自著の小説・詩の紹介(巨人戦)

ブックマークに、歌謡詞、旅情詩の無料サイトと小説の電子版有料サイト。毎月1と15日に小説の執筆状況、歌謡詞等を掲載

高木徳一の小説執筆状況と33作目の詩(巨人戦)

2009-01-16 11:34:32 | 小説

 新年早々、一昨日(14日)中央大学教授の刺殺事件が起こり、暗い気持ちになりますね。

 米国では、20日にオバマ氏の大統領就任式があり、世界が平和と経済の回復へと向かうことを念願します。

 野球界では、巨人の上原投手が10年来の夢である大リーガー移籍が決まり、心からお祝い申し上げます。アメリカンリーグ東部地区のボルチモアにあるオリオールズに入団し、松井選手がいるヤンキースや松阪投手、岡島投手が活躍しているレッドソックスなどと同じリーグで、(雑)草魂を存分に発揮し、速球、フォークのコントロール良く、万年低迷球団を救う事を大いに期待しています。

今年の巨人は若手を中心にセリーグ連覇は当然で、日本一を勝ち取って欲しいものです。

 文学界では、昨日(15日)、第140回芥川・直木賞の選考会が行われ、芥川賞には津村記久子さんの『ポトスライムの舟』、直木賞には天童荒太さんの『悼む人』、山本兼一さんの『利休にたずねよ』に決定されましたね。お三方にはご祝詞を述べたいと思います。お目出度う御座いました。全員三度目の候補で、既に他の文学賞も受賞している実力者だそうです。

 私も候補に名を連ねられる様に、これからも創作の歩みを続けて参ります。

 さて、年賀状の遣り取りを十数年している鹿児島の内科開業医の先生から、『送料が掛かるので、9作品のほぼ全部を配本で注文しました。中々の文才ですね』との添え書きで激励されました。嬉しい便りでした。鹿児島地区のガスター講演会の懇親会の席上で、千葉大学の医学部を出られ、同じ大学と言うことが分かり、年賀状を差し上げました。まさか、文学に興味が有るとは驚きでした。

 無料配信の電子本『ネガの絆ー歌咲くクラス仲間ー』を読んで頂けたでしょうか。『物書きネット』でのアクセスは500を超えていますが、評価は未だありません。遠慮なく評価ボタンを押して、想ったまま、感じたままの一行コメントをして下さい。未読の方はこの画面左上の『物書きネット』をクリックして、『作家の街』を押し、1棟目をクリック後、008号室の『小説家徳さん』に入り、最下段の『次頁』をクリックすれば見付かりますよ。

 この1ヶ月は小説執筆を中断し、既刊本9作品を宣伝するため、『無料ブログ』で検索し、新たに15社のブログを立ち上げ、計25社となりました。トップ画面のいくつかの小窓で楽に作成出来る会社から、次々と窓を開いていくなどの面倒な会社と色々有りました。十人十色とはよく言ったものです。

 明日17日は住吉自治会恒例の新年会が、柴又帝釈天門前の川魚料理店『川千家』で行われます。以前にもブログで書きましたが、私は音痴ですが、リズム感でカラオケを歌ってます。持ち歌は3曲しかなく、『北国の春』、『矢切の渡し』、『浪花節だよ人生は』です。今年は『北国の春』の替え歌を大声で歌い上げる予定です。一足早く、ここに書きますので、ご笑覧下さい。もしも、新年会参加の方がこのブログを閲覧していたならば、漏らさないで下さいね。

           『住吉の絆』

               平成二十一年一月十七日    高徳冬水

   一.曙 夢空 初詣

     富士見える あの土手

     住吉の ああ住吉の自治

     今年もお互いに 酒酌み交わし

     初心に返って 誓いを新たに

     あの安心を 守ろかな 守るんだ

  二. 菜の花 陽炎 渡し舟

     夏雲が 顔出す

     住吉の ああ住吉の誇り

     車社会はよ 笑顔で挨拶

     櫓太鼓に 手足が踊るぜ

     あの安全を 守ろかな 守るんだ

  三. こおろぎ 名月 秋の風

     飛び跳ねる 神輿が

     住吉の ああ住吉の絆

     家族の温もり いついつまでも

     寒空にこだます 火の用心の声

     あの命をば 守ろかな 守るんだ

 

