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宮城
東鳴子温泉への入り口『鳴子御殿湯(なるこごてんゆ)駅』へ着いたのは、ほぼ深夜と言っていい時間でした。
…お腹が減った。
「え!アンタ稲庭うどん2食も食ったくせに?!
」と驚くなかれ…
だって、秋田県から岩手県通り越して宮城県まで来たんだよ…ローカル線でさ…3回も列車乗り継いでさ…お腹だってすくよ…ぐすんぐすん(笑)←(笑)かよ!
貧乏旅、駅から今夜予約してある宿(素泊まり)までは歩くつもりでいたので、途中でコンビニにでも寄って、おにぎりとかお茶とか調達していこうと思ってたんだけど…むむぅ…
コンビニ臭がまるでしない…(どんな臭だよ…)
開いてるお店も無さそうだし、どうしたもんじゃろのう~とキョロキョロしてましたら、「豚野さんですか?」と声をかける人が。
送迎のことは特に頼んでいなかったのに、ボウが夜遅くの到着になるから、と、途中駅から宿に電話をかけていたので、それで多分この電車で来るだろうと計算してくれたらしく、宿のご主人が車で迎えに来てくださったのです!
いや~、こういうサプライズは(大抵)疲れてる旅人には嬉しいかぎり。
おまけに、宿についたら探しに行こうと「近くにコンビニとかないですかね~」と聞いたら、宿より遠くだったのに、そのまま車で連れて行ってくれました。
今宵の宿です。
ちょ…ちょっと暗い感じが…
よ、夜中だもんね!
(※ティモコは究極の怖がりな上変な妄想癖があります
)
創業天明4年(1784年)だって!ナニ、天明って!すご~い!
今のご主人は7代目だそう…。すごい歴史のある宿なんだね…。
他にも何組かお客さんがいたみたいだけど、やはり遅かったからね、もう寝静まってる感じで…もう廊下とか温泉もほとんど電気消えてて…ご主人が入る時つけてね
って…は、は~い
出たらちゃんと消しま~す!
そして通してくれたのは一番奥の和室…。
ご主人がご好意で、予約してあった安くて狭い部屋でなく、古いタイプだけどトイレの付いた、古いタイプだけどテレビもある、古いタイプだけど広くて高い部屋にしてくれたんだ…!
わ…わ~い…!どこまで親切なのおおおお!
ボウは本当に喜んでたよ…だって広いし…トイレも…テレビも…つけ方わからなかったから結局見てないけど…
ワタスは…ワタスはね…あの…ううん、なんでもない、なんでもないよ~ふふ
あ
どこ行くの、ボウ!風呂?待って!ワタシも行くから
置いてかないでええええ!!!
…って感じでしたが…
一夜明けて明るくなったらこんな普通に明るい宿でした…。
以前こんな記事書いたことあるけど…↓↓↓
※『廃墟みたいなホテルで、ブルブル震えていた…』
一度こういう妄想バカスイッチが入っちゃうといつもこうなんだよね
だからいつまで経ってもひとりお泊り旅が出来ないのです…
せっかく広い部屋にしてくれたのに…ごめんなさいご主人、失礼をお許しください…
で、なんで以前の記事は名前伏せたのに(笑)今回は出してるかといいますと、
温泉がすごく良くて書きたかったからです。
宿の人たちも本当に感じよかったです。
もう怖くないとわかったので(笑)機会があれば是非またお邪魔させて頂きたいと思います
温泉ファイル 9/12
◎東鳴子温泉 勘七湯
24時間かけ流し
《泉質》
大浴室 ナトリウム炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉
小浴室(薬湯・不老泉) ナトリウム炭酸水素塩泉
大浴室は広くて、熱い湯。小浴室は狭いけどお湯の色が墨を入れたみたいに黒くて!古くから「赤梅の湯」として親しまれているとかで(赤っていうより黒に見えたが)不老泉っていうし…若返るかもかも~?!
次回はこけし祭り!
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