだけど、
今読んでいるテキストは、確かに、面白い。
これはテキストブックというよりも小説で、
たとえば今まで学校で読まされた世界文学たちとか、
政治哲学たちと比べると、
断然、
読みやすいーーーーーーー!!!!(叫)
すいすい読めるぅーーーーー!!!!(叫)
小説って、こんなにラクな読み物だったのか・・・・
前の学期にニーチェとか読まされたあとだからよけいそう感じるのかも。わはは

さてさて、
このクラスの評価は3つのペーパーといくつかのクイズでつけられる。
クイズは課されたリーディングをちゃんと済ませたかどうか確かめるものらしい。
一体どんなクエスチョンが出されるんだろう。(不安)
ペーパーも憂鬱だけどね、いつものごとく。
しかも1個目の提出日は9月末。いきなりかいっ!


Txst:
A Concise History of the Jewish People $24.95
My Name is Asher Lev $14.00
Course Reader $20.04

↑これらすべて市内の一般書店で購入させられた。
つまり、学期後テキスト古本として売ることができない。むむむ・・・
個人的に本屋と提携してるのか?!