「朝日を見に行く」 インド旅行記 １５

翌朝はタージマハルを背景に朝日を見に行こう！ってことで、ロビーにAM５：２０集合。起きられないとマズイので３０分前にモーニングコールを頼んでいたんだけど…鳴らず。念のため自分でセットしておいたスマホのアラームで起きたら…時刻はAM５：０５！！おっひょーーー！！ボウを叩き起こして慌てて身支度しました。

連れて行ってくれたのは、遠くにタージマハルのシルエットがうっすら見えてる、だだっ広い河川敷。
私達以外、誰も観光客が見当たらなかったので、「きっと穴場ね！やっる～～、シングさん！」な～んて思ったのも束の間、速攻わかりましたよ、こんな絶好のポジションに誰もいないワケが…。

恒例の（？）ティモコメモを見てみましょう…。

『カがちょーでた！※蚊が超出たハエも！ハチも！でかいよ！すさまじー！わーお！』


ここだーーーーー！！！（明るくなってから撮影）
間違っても引き伸ばして見ようなんて考えないで下さい。


蚊とハエとハチから身を守ろうと必死なボウ。
「た～す～け～て～～～」

しかし、少々遠すぎた感もあるけど、やはり初めて目にしたタージマハルに感動！！


これはスマホで大きく写してみた


実際はこっち～
少しずつ空が白んできて…


オレンジっぽくなってきて…


出るか？出るのか？


出た～～～～～～！！！
ゴミの向こうに出た～～～～！！！



ハウビューティホ～～～～

どこで見てもそうだけど、朝日って並々ならぬエネルギーを感じます。
真新しい一日の始まりです。




※気分よく終わりたい方は、これより先は見ずに次回へ飛んで下さい。
残念な気持ちになっても、ティモコは責任を負いかねます。






ちゃんと注意書きしましたからね！


ようこそ、怖いもの見たさのアナタ…
とんでもないオチがありましたわよ…






朝日の感動に浸りつつ、あちこちウロチョロしながら写真を撮りまくっていたティモコ。
するとガイドのシングさんが近づいてきて言いました。
「ティモコさん、足もと気をつけてね。うん○踏んじゃうといけないから」
なぬ？！
ティモコはドキッとして聞きました。
「うん○って、ノラ牛の…？」

すると、シングさん、ニコッとケロッとこう答えました。






ナマステ～～～～




シングさん、すいませんでした。
私、まだインドを甘くみてました。　





もう押す気なくなった…なんて言わずに…
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烏龍茶

朝、家族を送り出して、自分も仕事に行く支度をしてたら、ティモコのスマホから
「ぐわっぐわっぐわっ！」
とアヒルの鳴き声（ダオからの着信音）が。
さっき元気に出て行ったのに、ナニ？！どうした？！何かあった？！と慌ててでると、
「自転車のチェーンがはずれた～」と。
ダオは自転車通学をしています。

事故とかじゃないことに半分ホッとしながら、今いる場所を訊くと、ちょうど家と学校の中間くらい。戻るも行くも歩きでは遠すぎる…自分で直すにしても、チェーンの油で手がベトベトになりそうだし、とにかくお互い時間がない！！ってことで、自転車はやむを得ず近くの草むらに放置したまま、車で学校に送って行きました。
で、ティモコも「ダオの自転車、すまん！耐えてくれ！」と心で叫びつつ仕事へ…。
終わってから即学校へダオを迎えに行き、自転車の無事を祈りつつドキドキ現場に戻ると…あった！ダオの自転車は大人しくその場で待っててくれました。

しか～し…。
コレをいったいどうするべ？

情けないことにティモコは自分も自転車通勤のくせに、自転車のからくりをあまり知らないのです。調子が悪くなるとパンダ（夫）に言うか、近所の自転車屋さんに持っていっちゃうので…。

車は小さくて積んで帰ることも出来ないし、ダオもチェーンがはずれたのは初めてのトラブル。一応パンダに着信だけ残しておいて（仕事中だけど、気付けば手が空いた時に掛けなおしてくれるので）ダオとチェーンはめにトライ！
はずれただけなんだから簡単にハマるものと楽観してましたが…これがなかなかキツくって…そのうち二人の手は油でベトベトの真っ黒けに…

どうにもハメられなかったので、もう諦めて家の近所の自転車屋さんに持っていこう、ダオは大変だけど朝と違って時間はあるから、自転車を引きずって（動くことは動く）帰ってくれという結論に。

そこで、真っ黒けになると予想されてた手を当然清めたく、鞄からウエットティシュを取り出そうとしたら、
無い…。
どうも早く早くと焦ったあまり、用意はしたものの入れ忘れたらしいんです。
バカバカ、ティモコのバカ！アンタはやっぱりティモコだよ、この役立たずの美人のおばさんめ！！

