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不器用な優しさ

2012年07月30日 22時25分01秒 | ティモコな毎日
ティモコ、没。

ダメざます…。
思った以上に重症ざます…。


今日病院に行って、まあただの風邪だったんだけど、咳がひどくて、熱も高くて、頭がぐらぐらしております。
PCに向かっているトコなどを、家族に見られたら怒られるので、皆が居なくなったのを見計らって、ここに来てしまったしだいです。


昨日からすでに「これは市販薬では無理」とわかったけど、日曜日で病院は閉まってるし、ピータンは仕事があったので夜中まで帰ってこず、子たちはそれぞれ忙しいので、ティモコは一人、ソファだとか、床だとか、ベッドだとかでヘタっておりました。

若かりし頃のピータンは、自分自身、病気らしい病気をしたことがなかったので、病人の気持ちが全くわからず、高熱で寝込んでいる私に向かって、「俺のメシは?」と聞いてくるようなヤツでした。
現在もたいして変わってないけど、私の方が変わったんでしょうね。

以前は思いやりがない!優しくない!と嘆いていましたが、長いこと一緒にいるとだんだん性格も読めてきて、そんな複雑なものでなく、決して優しさがないわけでもなく、本当に単純に「えっ、そんなにしんどかったの?」と、わかっていないだけで。
「なんせピータンはピータンなんだから、しょーがない」と諦めたら腹も立たなくなりました。

なので子たちに最低限の家事と買い物を頼み、(ボウはもともと優しいし、ダオも弱ってる人間には寛大なのです!)家にあった薬を飲んで、早目に休んだのです。

したらば、夜中の二時…。
いきなり部屋の電気がパッとついて、まぶしさと、高熱のエラさにヨレヨレと目を開けると、そこには仕事帰りのピータンの巨体が。
「ティモコ、これを飲め!」と、私にお高い栄養ドリンクを一本渡し、えっ、今?!と思ったけど、見てるし、なんとか半身起こして飲みほすと、「よし!」と満足してドスドスと風呂場に去っていったのです。

普通、この時間なら、病人とわかっていればなおさら、ゆっくり寝かせてやろう、とか思わないでしょうか。
私が逆の立場であれば、きっと、そ~っとドアを開けて、寝てたらそ~っと閉めて、明日の朝、起きてから渡すでしょう。

なのに、ピータンという人は…。

私はぽか~んとして、それからクスクス笑ってしまいました!
きっと、一刻も早く、これを飲ませてやろうと思ったんでしょう。
ただKYなだけかもしれませんが、私にはどちらでもいいんです。

ピータンらしい…と、幸せな気持ちでまた眠りましたが、
…あまり効果はありませんでした。