訪れたのはちょうど1年前の今頃。とても穏やかであたたかな冬の日でした。駐車場から石畳を歩いていくと見えてきました、いつか必ず足を運ぼうと決めていた
『知覧特攻平和会館』
平和会館内に展示されている、戦後引き上げられた
『零式艦上戦闘機ゼロ戦』
です。無残な姿に驚きましたが正真正銘、当時飛んだ機体です。ゼロ戦については子供の頃、飛行機乗りに憧れてさんざんノートの裏などにスケッチを書いたりしていました。
復刻された計器板ですが、水平儀は見当たりません。
表には特攻機に乗り込んで飛び立っていったパイロットたちに捧げる言葉を刻んだプレートがあります。展示館の中には遺書も展示されています。その筆跡はみな達筆で、書道家が書いたものかと思うほどのものでした。
九州ではまもなく梅の花が咲き始める時期となります。今日はとても、のどかな一日になりそうです。機会があれば一度訪れてみてはいかがでしょうか。それだけの価値のあるところです。