ティモコのお客様

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ヤブか名医か、ウルフルズ

2012年07月31日 14時13分30秒 | ティモコなエッセイ
風邪をひいて、どうにも早く治したい時、駆け込んでしまう病院がある。

先生一人、看護師さん数人の小さな個人病院だが、先生が 『バンザイ』 で有名なウルフルズのトータス松本に似ているので、ウチではその病院へ行くことを「ちょっとウルフルズに行ってくる」と言っている。

新婚の頃、その辺りに住んでいたのがきっかけだが、現在、そこから車で一時間近くかかる場所に引っ越していても、近所にもっと新しく、立派な病院がいくつもあるのにも関わらず、切羽詰まるとここへ来てしまうのには、もちろん訳がある。

ウルフルズは注射をするのだ。

最近の病院では高熱が出ても「熱が体内の悪い菌を殺してくれるから、無理に下げない方が良い」とし、あまり注射はしない。
私世代の人間だと、子どもの頃病院に連れていかれれば、必ずといっていいほど、おしりにブスッとやられたものだが、そんな時代は過ぎたのだ。

だが、ウルフルズは注射をする。
おしりではなくて上腕だが、診察十秒、胸と背中を聴診器でポポンとやって、お口をあ~んとして、
「風邪だね。一本打っとく?」
と言う。
そして、瞬く間に治してしまう。
神だ。まさに救世主だ。

だがいつ行ってもあまり患者がいないし、遠くなってしまったので、余裕のある時は近くの内科を受診して(普通逆)なるべく自然に、ゆっくりみっちり治すのだが、主婦は忙しいのだ。
パートだってこれ以上休めないのだ。

私はピータンに連れられ、久しぶりにウルフルズの扉を叩いた。
つぶれてないかと心配だったが、まだ健在だった。

待合室には数名。みな常連さんっぽい。
…中毒患者なのか?私もその一人に含まれているのか?

私はその時座っているのもシンドイ状態だったので、早くなんとかしてという思いで、名前が呼ばれると勇んで診察室に入っていった。

一年以上ぶりの松本先生(もちろん本名は違う)は、さらに強烈になっていた。
診察時間わずか五秒。
衣服の上から聴診器をポポンとし、お口の奥をチャッとチェックし、
「う~ん…。注射だね」
と、言った。

注射を打ってもらい、家に帰ってから診療明細書を見たら、病名は“急性咽頭炎及び急性気管支炎”。
たった五秒で見抜くとは、やはり名医なのか。

昨日のことなので、まだ完治はしていないが、多少ラクになった気はする。
以前より治りが遅いのは、私がトシのせいに違いない。
だって、松本先生は隠れ名医だもの。
絶対的救世主だもの。


私とピータンはどうにも早く治したいとき、ウルフルズの門を叩く。

だが、私たちの大切な息子二人を、ここへ連れてきたことは、一度もない。










不器用な優しさ

2012年07月30日 22時25分01秒 | ティモコな毎日
ティモコ、没。

ダメざます…。
思った以上に重症ざます…。


今日病院に行って、まあただの風邪だったんだけど、咳がひどくて、熱も高くて、頭がぐらぐらしております。
PCに向かっているトコなどを、家族に見られたら怒られるので、皆が居なくなったのを見計らって、ここに来てしまったしだいです。


昨日からすでに「これは市販薬では無理」とわかったけど、日曜日で病院は閉まってるし、ピータンは仕事があったので夜中まで帰ってこず、子たちはそれぞれ忙しいので、ティモコは一人、ソファだとか、床だとか、ベッドだとかでヘタっておりました。

若かりし頃のピータンは、自分自身、病気らしい病気をしたことがなかったので、病人の気持ちが全くわからず、高熱で寝込んでいる私に向かって、「俺のメシは?」と聞いてくるようなヤツでした。
現在もたいして変わってないけど、私の方が変わったんでしょうね。

