ティモコのお客様

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翼よ、ただ安全に飛んでくれればいい

2015年07月24日 20時58分39秒 | 海外小話


飛行機に乗る時…
アナタは『もしも』を覚悟したりしませんか?

だって、他の乗り物より、生存率低いじゃないですか…
そのかわり事故る確率も低いんだけど。

ワタシはね、へんなハナシ、いつも、

“これが最期かも”

って思うんだ。

なんだか縁起の悪い話でごめんね
でも、そう思っちゃうんだよ…。

だから、家を出る時は、持ってく鞄の中身よりも、家の片付けに精を出すという…

だって、もし帰って来られなかったら、恥ずかしいものとか見られちゃうじゃないですか…
(なんだよソレ)
家族ならまだしも、家族総出で行ってたら、親戚とか?知人とか?御近所とか??

い~~~や~~~~!

そんな時だけじゃなくいつもキレイにしとけってハナシですよね。はい。

でもね、百歩譲って恥ずかしいもの見られてもいいから(だからなんだよ、ソレ!)家族全員一緒の方が安心だなぁ。
のこされる方が辛いから。
今回、息子達を置いて行ったからね、せめて少しでも生活の足しにと思って、ティモコのカードの暗証番号を教えようとしたら、

「そんなはしたカネいらんわ

って言われたけどね…


そんなこと毎回思ってるくせに、飛行機大好きなんですよね…。
近場でも飛行機に乗ると「行ってきたーー!」って気分になるんだよね。

離陸の時が一番怖いかな。
着陸の方が危険みたいだけど、ワタシは地面が見えてくると安心しちゃって、後は「止まれ、止まれ、止まれ、止まれ…」って祈ってるだけ。(充分怖がってます?)

飛行機がジリジリと滑走路に入って、合図が出るのを待って一回止まる。
「位置についてー!よーい…」って感じで「ドン!」で一気に走り出して、グングンスピードを上げて、上げて、上げて、上げて、



ふわっと地面から離れる瞬間。



アレがめっちゃ好きで。
(好きなんか!

その後はひたすら祈るのみ。
ヒコちゃんのお腹を撫ぜて(※飛行機の壁をこすって)

「上がれ、上がれ、上げれ、上がれーーーーーーー!!」

それで、ある程度上まで行くと、フーッって安心するのです。


ある程度ってどんな程度?



落ちたら確実に死ぬ程度。



やるなら一発でやってほしい。

中途半端に苦しむのはイヤだ!

そしてできれば、


行きより帰り希望。


ちなみにうちの家族は誰一人、そんなことは全くもって考えず、座席に着くと即行寝てます。











今回の台湾も激安ツアーのため、座席は思いっきり翼の上でした(笑)
お安いツアーは翼のトコか後方が多いのです。
ちなみに韓国とインド旅行の際、ビジネスクラスに(カネも出さずに!)乗りましたが(※両旅行記参照)前方だから安全、とは一概に言えないらしい…。
緊急着陸の時は前の方が、墜落の時は後ろの方が、多少生存確率がよろしいようです。
あと非常口の近くとか~。
そのテで検索してみたら座席の位置によるメリット・デメリットがたくさんでてきて「なるほど~~」って興味深かったわ。
でもさ、ティモコは思うんだ。
家でじっとしてても隕石が降ってくるかもしれないし、100%大丈夫とは言えない。
飛行機が墜落しても助かる人は助かる。
結局は運命。
だったら…
ガンガン乗ってやるぜぃ!!!
(そのオゼゼがあれば~~

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花粉症と飛行機

2014年05月13日 17時20分08秒 | 海外小話
数年前の三月。
そう…スギ花粉症の患者にとっては、地獄の三の月。
ハワイだったかグアムだったかサイパンだったか(覚えとけ)とにかくあっち方面の島に遊びに行ったんですね。

私は例年の如く、ジュビジュビ・ヘクション大魔王になってて、ゾンビのように飛行機に乗りこんだのだけど…
あら不思議、摩訶不思議。
飛行機が島に到着して、バスとかタクシーでホテルに行って、荷物をほどいて、「じゃ、ちょっと出かけよっか~」って頃には、ワタクシ、

花粉症患者じゃなくなっていたのです。

悪いことは「なんで?」って多少考えるけど、いいことは「やったラッキー!!」で、終わっちゃう脳ミソナッシング女ティモコ。
島にスギの木が有ったか無かったかはわかりませんが、とにかくマスクもクスリも必要なく、すっきりした鼻で島を満喫して帰国の途についたのだけど…。

帰りの飛行機の中。機体が日本の上空に近づくにつれ…

「ふぇ…ふぇ…ぶえくしょーーーん!!」

再び花粉症の症状が…
私だけでなく、静かだった機内のあちこちからも、「くっしゅん!」「ぶっしゅん!」「へくしょーい!」「ずずず~~~(鼻を啜る音)」と…。
それがまあ、露骨で。
私の少ない脳ミソで勝手に思い描いたのはこんな図。↓






帰ってからハワイ好きの知人(花粉症)にこのことを話すと、「やっぱり?!私もそうだった!」って。

そうか。花粉の飛び散ってる日本から離れれば花粉症は改善されるのか!