 引き続き、恒例の『旅愁散文詩』の33作目をしたためます。

  三十三. 滋賀県琵琶湖、京都府京都(若き命)

                  昭和六十二年四月

   (一) 凪の湖上   滑る快速艇

       湖底より    琵琶湖周航の歌

       心で合掌   若き命

       魂の住家   浮き御堂

       石山寺    船参り

       満開の桜   石段に花びら

       源氏の君は  何処に

  (二)  いが栗頭    お下げ髪

       二十七年前の わが姿想う

       ここ       清水坂

       仁王門を    見上げし

       西門から    京の町並み一望に

       音羽滝より   細きカエデ

       高さ七米    懸崖造りの木組み

       力感溢れし   清水の舞台

 

 


新年のご挨拶と32作目の詩

2009-01-01 16:21:50 | 小説

 Photo_2

 新年明けまして、お目出度うございます。

 平成二十一年の初日の出が、関東の上空から葛飾の片田舎を照らし、穏やかな元旦を過ごしております。日本海側では、大雪だそうで、足元にご注意下さい。

 昨年からの世界大不況により、節約、倹約の時となり、今年からメール年賀を導入致しました。オバマ米国新大統領に期待し、経済、世界平和などに力量を発揮して頂きたいですね。日本の政治家も負けずに、国家、世界戦略を議論し、実践して欲しいです。それにはねじれ国会からいち早く脱却できるように衆院解散をして、国民に現政権の信を問うべきです。

国民としては、自己、家族、地域社会、国家、世界に思いを巡らし、出来ることから実践することです。安心・安全を第一として、健康、経済、生き甲斐の要素をしっかりと確立しましょう。

 私は小説と詩の創作を通して、どなたかの心に明かりが点ればと考えています。今年こそは新人賞を取りたいですね。現在、無料ブログを検索し、宣伝のため10社に加えて更に10社位を加えようとしている為、小説の執筆は中断中です。

 自治会活動では、地域社会の安心・安全のために地区副部長として隔月の会議やイベントに参加しているのです。17日の新年会のカラオケでは、『北国の春』の替え歌にして地域の題材を歌いたいので、これから作詞します。

ご多幸とご健康をお祈り申し上げます。

 恒例となりました、『旅愁散文詩』の32作目をお年玉としてプレゼントします。

芦原温泉を訪れたのは、昭和53年の第50回春の選抜高校野球で樽井投手を擁する浜松商業が福井商業を破り優勝し、福井商業が準優勝を飾った年です。

  三十二.福井県芦原温泉、永平寺 (女と宗教)

                昭和五十六年四月

   (一) 湯煙に 見え隠れする 女身

       雪国の白いもち肌 ピンクに染まり

       緑葉が 酸素を放つ

       リズミックな雨音が 心地よい音楽を奏で

       我、浴槽に浸かり 安寧を貪る(むさぼる)

   (二) 曹洞宗大本山 永平寺

         七百年にも渡り 道元禅師の教義を継承し

       老杉も数多(あまた)の修行僧を見守り

       ひんやりとした冷気が杉木立ちに 立ち込め

       心の芯まで伝わり来る

       七堂伽藍が回廊で結ばれし

       無念無想の境地とは如何に

       職業柄 その時の脳波は如何に

   (三) 風呂上り 地酒で乾杯 海の幸に舌鼓

       御陣乗太鼓 の音がする

       来し旅の楽しきことの多かりき

       明日からの旅路にも幸あれと語り合う

       民宿の襖の先は誰人ぞ

       日本海の 波のうねりの子守唄

       朝市に 顔出し 声掛け 通り過ぎ

       鴨が浦遊歩道で 暫し遊ばん

   (四)  輪島に別れを告げし 穴水へ

       キラキラと水面が輝く 七尾湾

       新緑の木々も飛び去り

       車窓から手を振る

       いつか立ち寄る 待ってておくれ

       列車は一路 東京へ