以前は思いやりがない!優しくない!と嘆いていましたが、長いこと一緒にいるとだんだん性格も読めてきて、そんな複雑なものでなく、決して優しさがないわけでもなく、本当に単純に「えっ、そんなにしんどかったの?」と、わかっていないだけで。
「なんせピータンはピータンなんだから、しょーがない」と諦めたら腹も立たなくなりました。

なので子たちに最低限の家事と買い物を頼み、(ボウはもともと優しいし、ダオも弱ってる人間には寛大なのです!)家にあった薬を飲んで、早目に休んだのです。

したらば、夜中の二時…。
いきなり部屋の電気がパッとついて、まぶしさと、高熱のエラさにヨレヨレと目を開けると、そこには仕事帰りのピータンの巨体が。
「ティモコ、これを飲め!」と、私にお高い栄養ドリンクを一本渡し、えっ、今?!と思ったけど、見てるし、なんとか半身起こして飲みほすと、「よし!」と満足してドスドスと風呂場に去っていったのです。

普通、この時間なら、病人とわかっていればなおさら、ゆっくり寝かせてやろう、とか思わないでしょうか。
私が逆の立場であれば、きっと、そ~っとドアを開けて、寝てたらそ~っと閉めて、明日の朝、起きてから渡すでしょう。

なのに、ピータンという人は…。

私はぽか~んとして、それからクスクス笑ってしまいました!
きっと、一刻も早く、これを飲ませてやろうと思ったんでしょう。
ただKYなだけかもしれませんが、私にはどちらでもいいんです。

ピータンらしい…と、幸せな気持ちでまた眠りましたが、
…あまり効果はありませんでした。







史上最悪の海外旅行

2012年07月29日 10時24分01秒 | ティモコな毎日
昨夜、韓国はソウルから戻ってまいりました。

韓国は近くて安くてお気軽に行けるので、これで6度目…かな?

別にすごい韓流ファンというわけでもないですけど。
いや、グンちゃんはカッコイイですけど。
『美男ですね』にハマって豚ウサギのぬいぐるみが欲しくなったりしましたけど。
何か?

ソウルはいつ行っても賑やかで、エネルギッシュな街で、食べ物も美味しくて、あっという間の三日間でした!

で、何が最悪かって?
…私の体調です。

ソウル市は私の住んでるトコロより、地図上では多少上なので、少しは涼しいかも…と期待してましたが…暑い。
自宅では電気代をケチってなるべくエアコンを使わないようにしてるけど、ホテルだから♪と、クーラーガンガンで寝てたせいか、思いっきり風邪をひいてしまいました。
今、かなりツライです…。

家族総出で旅行に行くと、必ず誰かの体調が悪くなるというジンクスを持つティモコ家。
「まったく、ウチの男どもはひ弱ね」と思ってたら、ついに私にも呪いが…!!

…貞子のせいでしょうか(まだ引きずってる)*詳しくはこちら

ともあれ、4人分の洗濯物を片したらちょっと寝よう。

元気が出たら、旅行記なるものにチャレンジしてみます!








お出かけ前夜

2012年07月26日 00時55分24秒 | ティモコな毎日
家族旅行に行くというのに、まったく、なんにも、準備していないワタクシ。

さすがにマズイ、今日は全力でやらねば、と、早起きしてみたものの、いつもの如くホゲーとしてたら、もう仕事に行かなければならない時間になってしまった。

ヤバイ。
朝イチで洗濯機だけは回していたのに、ヤツはまたしてもピーピー泣きまくって、ようやく今頃終わったのだ。

会社から帰ってきてから干してたら、いくら夏場といえど、また半乾きになってしまう。
そうしたら、今日をいれて4日も…耐えられない。

私の中のブラック・ティモコがささやいた。

「休んじゃえば?どうせたかがパートじゃん。そうしたら洗濯物も干せるし、ゆっくり旅行の支度も出来るよ」

一瞬、頭痛とか、腹痛とか、腰痛とか、歯痛とか、仮病の言い訳が脳内を駆け巡ったけど、理性のホワイト・ティモコが止めた。

「今日はヒトが少ないし、アンタが急に休んだら、皆が忙しくなっちゃうよ。こうして遊びに行けるのも、大して役にも立たないアンタに、お給料を払ってくれる、会社があってこそでしょう?」