でもこの油まみれの手で運転するのは断じて避けたい…乾いたハンカチはあるけどこのまま拭いたら一枚パーだわ…ダオは自販機でペットボトルの水を買ったら？と言う…いやよ、１５０円もったいない…近くに川があるけど、急なコンクリートで水のあるトコまで降りられない…などと考えていたら、目がいってしまったのですよ。
ダオの水筒に…
曇っていたせいか、奇跡的に中身が！ちなみに麦茶よりも色の薄いウーロン茶。よかった、黒ウーロン茶を買わなくて…たまにはケチも役に立つのね…
氷が解けてさらに薄くなったウーロン茶で、しゃがみこんで手を洗いながら、ティモコは思いました。

「ヒトは追い詰められると茶で手を洗える…」


その後、家でまたトライしてたらパンダから電話があって、「棒切れとかでテコの原理でやってみ」とアドバイスをくれたので、ダオが「うをぉ～～！！」とやったら、チェーンは無事元の位置に収まりました！
パンダしゃん…わき○シャッシャのこと、ブログでチクッてごめんなしゃい…





↓↓↓おひとつヨロシクでございます…

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蜘蛛の巣屋敷

この時期、ティモコを悩ませる第二位は『ザ・クモの巣』。
（一位はあの方しかいません。しかもあのお方はエブリディ！イエ～ィ！）

ベランダだの庭だのに日々あちこち貼り巡らされる、銀糸の芸術作品。
これがまた厄介で～～～
洗濯物を干そうとして引っかかり、イヌ子を庭から回収しようとして引っかかり…。

蜘蛛の巣に引っかかったことってありますか？
めっちゃテンション下がります。
あの糸、ベタベタするんですよ…。
思いっきり引っかかると、全部綺麗に取るのに、かなりの時間と手間を要します。

出勤前なんかだと、半パニックに陥ります。
もう髪も整えて、お化粧もして、お洋服も着てますからね。
洗濯はさておき、庭に出なきゃいいハナシなんですが、お天気がいい日はイヌ子を朝一で庭に出してやって、私が出勤前に家に戻すっていうのが日課なのです。

←イヌ子だよ…使い回しだよ…でへっ！

犬ですからね…外が好きなんでしょうね…名前を呼べば走ってきますが、まだ遊んでいたい時は、またターッと裏庭の方へ走って行ってしまわれるのです。
無人の家に何時間も放しておくわけにはいきませんからね。
時間に余裕がある時は、蜘蛛の巣避けの棒切れなんかを片手に、家の裏手まで慎重に進んでいくのだけど、ない時は…悲惨な目に遭います…。そしてさらに時間がなくなるのです…。

うちにいる蜘蛛たちは、住人と一緒でとってもおバカちゃん。
自分たちの大事な家なんだから、人が通らない場所とか、うんと上の方とかに糸を張ればいいものを、わざわざ人間が通りそうな所を選んで、しかも顔面直撃ゾーンを狙って増築しては、誰かの奇声とともに破壊されていくという…。
マゾなんでしょうか？勘弁してほしいものです。





しかし、奴らは仕事が早いです。一日で再建します。ある意味感心してしまいます。

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「アグラのホテルで超絶カレー」 インド旅行記 １４

夜のアグラ ↑左クリック２回して大きくしてみてね！前回の記事の凄まじさが少しわかります…
※旅行記の見出し画像は全部引き伸ばせます。ただし、トップとカテゴリから入らないと伸ばせません…



寿命を３年縮ませてアグラヘ到着したティモコたち。
マックだのピザハットだのコスタコーヒーだのあって、なかなかの都会だけど、イスラム教の街で現在治安が悪いため、夜はウロつかないほうがいいとか。

大丈夫よ、シング（ガイド）さん。
他の二組はマチナカのホテルだったけど、ティモコとボウはヘンにランクアップしてしまったため、すんごい田舎の方に連れて行かれて、周り、なんにも無いんだから、ホテルから出ようなんて思いませんよ…。

しかし一見、どこがランクアップ？？なホテル。



↑↓到着が夜だったので翌朝の撮影です。




さっきの二組が降りたホテルでも充分だった…なんて考えながら一歩入ったら…







インド人がアップ。


いや、インド人スタッフがアップ…。
ご存知のようにインドはチップがいる国。

そんなアップいらんがな！！

ところが、なかなかどうして、このホテル、今回のインド旅では一番居心地が良かったとです。



中は清潔でビューテホー！



最初ダブルベッドの部屋に案内されたけど「親子だ」って言ったら替えてくれました。
ベッドは大変寝心地良好



お湯も出るし水量もあるけど…お湯になるまで相当時間がかかります。
ゾロゾロ付いてきたホテルスタッフたち、お湯が出るまで、ずっといてくれました。
内心、もう帰っていいよ、寛ぎたいよ、と思ったけど、これもインドだわね





このエアコンめがね…、やたら効きすぎたので夜中に一度切ったら、二度と作動しなかったアルヨ…。
インドのホテルはエアコンがあっても、温度調節機能がなかったりするのよ…。



