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ブログ・DE・ダイエット

2012年07月22日 22時44分19秒 | ティモコな毎日
ブログ開設12日目…

な~んにもしてないのに、
体重が2キロ減!!!

今朝何気に体重計に乗ったら、51.5キロあったはずの体重が、なんと49・4キロに!!
あこがれの40キロ台です!(ギリギリだけど)
いや~、久々に見ました。4の数字。

でもなぜ?Why?

普通に朝昼晩食べて、特に運動もしてないのに。

心当たりはひとつ、
もしかして、コレのせい…?!

もともと書くことが好きだったので、ブログなんか始めたら家事そっちのけでハマるに決まってる、とあえて手を出さなかったのに…ああ、もう、ボウ!
やっぱりハマっちゃったじゃないですか~!!

この10日余りの日々、まるで何かに憑かれたかのように、毎日毎日、暇さえあれば、暇がなくても、パソコンに向かってしまうワタシ。

趣味のひとつに『冷蔵庫を開けること』というのもあるので、PCの前に座っていれば手が届かない位置にあるわけで。
まあ、つまり、そういうことなのでしょう。

間食、恐るべし。
ブログも恐るべし。
飽きちゃったら、さらに恐るべし。(リバウンドが…)





私の小説がボツになった理由

2012年07月22日 01時21分54秒 | ティモコなエッセイ
珍しくお掃除スイッチが入って、ずっと開かずの間になっていた物置を片していたら、昔どこかの新人賞に出して、ボツになって戻ってきた、自作の小説が出てきた。

うわ~、懐かしい…

子どもの頃から作家になるのが夢だったけど、恋をしたり、結婚したり、子どもを産んだり、育てたりしているうちに、飛ぶように月日が過ぎて、何もしないまま今日に至っている。

色の褪せた茶色い封筒を開けたら、分厚い原稿用紙の匂いとともに、夢中で書き殴っていた、あの頃の記憶が蘇ってきて、私は当初の目的をすっかり忘れ、薄暗い物置に座り込んだまま、自分で書いた小説に読み耽った。

私は究極のナルシストだ。
自分では普通だと思っているが、身内に言わせるとバカが付くらしく、『バカナルシスト・ティモコ』を略して『バカスト・ティモコ』と呼ばれている。

だってね~、自分が最高傑作だと思って書いてても、ヒトの評価なんてソコソコなのに、自分自身がつまらないと思うものなんか、他人様が読む気になれます~??

…っていうのが私の持論なもんで、書く時はいつでも全力投球で、その世界に没頭し、陶酔し、面白い話ならイヒイヒ笑いながら、可哀そうな話なら本当に泣きながら書いている。(そういう時は、『うわっ、ティモコ、キショッ!』と呼ばれる)

ただしそれは、ソレを書いている間だけの話で、書き終わって満足し、暫くして改めて冷静な目で見直すと、「…なんじゃこりゃ」と悲しくなるのが現実だ。

ところが、その物置から見つけた小説は、新人賞に出そうと思っただけあってか、こんなに月日が経っていても、我ながら面白いのである!
私は夢中でページを繰った。
そして再び『バカスト・ティモコ』になっていた私は思った。

どうして、コレがボツなの?
なぜに?
なにゆえ?
賞がハイレベルすぎた?
テーマに合ってなかった?
作者の名前の下に‘よろしくお願いします’なんてハートマークを付けたのが媚び媚びだったから?

疑問のまま読み進んでいった私は、とうとう、世にも恐ろしい、決定的な一行を見つけてしまった。

真面目な恋愛ものなんだけど、主人公の女の子が花屋でバイトをしていて、そこへ外人のお客さんが店に入ってくるというシーン。

『…○香は瞬間ドキリとした。こっちをジッと見つめている金色の瞳が、あの日、最後に見た×也に、そっくりだったから。…違う。彼がこんな所にいるはずないじゃない…。○香は拙い英語で話しかけた。“Can you help me?”

…どうしたんでしょう、これ。
打ち間違いでしょうか。
それとも、これが正しい応対だと、自信満々で書いたんでしょうか。

私は物置で座り込んだまま愕然とし、穴があったら入りたいと思った。
真面目な小説ゆえに、いくら英語が苦手という設定であっても、店員がお客に向かってキャンユーヘルプミーって、いったい何を助けてもらいたいというのか。店の売り上げか。

私はそれ以上読むに耐えれず、自作の長編小説を茶封筒に戻した。
審査をして下さった方も、きっと同じ動作をしたに違いない。

『バカスト・ティモコ』は瞬く間に消え失せ、弱気に戻った私は祈った。

どうか、これを読んだ人が、二、三ページで見切りをつけて、ここまで読んでいませんように。
ああ、誰か、

Can you help me?