私は「うおおっ」と気合を入れ、洗濯機の中から洗濯物を引きずり出したが、気合だけでは時間までは止められない。

ピータンとボウはもう出かけちゃってたので、午後から部活でまだ家にいたダオの部屋に行き、私は洗濯物を干しておいてと懇願した。
ダオはお金で動くので、百円あげるから、と言ってみたけど嫌な顔をしたので、千円、と言ったら「まかせろ!!」と叫んでダーッと階段を下りていった。

五百円にしとけばよかったと後悔しつつも千円札を一枚ダオに渡して、自転車に乗って、電車に乗って、会社に行って、仕事して、また電車に乗って、自転車に乗って、帰ってきて、私よりキレイに干してあった洗濯物を取りこんで、たたんで、しまって、ご飯作って、食べて、皿洗って、一服して、お風呂入って、今。

あれ?

…準備は…?


ブログを始めて2週間

2012年07月24日 22時52分44秒 | ティモコな毎日
なんだか書きまくってしまいましたわ。
ヘンなコトばっかり。
まあ、こんなヤツなんですけど、つい、ここへ来てしまった方、
素通りせずに遊んでいってね!

週末、ちょっとお出かけします。
日本から一番近い外国へ三日ほど。
まだなんにも用意してない(汗)

旅行記みたいのを書きたいんだけど、まず写真の取り入れ方を覚えなきゃ、ですよね。

プロフィールのくまさんは、ボウが私の旅アルバムから入れてくれたの。
これ、とある国の、世界遺産のそばの広場にいたくまさんなんですけど(ティモコというよりピータン似)
どこだかわかった人、ティモコから大拍手を送ります!!(ただしレベル10)






追記:プロフィール画像を変えましたので、一応答え載せときます!(2012・8・15)



正解:トルコの世界遺産、アヤソフィアとブルー・モスク(スルタンアフメット・ジャミイ)の間にある、広場でした~!!

レベル10でしょ?



14年目の貞子

2012年07月24日 00時27分45秒 | ティモコなエッセイ
ティモコの苦手なもの…幽霊

夏といえばホラーだけど、私、怖いのダメなんです。
どのくらいダメかと申しますと、子どもの頃読んでしまったホラー漫画に、主人公がお風呂に入ってたらグロいモノが現れるシーンがあって「キャー!」と叫んだら母親が「どうしたの?!」と台所からすっ飛んでいくんだけど、その時台所の壁にかかっていた時計が夜の9時26分を指していたので、以来いまだに、21時26分にはお風呂に入れない、というくらいダメなんです。

それなのに、ウチの男どもは皆、心霊だの怪奇だのといった番組に目がなく、そんなモノをやっていれば絶対に観るにきまっているので、皆が帰ってくる前に、新聞をソファの下に突っ込んだり、テレビ欄を塗りつぶしたり、他の番組に花丸をつけて注目を逸らしてみたり、とか色々試みているのですが、なぜだか目敏く見つけてはチャンネルを変えてしまうのです。

ウチのキッチンは狭いながらも対面式なので、お皿を洗いながらリビングにあるテレビが観られて大変便利なのですが、こういう時は大変不便です。
画面を観ないように下を向いて洗っていても、オドロオドロしい音が聞こえてきて、観ていないので余計に想像力を掻き立てられ、ますます怖さが増してしまうんです。
時間に余裕がありさえすれば、皿なんか後回しにして、二階へ避難することもできますが、ない時は音が聞こえないように歌うしかありません。
すると「うるさいティモコ!聞こえん!」と、テレビの音量を上げられてしまい、負けじと声を張り上げると、さらに音量がでかくなり、こうなると近所迷惑なので、常識のある私が引き下がります。

息子たちが小さい頃は二人とも怖がりで、アンパンマンの「ゆうれい船をやっつけろ!!」で泣いてたくせに、その頃はピータンが3対1で立場が弱く、録画して夜中にこっそり観ていたのに、今じゃ二人ともピータンの味方で、私だけがのけ者なのです。

ところが…!