ウエルカムフルーツ。
とにかく喉が渇いてたからね、食ってやったわよ。
甘くてデラウマかったわよ





で、なにが一番良かったかっていうと、お食事です。
このホテルの回転レストラン、今回のインド旅行の中では、一番味がお気に入りました。



が！！
このようにムーディー？な照明だったため、ティモコのスマホじゃ美味しそうには撮れませんでした…

店内はほとんど貸切状態。
ということは、そう…私たちだけのために、６名くらいスタッフが付いて、なんやかやと世話を焼いてくれました。



カレー、絶品です。涙モノです。
例のティモコメモにはこのような殴り書きが…

『カレー（ロティとライス付き）うまい、ベジタリアン、バターチキン、ダル（豆）、白いチーズカレーの４種類、バターチキンうまい、ボウおかわり、ビール飲んじった、うまい、ここのレストラン回る、インド人うざ…いや親切、うまい、うまいよ…』



スタッフおすすめインドビール。↑↑（画像ひどいですね…すいません…）
ライト（２８０ルピー）とストロング（３００ルピー）があるけど、ストロングがいいよ、うまいよ、と言うので飲んでみたら…本当にうまかった！！涙がちょちょぎれるほどうまかった！！
いや、これだけ喉が渇く国で冷えたビール飲んだら…うまくて当然？？
日本で確かめてみたい…。



デザートのアイスクリーム。
濃厚の反対。



この、このチャイ（ミルクティー）が～～～～～！！！←これは感涙
チャイはトルコとか、このインド旅行の間にも何杯か飲んでるけど…
私はここの味が一番好きです！！
ほんのりジンジャーの香りがして…濃厚で甘くて…あああ～～～～
この先、これ以上自分好みのチャイに会える気が、まるでしません。





次回は早起きして、タージマハルの朝日を見に行きます
↓↓ワンクリック、プリ～～～ズ
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もう、パンダなんてキライだ…

※少々？キタナイ記事のため、デリケートな方は気分を害する恐れがあります。
よく考えてからお入りください。



うああぁぁぁあああ！！！

最悪です！！
パンダ（夫）がまたやらかしました！！

いや、やらかしたっていうより、多分ずーっとやっていて、私が知らなかっただけだと思います。
今日という今日は、ティモコ、

夫と暮らしていく自信が無くなりました。

私はね、なんだかんだ愚痴ってても、パンダが嫌いじゃないんです。
むしろ、お恥ずかしいのですが…好きなんですよね、結局…。
だから、子ども達が巣立っても、二人でケンカもしつつ、仲良くやっていこうって…

なのに、なのに、なのに～ィ！！

今朝、目眩がするほどの衝撃映像を見てしまいました。
ある意味、夫の浮気現場でも見てしまった方がマシだったかもしれません。
パンダは普段、あまり身だしなみに構わない男なんですが、よほどご機嫌だったのか、洗面所で鼻歌を歌いながら、鏡に向かって髪をとかしていたんです。
珍しいな～と思いつつ、よくよく見てみると…





いやあぁぁぁあああ！！

しかも、ソレ、私のクシです！
パンダはマイブラシなんて持ってませんからね。
いいんですよ、髪をとかすならいくらでも貸してあげます。

髪の毛をとかすならねっっ！！！

あの自然っぷりは、絶対初犯じゃあない…
こう、アタマの毛をといていて…スッと手が…スッと自然に…
じゃあナニ？私は何も知らず、２０ウン年間も、パンダがわき○をとかしたクシで、己の髪をとかしていたと…？？

なんだかもう、死にたくなってきました。

いや、死にません。まだ行きたい国がゴマンとあるんで、これしきのことで死んでたまるか…

でもしばらくは立ち直れそうにありません。
クシは即刻、キッチン泡ハイタ―で洗いました。





パンダめ～パンダめ～～～
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店員さんイロイロ

この前、久々にママ友二人と飲みに行った時のこと。
ツートンビールっていう二色になったビールがあったので、みんなでそれを頼んだんです。
いつもなら、まずは生ビール、ってところを、メニューの表紙に写真が載ってて、とっても美味しそうに見えたので、つい、これにしよっか～って。
別にツートンになったビールは不味くはなかったけど…もういいか～って感じだったけど…その後普通に生を頼んで、暫くして、気づいたんです。
その店が“とりあえず生（ナマ）”キャンペーンなるものをやってたってことに。
お店に入って席に着くでしょ？で、「とりあえずナマ下さい」って言えば、メニューの何品かが半額になるっていうキャンペーンだったらしいのです。
でも私たちは知らずにツートンビールを頼んでしまった。
次にナマを頼んでも、最初の注文じゃないから、と、何も半額にはなりませんでした。
一言、教えてくれたっていいのに～～。
まあ別に飲み食いより、友達とお喋りするのが目的なんで、それはそれで楽しくてケロッと忘れてましたが…

昨日、薬局に行ったので「そういえば制汗スプレーが少なくなってたな、息子らがクサくなってしまう、えらいこっちゃ」と適当に選んでカゴに入れ、レジに持っていったら…
店員さんが、「あ、ちょっとお待ちください」とレジを離れてどこかに走って行っちゃったんです。
「？？？」と思いきや、同じ制汗スプレーの、ミニスプレーがおまけされたヤツを持ってきて、「これ、付いてるのあったから」って…。
待たせちゃいけないと思ったのか、わざわざ走って、取り替えにいってくれたのです。
それだけのことなんだけど…
なんだかジ～ンとしてしまいました。
心がほんわかして嬉しくなってしまいました。
店員さんにもイロイロいるな～と思ったのでした。






