HYAKUSHOU日記

毎日の作業と暮らしといろいろの出来事

第2回歓桜会四

2010-03-18 19:37:53 | Weblog
 この写真は、半割りの木に蔓を網状にかけた壁掛けでござり、それに短冊を掲示したものでござる。
 歓桜会にすばらしい出展をしていただいたのでござる。

 短冊の書はユカさんが書かれ、壁掛けは倅が先生と仰ぐご婦人が作られたものでござる。
 会場には短冊や色紙とこのような壁掛けが展示されており、桜の他、日本の文化がそこには照り映えてござったのだ。

 この歓桜会、拙者と倅は当然うごめかねばならないのでござるが、ほんとに皆様がご協力を惜しまず動いていただけたからこそのものでござる。

 共催として、工房和楽から陶芸・木彫りと展示用の格調高い焼き杉の机を出していただいたのでござり、他に即売用として「幻のパン」といわれている工房のパンを時間にかかわらず焼いてくださり、尚且つ職員一人と利用者さんを三人も販売につけてくださったのでござる。
 それに関わる人の数は、延べで行くと10数人になるかと思われるのでござる。
 おかげさまで2日間の予定のものが1日かからずに完売という事で、日曜に期待されていたお客様にはご迷惑をおかけしてしまったのでござる。

 それに関連するのが、パンの販売に場所をおかしく出されたご家庭でござる。
 わざわざ自家用車を別の場所へ移動して場所を開けてくださり、そこでパンを販売させていただいたのでござる。
 そのご家庭あればこそのパンの即売でござる。

 同じく共催という事で、書を出していただいたユカさんには、非常に御忙しいところを書を書く事と、お越しになられた彼らの友人のために何回も会場と自宅を往復されたのでござり、感謝・感謝でござりまする。
 百人一首などを短冊や色紙に書かれた文字は、まさに女性そのものという文字で優しく気品があるのでござった。
 そして、それをお買い求めになられた方は、その文字を表したような女性なのでござったので、なるほど!と感心した次第でござる。
 特筆すべきは、ユカさんのご亭主が30分の師事を仰いで書かれたという書でござった。
 彼も、飛び入り展示でその感性を発揮された作品を出され、拙者、「えーー!」というものでござった。

 特別協力として、蔓で編んだ明かりや写真の壁掛けなどを作られるご婦人でござるが、このご婦人実にマルチなご婦人でござり、このような自然素材で素敵な作品を作られると共に、書も素敵な手をお持ちでござり、生け花も独創的な作品を生けられるのでござる。
 倅曰く「マルチアーティスト」の先生という事でござる。
 この作品の値はいくらかと聞かれたときには、拙者、「これは販売できませぬ。あしからずご勘弁の程を」と返事させていただいたのでござるが、お聞きになられたご来場者の方のお気持ちはよく判るのでござる。
 素敵な部屋でござれば、掛けてみたいと思う心は当然と思うのでござる。

 会場をお貸しくだされた円相ミュージアムさんには、特にお願いをして、床の間の「芭沙羅神将像」と床の間の掛け軸を展示いただいたのでござる。
 会場使用に関しても、短冊掛けや色紙掛けの軸をお貸しいただき、諸設備も実に自由に使わせていただき、拙者達気ままに使わせていただいたのでござり、これまた、感謝感謝でござるのだ。

 まだまだお世話になっており申すのでござる。
 お茶出しでござる。
 拙者のカクレ娘の一人は、とんでもない遠い所からこの日のために原付で帰ってきてくれたのでござり、前日の準備から4日間のお茶だしとこれまた頑張ってくれたのでござる。
 もう一人のカクレ娘も、体調がすぐれぬ中、朝から出てきてくれて共に頑張ってくれたのでござる。
 そこへ施設からも裏方に一人別嬪さんが入っていただけて、拙者達は安心して表でくっちゃべっていたのでござる。

 まだまだ大勢の方にご厄介をおかけしているのでござる。
 「案内葉書を出すで何十枚印刷してくれ」という友人もござり、ポスターを貼って案内葉書を置かせてくだされたお店の方、口で宣伝をしていただいた友人の方々。
 数え上げれば切りのない感じでご厄介をおかけしており申すのでござる。

 一人二人で出来る事ではござらず、本当に大勢の方に助けていただいた事で成功した歓桜会でござった。
 最近は、とみに人に助けていただいている拙者が見えるのでござる。
 それが、感謝という気持ちしか持てぬのでござり、あつかましい拙者でござる。

 という感謝の心が消えぬうちに、「明日の心だ!」としておくのでござる。

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