自著の小説・詩の紹介(巨人戦)

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高木徳一の小説の執筆状況と『性格(純真、粗野)』の歌謡詞(夏目漱石作の『こころ』の書評、巨人戦)

2013-05-18 14:10:02 | 小説

今日は。

今日18日は真の五月晴れで爽やかな日を過しております。

14日には、アステラス製薬OB会のカルチャークラブ主催の大相撲観戦に両国国技館での夏場所3日目として出掛けました。上位陣が勝ち、波乱は起きませんが、ビールを飲み、愉しみました。普段は夕食の下準備をしながらラジオで聴いています。17日現在、贔屓の大関稀勢の里が6連勝で調子良いが、前頭筆頭妙義龍は3勝3敗と苦しい。横綱日馬富士もよもやの4勝2敗。今後の展開はどうなるか・・。

 

1.政治・経済

  飯島内閣官房参与の突然の訪朝が連日マスメディアを賑わしていますね。先方のナンバー20とナンバー2と対談したとのこと。どのような遣り取りがあったのか、17日に北京経由で帰国するので、報告に期待が掛かる。拉致問題の進展は、人道支援との引き換えかなど・・。米韓が事前連絡無いことに、批判しているらしいので、その対処はどうする。

  橋本大阪市長が戦時中の慰安婦制度を是認するような発言や沖縄駐留の米軍幹部にストレス発散に日本の風俗業を利用するよう要請したことに、国内外から批判の声が沸騰していますね。マスコミは言葉尻を捕らえて、面白おかしく記事にする場合もあるので、政治家特に首長たる者、証拠を持った上で、言葉を選ぶべきでしょう。改革には、過激な発言も必要な場合もあるでしょうが。例えば、諸外国にも慰安婦制度に似たような仕組みがあったと言うならその証拠はあるのでしょうか。確かに、何時死ぬかも判らない戦時下では慰安となるような物事は必要な気がしますが。それが即、性なのか、音楽や食料なのかなどの議論はあるでしょう。体験者に聞けば判るでしょう。また、風俗業発言も米軍人らによる多発している沖縄女性への暴力などを防止する一つの手立てとして法律の範囲内での風俗店での遊びを言った積もりだったようですが、米国ではどうも風俗イコール性産業を意味しているようです。政治家の失言は即辞職を招きますので、慎重の上にも慎重を期して頂きたい。背には投票した多くの国民がおりますから。

  アベノミクスと日銀の金融大幅緩和策で日本株が急上昇し、日経平均は15138円と大幅高となり、為替も1ドル103.5円の急激円安になっていますね。輸出産業は収益アップですが、エネルギー、原材料、食料などの輸入産業は苦しくなり、家計にも響きます。この辺の調整が難しそうなので、政府、日銀の舵取りを見守る以外にはありませんね。

  世界を見渡せば、米国は回復基調にあり、インド、インドネシア、ブラジルはまあまあで、中国が横ばい、欧州は相変わらず低迷続き。

 

2.社会

  反町・松嶋夫妻がマンションで飼っていたドーベルマンを子供が引いて、共用廊下で隣人に噛み付き負傷させ、両者で示談が成立していたとのこと。この件で思い出すのは妹が親戚の家を訪れた際に、大きなドーベルマンに襲われ、瞬間死ぬかと思ったとの一件。お尻を噛まれて声を上げ、直ぐに飼い主の従弟が現れ、犬を大きな網囲いの中に入れたそうです。その時、たまたま広い庭で放し飼いにしていたとのこと。大型犬をマンションで飼うのは、事故を想定すれば考えものである。

  米国で、3Dプリンターでセルロイド製の拳銃が作れて、実弾が発射されると報告され、驚愕した。悪事に使われるので、罰則を強化する以外にないのでは。

 

  3.科学

  三井海洋開発は洋上の風車で発電しながら、潮の流れで海面下の水車を回すダブル発電装置を開発し、今秋佐賀県唐津市沖の洋上で世界初の実証実験を始めると佐賀県と共同発表した。 

  東農大と新日鉄住金は共同で鉄を製造する際に出来る鉄鋼スラグが海水を含んだ土を中和し、塩分を取り除く効果に着目して、今春福島県の相馬市で津波被災地の農地再生に成功したと報告した。拡大予定。