私も接客業なので…頑張りまっす！
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「恐るべし、インド道」 インド旅行記 １３

果物屋さん。
あんまし…いや全然記事には関係ないです。関係ありそうなのは下の一枚のみです。


アニマル関係もびっくらなアグラへの道ですが、ヒューマン関係も負けじとびっくら。
道路（これでも高速道路！）は一応舗装されていますが、車内、かなり揺れます。
一度、膝に乗せていたバックが、三席先まですっ飛んでいきました。
こりゃいか～ん！と思い、その後は体に括り付けておきました。
ウトウトしていたボウは、何度も何度も、頭を窓に、ゴチンゴチンとぶつけていました。

アスファルトがデコボコだから？…違います。
多少凸凹のトコロも砂道もありましたが、延々と真っ直ぐな、平らな道です。

ドライバーさんがブッ飛ばすのです。

そして、急ブレーキをかけまくるのです…。

ティモコ、日本でも運転するのは好きではないのですが（下手くそなんで…）、
一億円くれても、インドで運転だけはしたくありません。

…いや…一億なら…どうよ…？……（考え中）
逸れました。例えです。そのくらい怖いってことです。
ウチのドライバーさんが特別スピード狂というわけではなく、インド人ドライバー全般なようです。

首都のデリーを出ると、途中、町と町との間は、見渡す限り、のどかな田園風景が広がっています。その辺りは交通量も少なく、人もたまにしか見ないので好きに運転してくれて構わないんですけど…いや、怖いですけど…途中途中に点在する小さな町中が、なんで～？！っていうくらい詰まってて。
車と、バイクと、リキシャと、人で。
そこにガンガン突っ込んでいく感じです。縫うようにという表現がありますが、まさにソレです。隙間を見つけたが最後、我先にとグイグイ入ってきます。車線も車間も無いも同然、二車線の道路に四台並ぶのは当たり前、さらにその間を自転車やバイクや歩行者が「ちょいと失礼」とクネクネ通り抜けていくのです。引きつっていたあまり、写真なんか撮る余裕がなく、画像がないのが残念ですが、隣の車も、人間も、冗談じゃなく、その隙間、５センチ未満！！！（渋滞中ね）

インド以外の国でも超絶ギリギリ体験はしてますが、（海外、かなり多いです。日本人ドライバーなんかメッチャマナーいい方）今回、堂々トップの座に君臨しました…。
事故が起きない方が奇跡です。寿命が三年は縮んだと思われます。

絶叫マシンに物足りないアナタ、世界中の遊園地を回るより、インドへ行ってみるがよろしい。
スリルという言葉を超えた何かを体験できます。




これはデリーに戻る道。これでも片側車線のみよ…




※あくまでもティモコ個人の感想です。




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「ノラ牛関係」 インド旅行記 １２

働くロバしゃん。


ティモコは旅行中、体験したことを忘れないように、いつも小さなノートとボールペンを手持ちバックに潜めておいて、その時々に起こった事を記録しています。
ただし、殴り書きです。ノートに向かっている時間が惜しいため、単語を並べてるだけ。「ドーサランチ、私パイン、ボウライム、１００ルピー、ぬるい」ってな感じです。
自分さえわかればいいのですが、時間が経つと自分でもわからない記述も多々あり、その上、移動中に記録することが多いので、振動で、ただでさえキタナイ字が、さらに汚く、非常に読みづらいシロモノとなっております。
前回のクトゥブミナールのところでは、遺跡の記述のところになぜか「しっぽがたわし」と書いてあり、「？？？」だったのですが、今日、動物の記事を書くにあたり、写真を選っていたところ、「あ～、なるほど…」とやっと解読できました。

“　しっぽがタワシ　”　↓↓↓







…失礼しました。
そんなわけで（どんなわけ）しっぽがタワシみたいなリスがたくさんいた、って書いてあったんです。
もちろんノラです。ノラリスです。
私的には充分珍しかったので、わーきゃー言って写真を撮りまくってたんですけど…
次の目的地、アグラヘ行くまでの２２０ｋｍ、リスどころの騒ぎじゃござーませんでした。
移動バスの中で書き殴ったノートの記述はこうです。

“アグラ、２２０キロ、犬、牛、ぶた、ニワトリ、猿、リス、くじゃく、ロバ、シカ、ラクダ、馬、人間”

これらが全部いたんです。
道端に！国道に！！
ノラ牛とノラ犬は以前書きましたが、動物園か？！と突っ込みたいくらい、いろんな動物を見ました。
特に多かったのが、ノラ牛とノラ豚。明らかに飼われているヤツらもいましたが、明らかにノラなヤツらもいっぱいいました。
牛は民家がある辺りをウロつき、豚は畑をウロついていました。
ノラ牛たちは人間がごちゃごちゃいるところに悠々と溶け込んでいて、誰も「牛がいる！」なんて気にしていない様子。
いきなり角で頭突きを交わして決闘を始めた牛たちも見ましたが、バスの中で私たち観光客がわーきゃー言ってるだけで、すぐ横を通っていたインド人たちは全く慌てるそぶりもなく、「おっと」って感じですいーっとよけて歩いていました。
インド人は食べようとは思わないんですね。
私はステーキが歩い…ごにょごにょ…
猿や孔雀は木陰なんかに集団で固まっていました。
ロバやラクダや馬は、人間に使われて働いていました。
あまり見るものがたくさんあったため、眠くなりがちな長距離移動もあっという間。
以下、動物系の写真です。
走るバスの中からなのでこれぞって決定的写真がないのよ…また、撮りそこなってしまった動物も…非常に残念です。
なのでアグラへの道中だけでなく、いろんな所で撮ったのを集めてみました。


