これまた最近話題の本です。
著者の川本裕子さんは東京大学、オックスフォード大学大学院を卒業後に銀行入社、現在はマッキンゼーにてコンサルタントをされています。海外駐在経験もあり2児の母でもあります。この本は公私ともに超多忙な著者からのアドバイス本として注目を集めています。
私が読んで最初に思ったのは「時間管理というテーマを扱っているけれど論理的思考の本だ」ということでした。著者がマッキンゼーで培ったコンサルタントとしてのノウハウを時間管理に活かされているから、です。常に目的(ゴール)から逆算して考える。そのための最小限で最大の効果を生む方法を考える。そんなエッセンスが分かりやすく書かれています。
私が一番好きだった内容は、『自分コスト』の考え方。時間管理=コスト管理と考えて自分の年収÷総労働時間で計算するのですが、実際にやってみて数字として見てみると不思議な感じ。。。思わず本を貸してくれた友人にいくらだったか聞いてみました。やっぱり私安かった。。。単純ですが、「よしもっと時間単価を高くするぞ!」と思ってしまったのでした。
川本裕子の時間管理革命 東洋経済新報社 このアイテムの詳細を見る |