悪質な業者には警察への告発なども含め厳しく対処する・・・

　２０１４年２月１６日、焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件を受け、厚生労働省が２０１１年１０月に施行した食品衛生法に基づく生食用牛肉の規格基準を守っているか、全国の飲食店などを対象に調べたところ、９割以上の施設が違反していたことが分かった。違反施設には都道府県などが生肉の提供中止を指導したというのだ。２０１１年１０～１２月、牛タタキやユッケなどの生食用牛肉を扱う飲食店、食肉販売業、食肉処理業の計４４５施設に都道府県などの職員が立ち入り調査を実施。このうち４１８施設（９３．９％）で違反が確認されたのだ。厚労省監視安全課は「新基準の周知が不十分だった。生肉を扱う施設に対する基準の徹底を図り、悪質な業者には警察への告発なども含め厳しく対処する」としているが、いかに厳しい基準なのかここで伺えるが、現在は・・・（佐々木和夫）