ひとりお散歩ノラ牛。


観光中のノラ牛。


道のど真ん中でどかないノラ牛。


犬と猿…あれ？ケンエンの仲って…


猿。動物園じゃないよ。道端だよ…。


働くラクダさん。


働くお馬さん。ブレました…。


お気に入りの一枚。


働くゾウさん。乗ったのでまた詳しく書きます。


孔雀の映像がないので、これはお城の彫り物。


アグラのホテルから見た野生のオウム。


デリーのホテルの窓からガン見する鳩。


あああ～～～豚さんの写真がない～～！！
大きいのじゃなくて、小さい豚なのよ。可愛いのよ…ぐすんぐすん…
これは単に撮りそこなったってヤツですけど…あんまり写真が無いのはね、ずーっと見ているうちにね、あんまりそこら中にいすぎてね、

撮るのに飽きちゃったからよ…






今思えば惜しいことをしました…
人と動物が共存している、あんな光景、滅多やたらに見られないのに…
そこにいるとだんだん、現地人と同じ感覚になっていくのですね。

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大変励みになります。
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エンドレス洗濯

洗濯物が臭う季節になりましたね
え…お宅のは臭わないですか？
クサイのはティモコんちだけですか…そうですか…

イマイチお天気がよろしくなかったので、乾燥機を使いました。
うちのは洗濯機合体型。
上から順番に『洗濯』『洗乾』『乾燥』の３つのスイッチがあって、『洗乾』を押せば自動で洗濯・乾燥までしてくれるハズ？？なんだけど…なんかシワシワなまま乾きそうで…使ったことないんです。

まず『洗濯』スイッチを押して普通に洗濯をし、終わったら一度ブツを取り出して、ヨレヨレにならないように一枚づつバッサバッサしてから、もう一回放り込んで乾かしています。
ここで注意しなきゃいけないのが、当たり前なんだけど『乾燥』のスイッチを押す事。洗濯が終わった地点で電源切れますからね。改めて乾燥機仕様にしなきゃ何も始まりません。

で、ピッとスイッチオン！！

は～～。やれやれ…

またですよ…また「は～やれやれ」で「これでキレイに乾くわ～」ってアタマが別の方向に…。

私の辞書には『確認』て言葉がないんですかね。
家の鍵とか火の元とかは、くどいほど何度も何度も確認しちゃうんですけど…
そのくらい重要なことじゃないと、確認パワーが発動しないようなんです。
少しして「あとどのくらいで乾くんだろう？」と様子を見に行きましたら、


ヤツは洗濯してました…。


ゴ―ゴ―ジャブジャブと勢いよく、「見てくれよ！オレ働いてるぜ！イエ～！」とばかりに水をジャージャー出して張り切ってました。
ショックでした。
脱水も終わって水気もかなりなくなってた洗濯物が、ジャボジャボの水の中でグルグル回っている…
この映像がいかにショッキングなものかは、主婦でないと理解していただけないことと思います。エコ精神にも反します。
私が悪いのです。
一番使う一番上の『洗濯』のスイッチを無意識に押しちゃったんだと思います。

洗濯機には罪はない…しかしくそぅ…空気を読んで欲しかったけど…バカバカおバカ…そこまで期待しちゃいけない…キーッどアホウめが…私がアホなのだ…こんちくしょーーー！…アホのティモコなのだ…×××ピー―――！！（さすがに書けません）と、大変冷静に（？）洗濯を中断させ、脱水して、もう一度取り出して、バッサバッサして、スイッチオ～ン！

は～～～、まったく。やれやれ…。



…はい。
もうおわかりですね…。
普通の主婦なら有り得ないかもしれませんが…私はティモコですから…
残念なことにティモコですから…
オチはタイトルで察して下さい…。






先程から降ってきました…
↓↓↓お手数ですが…ひとつ…こいつを…その…

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間違いだらけ

台風がいらっしゃるって言ってたけど、何がお気に召さなかったのか、グイーンって曲がって、ショボーンとして、どっか行っちゃいました。
パンダがパンツ一丁で新聞取りに行ったから？
やれありがたや。でもヘンな天気です。