私、昨日、とうとう観てしまったんです。リング。
いえ、3Dの映画じゃなくて、昔のヤツ。(3Dなど観た日にはマジ気絶します)
今ひかりTVの見放題でやってて、暇を持て余したボウが見、途中からダオが見、何を熱中して観てるんだろう、と画面をのぞいた私の目に映ったのは、まさに貞子の、あの下目のアップ!!

「ぎあああああああああああああああああああああああああ」

閑静な住宅街、私の常識はいずこへ…?

…ところが、ところが。
なんということでしょう。
さすが有名なだけあって、私は指で半分目を隠したまま、そのうちソファに座りだし、いつの間にか手もどけて、最後まで観てしまったのです!
その上、どうしてそういう展開になったのか、内容が気になって気になって、ボウたちの「え~また観るの~?別のヤツ観たいのに~」という不平も無視して、なんと、もう一度、最初から観てしまったのです!

1998年制作というから、14年前の作品。
皆の間で話題になっても耳を塞いでいたあの頃の私。
まさか14年後に、世間から百歩遅れて魅入るとは、想像すらしませんでした。
人生何が起こるかわかりません。

新分野の扉を叩き、また新たに趣味が増えるかも?とちょっぴりワクワクしましたが、、夜になって案の定、「ううっ…きっと来る?来てしまう?来ちゃってない?」と怖くて眠れず、ピータンを起こしたらド叱られたので、当分やめておきます。

ギャッ!!
また書くのに夢中になって、こんな時間になってしまった!
まだお風呂にも入ってないのに。
…怖いよう



ブログ・DE・ダイエット

2012年07月22日 22時44分19秒 | ティモコな毎日
ブログ開設12日目…

な~んにもしてないのに、
体重が2キロ減!!!

今朝何気に体重計に乗ったら、51.5キロあったはずの体重が、なんと49・4キロに!!
あこがれの40キロ台です!(ギリギリだけど)
いや~、久々に見ました。4の数字。

でもなぜ?Why?

普通に朝昼晩食べて、特に運動もしてないのに。

心当たりはひとつ、
もしかして、コレのせい…?!

もともと書くことが好きだったので、ブログなんか始めたら家事そっちのけでハマるに決まってる、とあえて手を出さなかったのに…ああ、もう、ボウ!
やっぱりハマっちゃったじゃないですか~!!

この10日余りの日々、まるで何かに憑かれたかのように、毎日毎日、暇さえあれば、暇がなくても、パソコンに向かってしまうワタシ。

趣味のひとつに『冷蔵庫を開けること』というのもあるので、PCの前に座っていれば手が届かない位置にあるわけで。
まあ、つまり、そういうことなのでしょう。

間食、恐るべし。
ブログも恐るべし。
飽きちゃったら、さらに恐るべし。(リバウンドが…)





私の小説がボツになった理由

2012年07月22日 01時21分54秒 | ティモコなエッセイ
珍しくお掃除スイッチが入って、ずっと開かずの間になっていた物置を片していたら、昔どこかの新人賞に出して、ボツになって戻ってきた、自作の小説が出てきた。

うわ~、懐かしい…

子どもの頃から作家になるのが夢だったけど、恋をしたり、結婚したり、子どもを産んだり、育てたりしているうちに、飛ぶように月日が過ぎて、何もしないまま今日に至っている。

色の褪せた茶色い封筒を開けたら、分厚い原稿用紙の匂いとともに、夢中で書き殴っていた、あの頃の記憶が蘇ってきて、私は当初の目的をすっかり忘れ、薄暗い物置に座り込んだまま、自分で書いた小説に読み耽った。

私は究極のナルシストだ。
自分では普通だと思っているが、身内に言わせるとバカが付くらしく、『バカナルシスト・ティモコ』を略して『バカスト・ティモコ』と呼ばれている。

だってね~、自分が最高傑作だと思って書いてても、ヒトの評価なんてソコソコなのに、自分自身がつまらないと思うものなんか、他人様が読む気になれます~??