まあ、当たり前っちゃー当たり前なんだけどね。
アレルゲンがなければアレルギーは起きないわけで。
でもすっごい感動しちゃって。

今回、場所こそ違うけど、スギとヒノキのダブルパンチの四月、ちょっと…いえ、かなり期待してました。

が。

行きの飛行機はベトナムのハノイ乗り継ぎ⇒ホーチミン着だったのですが(帰りは直行便)ほとんどが、海ではなく中国大陸の上を飛んでったんですね。
したらば、乗りこむ時「くしゅん!ずるずる…ぶひ~」ぐらいだったのが、

「べくしょ!ぶえーくしょ!ずべべべべ~」

に…

ちょっ…マジ?何なの?スギ?ヒノキ?まさかの黄砂?それともpm2・5???
(※確証はありません。全く関係ないかもしれませが、私はひどくなった!)

最悪です。
私がです。
なぜなら、飛行機=花粉が治る と、アホの如く思い込み、マスク・花粉症の薬・目薬・ティッシュという花粉症患者必須アイテムを…

「ていっ!!

って、自宅に捨ててったからです…(期待どころの騒ぎじゃないですね…)

ポケットティッシュとウエットティッシュはさすがに持っていったけどね…花粉のためとかじゃなくて普通にたしなみと、あとトイレで困らない用にね…でもスーツケースの中なんだよ…ハンカチ一枚しか手元にないんだよ…そいつと、機内でもらったお手拭と、機内食に付いてた紙ナプキンで対処したよ…もちろん足りなかったよ…

肝心のベトナムはといいますと、ホーチミン・シティ滞在中は、
日本より症状が軽かったです。
南の島のように完璧には治まらなかったけど、かなりラクでした。

まあ、あくまでも私個人の感想ですので…まあ、ボウ(長男・軽度花粉症)も同じでしたけど…
これを読んで三月に南の島に行っても治らなかったとか、怒らないよーに!(笑)







ちなみにティモコの花粉症、かなり良くなってきました!
時々鼻がムズムズするけど、もう薬なしで大丈夫です。
まだまだ継続中の方、ファイトーー!!

↓レモンタルトだって。よろしくです
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サバサンド

2013年04月06日 14時00分39秒 | 海外小話


『サバサンド』をご存知ですか?
バケットとかに焼いたサバと、生のオニオンスライスやレタス、
トマトなんかを挟んで食べる、トルコのB級グルメです。

イスタンブールのエミノニュにサバサンド船っていうのがあって、
ものすご~く揺れてる船の上で、サバを焼いて、サバサンドにして売っています。
作り手さんたちはこんなに揺れてる場所で仕事をしてて、
気持ちが悪くならないんだろうかと心配になりますが、
このスタイルが売りなんでしょうね。

ティモコはテレビで映像を観ただけで、実際の船は見ていませんが、
ボスポラス海峡沿いの食堂で、同じものをいただきました。
それまでは焼きサバ=白いご飯!!が常識でしたが、
こんな食べ方もあるのね~とガブリといってみましたら、
んまいっ!!!
塩とレモン汁をたっぷりかけていただくとさらに美味しく、
簡単にできるので、自宅でも時々作ったりしてました。


でも最近すっかり忘れてて。
たまたまフランスパンが安かったので買って帰ってきたところ、
ふっとサバサンドを思い出して、無性に食べたくなったんです。
サバを買いに行かねば…!
夜中にコンビニのいなり寿司を買いに行くタイプのティモコ。
食べたいとなったら止まりません。
買ってきたばかりのフランスパンを食卓に放置し、即行スーパーへUターン。
家族四人分のサバの切り身を購入し、いそいそと戻ってきましたらば…





パンダ(夫)がフランスパンを丸かじりしてました。

すでに半分以下…。
今さら取り上げてもどうしようもないので、黙って冷蔵庫にサバを入れ、
もう一度パンを買いに出ました。

でもやはり玄関で気になって、まだモシャモシャやってるパンダに言いにいきました。
「冷蔵庫のサバ、食べちゃダメだよ…」






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バッタリにも程がある

2013年03月10日 17時17分54秒 | 海外小話
絵ならできちゃう!ワイキキビーチを一人占め



海外旅行の王道、ハワイ。
日本人が『一度は行きたい海外リゾート』ナンバーワン。

…ええ。知ってましたよ。
わかってましたよ。
日本人が多いってことくらいね。


旅をする目的は人それぞれ。
「家族もしくは友人、恋人と、プライスレスな思い出を作りたい」
「未知なる文化に触れてみたい」
「素晴らしい絶景をこの目で見たい」
「そこでしか味わえないソウルフードを食べてみたい」
知~らな~い~ま~ち~を~歩い~て~み~たあい~(あら懐かしい)」
エトセトラ、etc.……イーティーシー?便利ですね。