ティモコ、その昔、『台風一過』のことを『台風一家』と勘違いしてました。
そしてどんな一家だろうって想像してました。





こんな？

ばかちんですね。
全く関係ないけど『ネガティブ』のことを『メガティブ』って言ってたし。
これはあんまり昔じゃないです。
約１年前までです。
全然昔じゃないですね。
今、絵日記ブログランキングってのに参加してるんですけど、その前はポジティブ日記ランキングってのに参加してたんです。
自己紹介みたいのを書くとこがあるんですけどね、「誰にも言われたことないけど実はメガティブなんです…」って書いたんですよね。
そなまま一か月くらい載せてましたね。
だから人気なかったんでしょうか？
こいつバカだってバレたんでしょうか？
間違えに気づいた今でも、あれ？正しのはどっちだっけ？？と毎回わからなくなります。
はい、もちろん今、検索しました。
ネガでいいようです。
グーグルって便利ですね。
『カリスマ』のことも『カリマス』って言っちゃったことあります。
これに関しては勢い余って舌がもつれただけですが、大変恥ずかしかったです。






わ～～～～でかいよでかいよ
押してもいいよ！
いや、すいません、押してください…

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オカマ、デビューしました！

あら～？
なんか凄いタイトルですね
「まあ、この人ニューハーフ・デビューしたの？」って見に来てしまった方、すいません…
ここでいう『オカマ』とは炊飯器のことです。
うちではオカマと呼称しているのです…。
まあ、せっかくいらしたんですから、ゆっくりしてって下さい…。
ついでに下の方、押してってくれても構いませんよ…。でへっ

てなワケで、やっと、おニューの炊飯器、デビューさせました

＜※関連記事　その１　オカマを見に行く　　その２　オカマ、再び＞

たかが炊飯器なんですけど…初めて使うものって結構緊張します。
で、ちゃんと説明書を読んで、いつもより丁寧にお米を洗って、きっちりお水を入れて…ドキドキ…スイッチオン！！
は～～～～ヤレヤレ…

で、任務終了しちゃったんですよね…。

なんかいっつも中途半端なんです。ワタシ…
最後まで緊張してればいいものを、スイッチを押した時点で安堵して、これで美味しいお米が炊けるワって、もうアタマは別の方向に…

数十分して炊き上がりの音が聞こえたので「すぐほぐせって説明書に書いてあったっけ」と、ターッとオカマのところに走って行き、開閉スイッチをポンッと押しましたら…





パンダと同じ事をやってしまいました。


炊飯器はスライドテーブルがついた食器棚に置くのだけど、前使ってたやつは横置きが出来て、スライドを引いてさえいればぶつからなかったんですよね。
でも新しく買ったヤツはサイズ上縦置きしか出来なかったので…
う～ん…これは計算外でした。
家族にも言っておいたけど、この先、家族みんな（私も含め）いちいち気をつけて、そーっと手を添えて開けるなんて…このガサツなティモ家が…無理。
これは一刻も早く、棚のほうにスポンジとかつけて、当たっても大丈夫なようにしたほうが良さそうです…。

そうそう…肝心のご飯の味はですね…

美味しいハズと思えば確かに美味しい気がする！です。

つまりティモコ如きじゃ、ようわからん(笑)





古い炊飯器の使い道、考えてくれてありがとうでした！
説明書によると、炊き込みご飯の保温とかは錆や臭いの元になるとかで…
なので以前のヤツを炊き込みご飯やお菓子作り、いざという時用、それから財宝(笑)などにして、活用したいと思います
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「ドーサランチとクトゥブ・ミナール」 インド旅行記 １１

インド人の足、オート・リクシャ―（三輪タクシー）。値段は交渉次第。
自転車のタクシー、サイクル・リクシャーもアルヨ。




民芸品ショッピングの後はデリー市内の小ぢんまりとしたレストランで、南インド料理のドーサランチを食べました。



こんな感じのお店でね、



店内はこんな感じ。
クーラー軽めだけど、ド暑い外から来れば天国…。



これが『ドーサランチ』アルヨ！



中にはスパイシーなイモ。
辛いからちびっこは皮だけ食べてたよ。
クレープ生地をサックサクにした感じの皮で、食感がグッドだよ



ココナッツ・チャツネとサンバルっていうスープカレーみたいなのにつけて食べるよ。
おかわりは自由だよ。
ホテルの朝ご飯がなんだかな～…だったから、これはもう…激ウマ
インド来た～～～～って感じ。
ああ、食べたい、もう一回食べたい…もう二回…三回…四回くらいは食べたい。



ティモコはパイナッポージュース、ボウはライムジュース（１００ルピーずつ）を注文したよ。
こっちはウムムーな味だったよ…
冷えてないから余計かな？
でもバスの中の熱湯ペットボトルよりは全然マシだからね、
ずぞぞぞぞ～～～って一滴残さず飲みほしたよ。
ボウのライムジュース（写真奥）の方が美味しかったよ。



ランチを食べてから『クトゥブ・ミナール』っていう世界遺産を見に行ったよ。



インドで一番高いミナレット（塔）で全長は７２・５ｍ。ちょっと傾いてるんだよ。
インド版ピサの斜塔？？
以前はもっと高くて１００ｍ以上あったらしいけど、地震や落雷、あと飛行機がぶつかった？！とかで（これはガイドさん情報なので信憑性は定かではありません）現在はこの姿。