…っていうのが私の持論なもんで、書く時はいつでも全力投球で、その世界に没頭し、陶酔し、面白い話ならイヒイヒ笑いながら、可哀そうな話なら本当に泣きながら書いている。(そういう時は、『うわっ、ティモコ、キショッ!』と呼ばれる)

ただしそれは、ソレを書いている間だけの話で、書き終わって満足し、暫くして改めて冷静な目で見直すと、「…なんじゃこりゃ」と悲しくなるのが現実だ。

ところが、その物置から見つけた小説は、新人賞に出そうと思っただけあってか、こんなに月日が経っていても、我ながら面白いのである!
私は夢中でページを繰った。
そして再び『バカスト・ティモコ』になっていた私は思った。

どうして、コレがボツなの?
なぜに?
なにゆえ?
賞がハイレベルすぎた?
テーマに合ってなかった?
作者の名前の下に‘よろしくお願いします’なんてハートマークを付けたのが媚び媚びだったから?

疑問のまま読み進んでいった私は、とうとう、世にも恐ろしい、決定的な一行を見つけてしまった。

真面目な恋愛ものなんだけど、主人公の女の子が花屋でバイトをしていて、そこへ外人のお客さんが店に入ってくるというシーン。

『…○香は瞬間ドキリとした。こっちをジッと見つめている金色の瞳が、あの日、最後に見た×也に、そっくりだったから。…違う。彼がこんな所にいるはずないじゃない…。○香は拙い英語で話しかけた。“Can you help me?”

…どうしたんでしょう、これ。
打ち間違いでしょうか。
それとも、これが正しい応対だと、自信満々で書いたんでしょうか。

私は物置で座り込んだまま愕然とし、穴があったら入りたいと思った。
真面目な小説ゆえに、いくら英語が苦手という設定であっても、店員がお客に向かってキャンユーヘルプミーって、いったい何を助けてもらいたいというのか。店の売り上げか。

私はそれ以上読むに耐えれず、自作の長編小説を茶封筒に戻した。
審査をして下さった方も、きっと同じ動作をしたに違いない。

『バカスト・ティモコ』は瞬く間に消え失せ、弱気に戻った私は祈った。

どうか、これを読んだ人が、二、三ページで見切りをつけて、ここまで読んでいませんように。
ああ、誰か、

Can you help me?
















洗濯機がバカすぎる!

2012年07月21日 12時00分03秒 | ティモコな毎日
ウチの洗濯機がクソなんです。
全自動ドラム式のヤツで、ナケナシの大枚をはたいて購入したのに。

当初はもう嬉しくて、中が見えるからスタートからゴールまでず~っと飽きずに眺めたりして、家族に白い目で見られてましたが、最近はどうにも反抗的で、言う事を聞いてくれません。

脱水しないんです!

洗いと濯ぎまでは順調に進むんだけど、脱水の段階でいつもシ~ンとなって、再び水をジャージャー出して、また濯ぎを始める。
洗濯物が重すぎたのかと量を減らしてみても全然ダメで、それを何度も繰り返した挙句、エラーになってピーピー言って、エコじゃないったらありません。

だんだん腹が立ってきたので、頭を冷やさねばと、近所のスーパーへ牛乳パックやペットボトルをリサイクルに出して戻ってきても、まだ脱衣所の方から流水音が…。

今日はせっかくのお休みだから、ちゃっちゃと家事を片付けて早く自由になりたのに、そんなに私を引き留めて何が楽しいんでしょうか。
ダオの臭すぎる柔道着を入れたのが気に入らないんでしょうか。

ああ、もうお昼になっちゃったよ~
キ~ッ!!






