ことばで遊んでます

yuri
に、改名しました。
詩や短歌をかいています。
内容は、フィクションだとおもってください^^

~北で~

2013-11-15 15:33:52 | 2007・4~2009・3に、かきました



天上のペンキ屋がかなり大量に白いペンキ零したんだ

みたいに、地上の凹凸はすっかり埋められてて、まっ白まっ平のてらてらになってた

・やるだけのことはやったんだから
・結果は考えない・・・・・・・・・・
・大学なんて・・そうゆうことも考えない・





うぉ!!!
機外はがちがちの晴天
空気はじゃりっと本音しか語らないんだ

人はみんな命気体にしてて
>生きてるから
>ここに居るから
って狼煙みたいに合図しあってる





車をレンタルした

凝固した水で組み立てられてる限(キリ)のない幹線道路

双葉マークなのにスピードだした

ドライアイスみたいな煙の塊がしっぽつけて横切った

急ブレーキかけた

スピンした

それがみんな一瞬だった





足が震えた

少女が笑った

23Dの少女

水からあがったばかりのあの濡れようで目と唇てらってさせてて黒い髪ずっといじってて23Cの席へママママってずっと話しかけててついでに23Aの僕をちらと見た

それだけ

多分15才位の

それだけ

の少女





何処に居るんだろう

さっき迄一緒に飛んでた空へ大きな狼煙を揚げてみる

隠れてた水蒸気が白く走った

もっと走れ

もっともっと走れ

23D迄





天上のペンキ屋が刷毛をしごいたみたいに切っ先に氷付けた鋭利な結晶がシャッと落ちてきて僕を刺した

抜き取ったら素早く溶けて笑ってた少女の姿でいやらしく流れた

・落ちたら・・働きたいな・・大学なんて・・













(画像は季節の花300さんからおかりしました。有難うございます)