内部には３７８段の階段があって上まで登れるんだけど、３０年くらい前に修学旅行に来ていた学生さんたちが照明が消えてパニックになって、将棋倒しになって…という惨事があったため、今は中に入れません。怖いね…でも登ってみたかったかも…。



人が小さく見えるよ。
近くで仰ぎ見るとすごい迫力だよ。
でもって、彫りが…とんでもなく細かいよ。



↑　１５００年以上錆びない鉄柱。不思議だね。





あちこち絵になってるよ。
昔なのに職人さんは凄いね。
きっと、ものすご～く時間も労力も使ってるんだよね。
チラ見じゃ申し訳ない感じ…




↑　天井。なんともいえない色合い。


おまけ
↓　歯磨きの木・ニーム（インドセンダン）
小枝をほぐして歯を磨くそうな。
歯茎が丈夫になる成分が含まれてるんだって








次回はノラ牛関係(笑)
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夏の始まりの懺悔

仕事から帰って、洗濯物を取りこんで、ああ小腹が減った、なんか食うものないか…あったプリンだきゃっほーとスプーンを出していたら、ゴロゴロゴロゴロ～って雷が鳴って、部屋の中が真っ暗になって、なんだなんだまだ暗くなるのは早いぞと思った途端、ポツポツポツ…ドッバージャバジャバジャーっとすんごい雨が。

いきなりだったので外では「あぎゃー！てーへんだー！」と逃げ惑う人々…
ティモコは人の不幸を見て喜ぶ人間ではない、断じてない、実際喜んだわけではないけど…
あまりの自分のタイミングの良さに、つい「あらら…お気の毒…」なんて、姑息な優越感を感じてしまったのです…。
だって、ものの１０分、遅く帰ってたら、自分も洗濯物もビシャビシャだったわけです。
いつも勘弁してくれよ的な人生なので、たまったまのタイミングにぶひひひひ…となってしまったのです…。

そして、そして、懺悔いたします…。

ワタクシはこともあろうに、乾いたお部屋の中で冷えたプリン片手に、どっかのオバちゃんが「この雨め！ちくしょーめ！」と大雨の中必死で自転車を漕いで行く姿を、カーテンの陰からこっそり傍観していたのです…！！

なんというイヤラシさ！！！

決してそのオバちゃんの不幸を喜んだわけではないのです。
ただただ自分の幸運を…いや、よしましょう。ここは懺悔部屋です。

はい。多分…口もとがニヤけてました。

アアアアアアア！私の神様ごめんなさい！！

しかし、天罰は下りました。
オバちゃんを見送ってソファに座ってプリンを食べていましたら、ピロピロリ～ンと携帯にボウからの着信が。

「わりい、ティモコ、迎えに来て」

…はい？

そういえばボウは今日、会社のなんとか会で、車を置いて出かけていたのです。
天気がいいから歩いて帰ろうと途中まで来たけど、突然の豪雨に立ち往生して、地下道に避難しているとか。
親バカティモコ、んま！ボウちゃん可哀そう！と車のキーと傘を持って外に飛び出したはいいけど…思ったより凄まじい雨で…おまけに傘が車のドアにひっかかって…なっかなか取れなくって…くそったれなほど取れなくって…

車内も私もビシャビシャになりました。







これからは清く正しく生きたいと思います。
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オカマ、再び

仕事が早く終わったパンダ・ピータン。
私の顔を見るなり言いました。



ま～たで～す～かぁ？

前回の記事はこちら

まだなんとか現役だけど、いつ壊れてもおかしくないくらい昔に買ったティモ家の炊飯器。いざ壊れてから慌てて買うより、パンダがその気なうちに買っておいたほうが賢明かもしれません。
そこでまたしても二人で家電量販店へ。
前回の失敗を繰り返してはいかーん！と、今回は脇目も振らずに炊飯器売り場へ直行しました。
そしてパンダが足を止めた先には…店頭価格１０万円以上もする最新型炊飯器が…！
冗談でしょ！！←パンダ←ワタシ
炊飯器の値段じゃないよ？！
どーなってんのイマドキ家電…

男は旨いコメが食えるならこの値段でも構わないんでしょうか？
いや、いかにも美味しそうに炊けたご飯の写真に釘付けで、値段は見ていないような気がする…

んあ？…店員がパンダを見てる！
高い炊飯器の前でご飯の写真を見ているパンダを見てる～～！！

パンダはティモコの言う事には耳を貸さないくせに、プロフェッショナルな人間にはてんで弱く、いいよ、いいよ～と勧められたらすぐその気になってしまう男…。
これはマズイ、高い炊飯器を買ってお米が買えなくなったらどうしてくれよう、と慌ててそばに行きましたが時すでに遅し。
店員さんの熱心な説明に惚れ惚れと聞き入るパンダ。
マズイよマズイよ…
その時、ティモコの目に破格の☆４つが飛び込んできたのです！！