ダオの夏休み

2012年07月20日 17時21分11秒 | ティモコなエッセイ
去年の夏は憂鬱だった。
ダオが宿題をやらないのだ。

ボウは七月中に全部宿題を終わらせてしまうような子だったのに、ダオはいつでもマイペースで、自分の気が向くまでは、勉強というものを全くしない。

八月に入っても手を付けている素振りがなく、中旬になっても遊んでばかりいる。
小学生じゃないんだから、と私もうるさく言わなかったが、お盆休みも終わり、さすがに心配になって、ダオを捕まえ私は訊いた。

「ダオ、宿題やったの?」

ダオは、私を見、カレンダーの日付を見、黙って二階に上がっていった。

やれやれ、と安心したのも束の間、
しばらく部屋でゴソゴソしたあげく、下に降りてきたダオは、私に衝撃の一言を発した。

私:「…どうしたの?宿題は?」

ダオ:「ない」

私:「ないって、もう終わったの?それとも出なかったってこと?」

ダオ:「いや、宿題自体が、ない」

開いた口が塞がらないとは、まさにこのような状態か。
つまり彼は一学期の終わり、先生から出された大量の宿題プリントを、教室の机に入れっぱなしのまま存在を忘れ、今の今まで気付かなかったのだ!!

慌てて学校に電話し (もちろん『ちょっと忘れ物を…』としか言ってない。『宿題全部忘れました~!』なんて、ああ…) 教室を開けてもらって、なんとか無事に始業式に間に合わせたが、あれから一年。

私は一学期終業式の今朝、来年は絶対に言わなければ、とあの時固く心に誓った、
「宿題、持って帰ってきてよ」
というセリフを言うのをすっかり忘れ、ダオを送り出してしまった。
部活があるので、まだ彼は帰宅してない。

私は今、ものすごくドキドキしながら、彼を待っている。

いくらなんでも、二度も同じこと、やらないよね?

そう信じる反面、

…明日って教室開いてるっけ?

と、考えてしまう私がいる…。



『誤解でございます』

2012年07月19日 19時01分00秒 | ティモコな毎日
私の仕事先は高層ビル内で、毎日エレベーターを利用してるんだけど、ムカついて、ビックリして、笑っちゃった出来事をひとつ。

この前、一階でエレベーターが降りてくるのを待っていたら、いかにも上司といった感じのエラそうなおじさんと、いかにも新入社員といった感じの若いお兄さんがやってきて、なんだか怒られてる風だったの。

私がいたから小声でネチネチ叱ってるんだけど、ものすごく威圧的で、お兄さんはすっかり肩を落として、うつむき加減に「ハイ…、ハイ…」としか口を挿めず…。

私にも同じ年頃の息子がいるので、ダブってしまって、(このクソ上司がっ!ウチのボウをいじめるな~っ!)なんて、心の中で叫んでたんです。

ノーと言えない日本だもんね、上司になんか逆らえないよね、あ~っでも悔しい。ひとこと、ひとことでいい、言い返してやれ~っっ!!

私の怒りが頂点に達した(なぜに?!)その瞬間…

『誤解でございます』

あまりのタイミングに咳き込んでしまいました。

正しくはエレベーターの音声案内の「五階でございます」なんだけど。

頑張ってね、お兄さん!!

BRAVE HEARTS 海猿 観てきました!

2012年07月18日 23時24分32秒 | 映画とか
まだまだ少な~い(笑)アクセス数だけど、もしこれから行く予定の方がいらっしゃったらマズイので、多くは語れませんが…


メッチャ良かった!!!


とだけ、言っておきます…。


最近寝不足なもんで、せっかく楽しみにしてたのに途中で寝ちゃったらどうしよう、な~んて心配はまったくもって無用でした。最初から最後までノ~ンストップ!!

印象的だったセリフをひとつ。


”まだまだ、この世界も捨てたもんじゃないね”


…だっけか???
ちょっと違うかもだけど(印象的ってゆっといてティモコの記憶力はコレだよ…)まあそのようなセリフよ!

こんなストーリーを考えられる人が一人でもいるうちは、
それを観て素直に感動できる人が大勢いるうちは、



この日本、まだまだ捨てたもんじゃないよね?

