高木徳一の小説の執筆状況と『尊敬』の歌謡詞（巨人戦）

　今日は。

　残すところ後２週間で平成２６年ともおさらばですね。今年は親戚で二つの葬式があり、一人の従兄が脳梗塞で倒れました。昨年に二人が脳梗塞になったのに。普段と違う言動や症状があったら直ぐに病院に行き、適切な診断と治療が大事だと考えさせられました。救急車要請も躊躇なく。特に脳梗塞などの脳の疾患は発生から３０分以内の処置が必須ですから、後遺症を少なくするためには。近所の友人は胆管癌の手遅れで亡くなり、もう一人の先輩は便潜血検査で陽性になり、精密検査で大腸癌が判明し、手術して元気そうです。

　今日１８日の東京は、やや冷たい風が強く、自転車で買い物の帰りに帽子が飛ばされました。次の買い物では毛糸の帽子を被り、用心したのです。窓ガラスを通す日差しは暖かで太陽の恵みを今更ながらに痛感します。一方、爆弾低気圧の発生で大雪になっている地域の方々は大変なご苦労ですね。

１．政治・経済

　　今回の衆議院議員選挙では、自民５０議席減だろうとなっていたが、選挙戦に突入してからは自公の与党で過半数以上に、更に直前や出口調査では３分の２に届く勢いと報道され、総議席４７５の内、自民が２９１と過半数以上で大勝しましたね。しかし、投票率が５２．７％と戦後最低となり、小選挙区では自民党は得票率が４８．２％で７８％もの議席を獲得しています。共産党は８議席から２１議席に躍進し、反自民の受け皿になっています。棄権者が多い点や共産党が伸びていることから、自民党はおごることなく、少数意見の良いところを取り入れながら先ずは経済の立て直しに全力を上げて欲しい。勿論、経済変動は国内事情だけでなく国際事情でも大きく影響を受けるのは当然ですが。大局的見地からの経済の舵取りをお願いします。

　正に今回、円安、株高で投資信託が１５％程度の含み益が出たので、売るか、２０％まで待つか思案していた時に、この１週間で日経２２５の株価が１７８００円から１６４００円に急落してしまいましたね。後付けで原因をメディアから知りました。ＯＰＥＣで原油の減産をしないことに決定したことが、パニック急落の一因だそうです。競合する米国などのシェールガス販売や開発を断念させるためには、原油国は減産しなければ供給過剰になり短期的には価格下落の収入減になるが、長期的には競合相手がいなくなれば価格を自由に調整出来るからと言われています。でも、ロシア経済は原油輸出が主要な収入源なので、価格の下落が進むとダメージが大きく、原油関連の株売りやロシア進出企業の撤退となり、ロシア通貨がドルに対し信用がなくなって暴落したためにパニック売りが世界同時株安になったと。冷静に分析すれば、ロシア国民は財産や収入が目減りし、物価高にもなり苦しいですが、国としては外貨準備高が４２１０億米ドル（約５０兆円）とかなりあり、直ぐに財政が破たんするわけではないと説明されています。因みに外貨準備高の１位は中国で３兆９００億ドル、２位は日本で１兆６９０億ドル、３位がロシアとなり、米国は２１位で７１６億ドルとなっています。このようにロシアは高い水準ですが、原油価格下落がいつまで続くかが問題です。その間の米国をはじめとした各国の対応やＯＰＥＣの今後の動向も注視する必要大です。原油価格下落は日本や米国などの消費国にとってはプラスになりますが、世界の景気が冷え込み過ぎてはその影響を受けるのは間違いありません。適度な落としどころへの道を辿れるかが問われていますね。私は薬学部出の理系ですので、経済音痴でしたが、退職と同時に会社の持株会を脱退して一部のお金を勉強の一端として株に投資してきました。しかし、毎日一喜一憂して小説執筆に支障をきたしましたので、経費は余計掛かりますが 専門家に任せる投資信託にしたのです。でも、毎日ネット、テレビや新聞の経済場面で日経２２５、ダウ、為替相場や景気記事をみます。その分、小説の完成が遅れがちですが。経済は日々生き物のごとくにのたうち回っていますね。

２．社会

　　爆弾低気圧による大雪や暴風のもたらす人的被害や経済的損害は莫大になり、震災復興や景気回復に水を差す。事前準備をしても限界がありますよね。国や自治体の早期の適切な支援が欠かせません。お願いします。

　　ＳＴＡＰ細胞の再現性実験で、小保方氏本人と他の理研チームの２者共に、再現出来なかったとのこと。嘘の報告は詐欺罪に当たるし、税金の無駄遣いになる。日本科学会の失墜になり、恥ずかしい。教育や研究・発表体制の強化が急務。一方で日本人３人がノーベル物理学賞を授与されたことは喜ばしい。少しは汚名挽回になった。