☆とは電化製品に付けられているランクで、最高が☆５つ。（ホテルみたい…）
普通価格の炊飯器で☆は２つ～３つ。見てるやつはもちろん５つ。私が見つけたのは☆４つなのに在庫処分品だったため、見切り価格だったのです。
型落ちとはいえ元・一級品。ほんのひと月前なら堂々と定価で売られていた品。パンダが誰が触ってるかわからん、と文句を言いましたが、この性能でこの値段ならわたしゃ構わん
これがいい、これにしようとパンダを説得するも、店員さんも出来れば高い方を売りたいらしく、二人ともシブイ顔…
これは２対１で不利かと思われた次の瞬間ー



パンダが安いオカマ（といっても前のより高いよ）の蓋を上の棚にガツンって…なんかスゴイ音、しました…。


ティモコ：
パンダ：
店員：


パンダ：…これにします。
店員：…ありがとうございます。
ティモコ：…（なんか複雑）


そんなワケで頭がゴツンとなったオカマ、ゲットしました

←コレ

幸い傷はついてなかったです。
ちゃんとピカピカです。
すでに見切り価格なので端数しかマケられなかったようですが、１年保証のところをタダで５年保証にしてくれました。
これはありがたいです。
で、浮いた（？）お金で滅多に買わない上等のコシヒカリを買って、おうちに帰りましたとさ。
めでたしめでたし…




もとの炊飯器のいい使い道ってないですかねぇ…
まだ壊れてないから捨てるのも忍びないし、
かといって壊れるのを待ってたらどんどん型落ちしちゃうしね…

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「続・インド人、ガネーシャを勧めまくる」 インド旅行記 １０

続きです


女性店員が持ってきた不気ｍ…いえ、効きそうなガネーシャはなんとかご遠慮賜りたかったので、ハッと目についた５連の可愛いゾウさんを指差して、値段を聞いてみたティモコ。

↓↓↓コレね


３００円くらいかと思ったらまさかの５００ルピー（約８５０円）。
絶対ボッてると思ったけど、もう時間もないし、とにかく細かいお金をゲットしなければ…

そこで、ある程度マケてもらって、そのお釣りを１０ルピー札で貰おうって思ったのです。
ところがよほどティモコにガネーシャを売りつけたいらしく、なかなかマケてくれません。ガネーシャを買ってくれたらマケてあげる、とか、ガネーシャのキーホルダー（これまたタダでも遠慮させていただきます的な…）を持ってきて、これをあげるから、とか言って引きません。

「とか」というのはあまり日本語が達者でない店員さんと、英語もインド語も達者でないティモコとの会話なので「とか」なのです。多分です。
言葉は『多分』でも目つき顔つきでガネーシャを買えと言ってるのはわかりすぎるし、相手にもようやく私が断じて買わないと思っているのが伝わったようで、とうとう不気ｍ…なガネーシャをどこかに置きに！
あああ～…助かった…
そしてすぐ戻ってきた店員さんは、まあ買ってもらえそうな５連ゾウに的を絞ったらしく、３個買ったらいくらかマケる、と。
いや一個でいいのです。たくさん買ってお土産にするにしても、このいかにも観光客オンリーしかこないだろう店より、他で買った方が絶対安いはず。
今は釣りが欲しいのだ。釣り、釣り…

と、次の瞬間ー
バチッとすべての電気が消えて

なんと店内が真っ暗に！！

停電です。インドでは日常茶飯事だと後で知りました。
窓がない店だったので、目が慣れるまで真っ暗闇で、半パニックを起こした私はアホのようにボウの名を呼び、お互い自由に買い物をしていたのでどこにいるかわからず、半径１メートルくらいのところをグルグル回っていたという…

すぐにパッと復活したので安堵しましたが…我に返った私の目に映ったのは、

５連ゾウを片手に３個ずつ、計６個持ってニコニコ私を見ている女性店員さん…！

停電も客がパニクッてるのも全く構わず、ひたすらゾウを選っていたのです。
６個も選っていたのです。

負けました…。買いましょう。

ただし、２個だけね。９００ルピーといったけど、８００ルピーにしてくれました。
これだと１０００ルピー札を１枚払って、お釣りが１００ルピー札２枚になるけど、頼んで１枚を１０ルピー札にしてもらいました。
できればもう一枚もくずしてほしいところだったのですが、遠慮しました。
なぜなら店のボスは断固両替お断りって人で（買い物したのに）細かくしてくれず、なんと女性店員さんが、自分のお金でくずしてくれたからです。
そして、よくよく見ると、女性店員さんのサリー（インドの民族衣装）のお腹は、すこ～しふっくら…「ベイビー？」と聞いたら「イエス！」と、商売用じゃない極上の微笑みが返ってきました。

１０ルピー札もゲットできたし、なんとなくいい気分でバスに乗り込み、ボウに買ったものを見せようと袋を開けましたら…


ぱお～～～～～ん




…なんでやねん…　


ゾウさんを２個買ったつもりがなぜか１個がガネーシャに…！
どんだけ好きなんでしょうか。
どうしてもティモコにガネーシャを持って行かせたかったのでしょうか。
まあ、あのガネーシャよりは和む？しね…
よろしい。大事にしましょう！


どうぞ女性店員さんが元気な赤ちゃんを授かりますように。
そしてガネーシャ様のご利益で、幸運とお金に恵まれますように。





長々と読んでいただきありがとうございます
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