東京リサーチ日記

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各駅停車を運転士が忘れるとは・・・

2012-09-26 00:00:00 | 情報・日記
 2012年9月26日、2011年10月15日午後8時47分ごろ、東京モノレール羽田空港線の普通列車が、停車予定の天空橋駅(東京都大田区)を誤って通過した。運転士(62)が停車するのを忘れたというのだ。東京モノレールによると、列車は羽田空港第2ビル発モノレール浜松町行き。各駅停車のため、天空橋駅に止まる予定だったが通過し、次の整備場駅で降りた男性乗客が、同駅の係員に申し出た事から発覚した。ATC装置は働かなかったのか・・・東京モノレールは、1964年9月17日に開業し、開業当時は東京の国鉄(現JR)浜松町駅と羽田空港を15分で結ぶ跨座式モノレールである。当時は路線全長13.1キロで当時としては世界最長。開業当時の料金は片道250円。モノレールは道路や河川の上の空間を有効利用できるうえ、高架鉄道よりも建設費が割安なため、都市の交通問題解消の手段として世界的に注目されていた。東京モノレールは、空港までの連絡交通機関としての有効性を実証した画期的な成功例とされているが、各駅停車を運転士が忘れるとは・・・(佐々木和夫)