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一日も早い回復をお祈りいたします

THE BANKのツボ

2009-04-30 17:01:58 | 映画・DVD
THE BANKを また観てきました。
映画は 新しいのも観たかったのですが、
ラストと聞いたら 見たくなって。

2度目だし、前回分からなかったところを
パンフレットで確認していったのに
やっぱり難しかったです。

理解するには 自分の知識が足りないんだと思います。
例えば 都市の名前が出ても
「えっと どの国だったかな。」とか
「場所的には どのあたりだったかな。」とか
情けないですが。

言語もいろいろ出てくるし、
パンフレットに出ていたキーワードもよく分からない★

架空とはいえ、モデルがあると思うのですが
防衛産業の名前、メガバンクの名前、政冶の組織・・
いっぱい出てきて 1回聞いても覚えられない。
(なのに どんどんお話が進む・・。)

その上 出てくる人の見た目が
(私が思っただけかもしれないけど)
洗練されてて区別がつきにくい。
今は どの立場の人でもスーツ着てたりして目立たない。
ある国の国王も商談の時はスーツ。
「ミサイル売ってくれ」とか言って会話は凄いんだけど
普通に(裏)銀行の人間とソファーに座ったままで談笑。
「王」と呼ばれているので 最初はコードネームで
呼ばれてるだけかと思ってたくらい。
後半テレビ画面に 王様の民族衣装で写っていたので、
本当に王様だったんだーってビックリしました。

裏稼業のドンも 銀行のドンも 手下のスナイパーも
普段は たいして見た目が変わらないのです。
ある程度のランクのお洋服で、色も似てると
立ち場が違いも分からないし区別つきません。

なので 顔で判断するしかないのだけど
(実は 顔もちょっと似てたり・・。)

と分からない分からない言いながらも
骨太の大人の映画って感じがするし、
サリンジャー(インターポール所属の主役)の
筋を通すところとか タフなところとか かっこいい。
おじさん・・だけど かっこいい(失礼)。
DVDになったら また観ようと思います。

そして 恋愛色も ほとんど無くて、
ナオミ・ワッツ出てくるのに「愛」というより
「絆」とか そういう言葉が似合うような、
ガチガチな仲間愛。やたら硬派です。

その中で 一箇所だけ ちょっと笑える場面があります。
グッゲンハイム美術館で 最後の方 銃撃戦があるのですが
美術館なので 一般市民もいる中での撃ちあい。
それも グッゲンハイムは現代美術の美術館なので
弾丸の撃ちこまれたあとが ちょうどアートみたいに見える。
なんだ この映画 美意識高過ぎとか思いますが、
そう言えば 2人組で画面に写る時は
洋服の色味が似てたりとか そういう所でも手抜き無しです。

銃撃戦の中 怯える一般市民が 身を伏せてる時
誰かの携帯が いきなり鳴るのですが 
それが そのタイミングで
「地獄のお迎えだ~~♪」っていう着信音・・。
・・もう すでに何人も打たれてて
正直シャレになりません★って時に その着信音。
それも 殺し屋が すぐ近くにいて 凍りつく一般人。
その携帯の持ち主(いかにもNY~のドレッド兄さん)
「あっあっ・・、これっ!携帯っす、オレの(涙)。」
ってひきつりながら 携帯を見せるドレッドくん(哀)。
殺し屋さん二人組は それどころじゃないんで
「あー、・・それね。」みたいな感じで
スルーしてくれて 助かったのですが。(良かった。)

そこ 笑いたいんだけど 誰も笑わないんです。
あらりまえですけど。 
笑うとこじゃないんですけど、もちろん。
そこ大好きって言うと不謹慎ですが。ツボでした。

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