　　パキスタン北西部のペシャワルで、パキスタン・タリバンの過激派組織が軍経営の小学校を襲撃し、無抵抗の授業中の児童・生徒ら１４１名を無差別に銃殺したとの報告に衝撃を得た。軍による過激派掃討作戦の報復とのこと。また、この過激派はノーベル平和賞を受賞したマララさんをかつて襲撃している。過激派のイスラム国しかりで、国連の決議に基づいた国連軍の出動で壊滅できないのだろうか、不思議に思われるが・・。国同士の利害が絡むのか・・。

　　米国がキューバと国交回復に向けた動きをしている由。５０数年前に親米政権が革命軍により倒され、共産主義国になって旧ソ連を後ろ盾に米国と敵対関係になったそうだ。オバマ大統領は政治形態は違うが、経済でお互いにプラスになるように考え、ロシアから切り離そうと考えているのだろう。キューバと友好国のカナダとローマ法王の仲介があったとのこと。キューバはフロリダ半島から１４０キロと近い。

３．科学

　　特記なし

４．医療

　　東大医科学研は第４の癌治療法として期待される『ウイルス療法』の治験を開始すると発表した。膠芽腫の脳腫瘍を摘出後、抗がん剤や放射線を使っても癌細胞が残存していたり、再発したりした３０人の患者に、口唇ヘルペスウイルスの遺伝子を改変し、これを針で腫瘍に注入して癌細胞に感染させて破壊させると。臨床研究では副作用はなく、通常は診断から１年ほどの平均余命だが、１０人中３人が３年以上生存したと。

　　京大の武藤名誉教授らは、マウスで転移を起こす大腸癌の細胞ではＴｒｉｏ蛋白の特定部位の化学変化があると、癌細胞の運動促進分子を活性化させていたと報告。中程度の大腸癌患者１１５人中７０人で化学変化が見られ、２割が診断から５年以内に転移で死亡。化学変化がみられない４５人は全員が生存

　　芝浦工大の山西陽子准教授が改良した針なし注射器は皮膚に押し当て微細気泡を高速発射し、痛みなく、細胞へのダメージも少なく、試薬を注入出来る。企業と連携して実用化の予定とのこと。

５．スポーツ

　　特記なし

６．小説の執筆状況

　　正月の準備や投資信託の解約・乗換などで執筆は進んでおりません。『防空壕の蜘蛛』は４００字詰原稿用紙で１９２枚まで終了で、残りは２０枚程度の予定です。

７．『尊敬』の歌謡詞

　　Ａ．　憧れの男（ひと）

　　　　　　　　（七五七調）

　　　　　一．貴方知っていましたか　　　　　私の心

　　　　　　　入社して貴方に出会った　　　　幸せな私

　　　　　　　白衣姿のりりしさに　　　　　　憧れた私

　　　　　　　外野守備の華麗さに　　　　　　しびれた私

　　　　　　　心浮き浮き日々愉し　　　　　　研究者

 

　　　　　二．　貴方知っていましたか　　　　私の心

　　　　　　　　朝に出会った通勤で　　　　　独りの私

　　　　　　　　優しい笑顔の声掛けに　　　　ときめく私

　　　　　　　　夢を語り合い白い歯見せ　　　あの日の私

　　　　　　　　心浮き浮き日々愉し　　　　　研究者

 

　　　　　三．　貴方知っていましたか　　　　私の心

　　　　　　　　同期の彼からプロポーズ　　　悩む私　

　　　　　　　　尊敬してます先輩に　　　　　揺れる私

　　　　　　　　貴方のことは心に秘め　　　　決めた私

　　　　　　　　お先に幸せ掴みます　　　　　さようならと

 

　　　Ｂ．　太陽に恩返し

　　　　　　　　　　（七五調）

　　　　　一．　毎日昇る　　　　　お日様よ

　　　　　　　　無口でいるが　　　にっこりと

　　　　　　　　大地を照らす　　　海もまた

　　　　　　　　目覚める自然　　　輝いて

　　　　　　　　敬愛します　　　　何時までも

 

　　　　　二．　毎日昇る　　　　　お日様よ

　　　　　　　　無口でいるが　　　にっこりと

　　　　　　　　たとえ嵐に　　　　なろうとも

　　　　　　　　静かに見守る　　　時を待つ

　　　　　　　　敬愛します　　　　何時までも

 

　　　　　三．　毎日昇る　　　　　お日様よ

　　　　　　　　無口でいるが　　　にっこりと

　　　　　　　　心で見詰め　　　　誓おうよ

　　　　　　　　戦をなくし　　　　恩返し

　　　　　　　　敬愛される　　　　人間に