ティモコの場合はいつでもそれらの全てを含みますが、
行きたくなるきっかけは大抵、現実逃避です。
日々の、幸せだけど煩わしいこと、
嫌いじゃないけど、気を使ってしまう人がいないところ、
誰も知らない場所で、「ティモコ」じゃなく、「一旅行者」になりたい…
国内でも地元以外なら実現できますが、国外ならなおさらです。


なのでハワイのワイキキビーチで、南国の雰囲気にどっぷりつかって、アロハ~な気分でいた時に、

「あら?ティモコさんじゃないの~」

と、よりにもよって隣のおばさんに声をかけられた時は心底思いましたよ。


地球って、狭い…。


私はね、お隣さん一家が大好きなんです。
とてもいい人たちで、恵まれたこの環境に日々感謝しています。
とくにおばさんは、新婚の頃越してきた、何も近所づきあいのことをわからなかった私に、とても親切にして下さって、周りと打ち解けられるように、いつも気を配ってくれて…
五月になれば菖蒲の葉を、冬至になれば柚子を、毎年持ってきてくれます。
世代は違うけど、少女のような可愛らしい方です。
本当に、大好きなんです。
でもね、でもね、


こんなところで会いたくなかったよ…


後日、長男も、新学期の昇降口で、同級生の女の子にいきなりこう声をかけられたそうです。

「ボウくん、ハワイに行ったでしょ?アラモアナ(ショッピングセンター)で見たよ~

ワイハ、さすがの王道っぷり。


<ハワイ・オアフ島 2004年>





でも、やっぱりハワイはいいです!
リゾート地のイイところがぎゅーっと詰まってる感じ。
もし行けたら、今度はハワイ島とか、別の島にも行ってみたいな…

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ベトナム人のすんごいパワー 【ベトナム・ホーチミン】

2012年08月11日 18時14分17秒 | 海外小話

ミト―からホーチミンへ帰る途中、すごい光景を目撃したとです。

ツアーのオプションで、クチトンネルやメコン川クルーズを楽しんできた後だったので、小さな送迎バスの中では、ほとんどの人が疲れてウトウトしておりました。

私は貪欲なので、意地でもベトナムの風景をこの目に焼き付けねば~と、今にも閉じそうな瞼を必死にこじ開け、窓の外を眺めていたら…

えっ…?!
血?!

エッチではございませんよ。
広い大きな道路の真ん中に、血が飛び散っているではありませんか!

ベトナムはバイク天国です。
二人乗りどころか、三人も四人も、赤ちゃんまでも平気で乗せて、バーバー道路をかっ飛ばしております。

 

その数はおびただしく、バイク同士はスレッスレで、よく事故が起きないものだとヒヤヒヤしておりました。

しかし、やはり…

どう見ても事故です。

歩道(ていうか隅っこ)に寄せられた車の周りには人だかりができ、血の飛び散った先には、これも数人に囲まれた、バイクにまたがったおじさんが!

渋滞気味とはいえ、走っているバスの中からなので、詳しくはわかりませんが、多分に乗用車とバイクが接触した様子。
怪我はしているけど、バイクのおじさんはもう起き上がっているし、乗用車も破損している感じはナシ。

大きな事故じゃなかったみたい、ああ、良かった。
と、よくよく目を凝らして見たらば…

あれっ?笑ってる…?!

乗用車の周りの人達は、それぞれ立ったりしゃがんだりして、談笑しているし、おじさんはといえば、腕から血を流しながら、バイクにまたがったまま、
くわえタバコで、自分で自分の腕に白っぽい布をグルグルと巻きつけている!!!

考えてもみて下さい。
車にぶつかって血を流している人間が、事故現場で、自分で自分の止血をしてるんです。
平然と落ち着いて。タバコを吸いながら。
しかもそれを皆、フツーに見て…いや、ヨソ向いてるし!


ちょこっと車が擦ったくらいで警察沙汰になる日本とのあまりの違いに、驚いたけれども、同時に、あっぱれ!と感心してしまいました。

以来、小さなことでクヨクヨしてくると、あのおじさんを思い出し、あの素晴らしいパワーを分けてもらっています。

“平気平気、このくらい。大したことじゃないさ。”

              ≪ベトナム・ホーチミン郊外  2011・7月≫