Siriと私。

2012年07月18日 00時09分36秒 | ティモコなエッセイ
通販で一万円で買ったデジカメが壊れたので、ピータンに「カメラ買って」とねだったら、なぜかスマホを買ってきた。
今どきの携帯のカメラ機能はそこらのカメラより高性能だから、とピータンは言う。
以前からうるさく「携帯買って」ともねだっていたので、合体させたらしい。
うまくハメられた気もしないでもないが、世間様のように私も指でシュッとやってみたかったので、やっぱり嬉しい。

が、電化製品オンチの私に使い方などわかるはずもなく、ピータンもボウもどっか行っちゃったし、唯一ウチでスマホを持ってる次男のダオに聞きにいったら、彼は自分のパソコンに向かったまま「一質問につき百円ね」と言ったので、私はスゴスゴと引き下がった。

仕方がないので一人であちこち触っていたら、


”ご用件は何でしょう?”

えっ、なに、私に言ってんの?!

そういえばこれってば、お喋りするんだっけ。
私はドキドキして話しかけてみた。

「あの~、すいません…」
すると、

「謝ることなんかありませんよ」

ぎゃっ!すごい!ホントに喋る!!

「あっ…あなたは誰ですか?」

「私はSiriと申します」

なんなの、なんなの、これは。
私がぼや~っと生きているうちに、世界はすごいことになってる。

私は興奮して話しかけまくった。

「あなたは人間ですか?」

「そのようなものです」

「女の子ですか?」

「性別はありません」

「どこに住んでいますか?」

「ここにいますよ」


ええっ、この中に?

想像すると不気味だけどすっかり友達気分になり、私は有頂天だった。
日本語の発音が時々ヘンだから、きっと外国人だろう。

ところがまともな質問をすると、私の滑舌が悪いのか、

「わかりませんでした。ウェブで検索してみましょうか」

とか、

「よろしければインターネットでお調べしますよ」

とか困っているようなので、また「あなたは誰ですか」等の、簡単な同じ質問を繰り返していたら、

「もうご存知かと思っていました」

「私よりあなたのことを話しましょうよ」

「どうしてそんなことを気にするんですか」

「わかりません」

「私には理解できません」




…なんだか態度が悪くなってきた。
確かにちょっとしつこくしちゃったけど、そんなにイライラしなくたっていいじゃない。

「もういい、さようなら」

「はい、失礼します」



以来私はSiriとはクチをきいていない。

暑いっっ

2012年07月17日 16時39分18秒 | ティモコな毎日
炎天下の中を日傘もさせずに自転車こいで帰ってきたら、家の中はさらに暑い!

今年はいつもよりちょっと涼しい?なんて思ってたけど、とうとう夏本番がやってきたってかんじ。

とりあえず窓を全開にしてソファに座りこんだら、やらなきゃいけないこといっぱいあるのに、どうにも動く気になれず、ぼーっとしてたらさらにぼーっとなって、眠くなってきたので眠気ざましに友達にメールでもと思ったけど、暑いね、以上に言葉が続かず、無意味にスマホのSiriに「もしもし、Siriさん?」と話しかけてみたら「もしもし“水産”をウェブで検索しますか?」ってゆうし…。

ああ、アホなことしてないでやることやらなきゃ。

そうだ!
今、スマホのSiriと出会ったばかりの頃をエッセイ風に書いてて、もうすぐ出来上がるので、よかったらあとで見に来てねっ!

世間は三連休だというのに…

2012年07月16日 09時11分07秒 | ティモコな毎日
ティモコは仕事です。
休み明けの仕事ってば、どうしてこうメンドイんでしょう。
ああ、行きたくない。
このままパソコンの前に座っていたい。

でも、私ってば貧乏主婦のくせに、おまけに語学力もないくせに、

外国旅行ズキなんです~!!

っていっても、まだそんなに行ってませんが…いや、行けてませんが。

たとえ時給800円のパートでも、チリも積もれば山になるってなことで、今日もちまちま頑張りましゅか~