   北大の長谷川靖哉教授らは2種類のレアアースを組み込んだ高分子を開発し、紫外線を当てると低温で緑、中温で黄色、高温で赤くなり、250度からマイナス100度までを1度刻みで測定可能とのこと。従来は150度までだった。宇宙船が大気に突入する際や航空機、自動車の高速での表面温度の測定に応用。

 

4.医療

  理化学研の高橋政代リーダーーらはiP細胞から網膜の色素上皮細胞を作成し、加齢黄斑変性への治療計画を厚労省に申請中。阪大の西田幸二教授らもiPS細胞から角膜の上皮や内皮の細胞を作成し、角膜症の治験を3、4年後に開始予定とのこと。

  東大の藤堂教授らはヘルペスの原因となるウイルスの遺伝子を組み替えて、癌細胞だけを殺すように工夫されている『G47Δ』を開発した。これはマウスの前立腺癌で癌消失をみたので、ヒトでの臨床試験を5月から東大泌尿器科の福原講師らが始める予定とのこと。

  米オレゴン健康科学大の立花研究員らはヒトの皮膚の細胞からクローン胚を作成し、それからES細胞を作ったと報告した。これを自分の生体移植に利用すれば拒絶反応はない。

  全国発明表彰で恩賜賞に輝いた大塚製薬の大城、佐藤、倉林さんおめでとう御座います。ドーパミン受容体を適度に遮断し、幻覚や感情消失を呈する統合失調症を治療する新薬アリピプラゾール(商品名:エビリファイ)を発明されたそうですね。抗胃・十二指腸潰瘍剤ファモチジン(ガスター)の発明開発に携わった一人として当時を思い出しました。

  東大医科学研の中内教授らはマウスにヒトのiPS細胞を移植し良性の奇形腫を作らせ、その中の造血幹細胞を取り出す事に成功した。これを、造血細胞を作れなくしたマウスに移植した結果、さまざまな血液細胞が出来たと。白血病治療に期待大!

  慶応大の木須助教らはカニクイザルの子宮を血管と一緒に取り出した後、再び元の場所に戻して膣と血管を縫合し、自然妊娠させ、赤ちゃんに異常なしと報告した。霊長類では初の成功。脳死ドナーからの子宮移植を視野に更なる研究を!

  国立精神・神経医療研究センターと日本新薬はジストロフィン合成遺伝子の変異による筋ジス患者10人に、変異を無効にする薬を数ヶ月投与し、安全性や有効性の臨床試験を7月から開始予定と発表した。期待される!

  京大iPS細胞研究所の堀田助教らは筋ジス患者の皮膚からiPS細胞を作り、悪さをしている遺伝子だけを切り取り、筋肉に変えることに成功したと報告した。安全性の確立に10から20年掛かるが、移植の治療法に取り組むと。

  福岡大と慶応大などのグループはSCN1A遺伝子異常の難治性癲癇患者の皮膚からiPS細胞を作成し、そこから神経細胞への作成に成功したと報告した。病因解明や新薬開発の期待大!これまでにアルツハイマー病やパーキンソン病などのIiPS細胞が作成済み。

 

5.スポーツ

  巨人は17日現在、26勝13敗2分で2位阪神に3.5ゲーム差。交流戦は不振が続いていた阿部の2試合連続ホームランで2勝1敗となっている。大不振の1番長野が17日の西武戦で5打数4安打の固め打ちをして、徐々に上向きになった事は心強い。坂本、ロペスは好調をキープしている。投手陣は内海、澤村、杉内、ホールトン、宮国の先発陣がまあまあで、抑えの山口、西村もそこそこ頑張っている。昨年に続く交流戦の優勝を、日本一に向ってゴー! 

  ゴルフ界では、松山選手がプロデビューし、優勝争いに食い込むような大活躍に沸いている。

  卓球は今パリで世界選手権が開かれていて、男女ともメダルを目指し、奮闘中。

  サッカー界の貴公子、ベッカムが突然の引退表明でびっくり。ピークで退く美学を魅せた。 

 

6.夏目漱石作の『こころ』の書評

  小説の執筆を脱稿した後、寝かしている間に有名作家の小説を読んで幾らかは参考にしてきました。今回、『白球と海星(ヒトデ)』を脱稿し、無料閲覧の青空文庫を思い出しましたので、『青空文庫、縦書き』で検索した結果、『こころ』が目に留まりましたので、読ませて頂きました。青空文庫を立ち上げた関係者に心より感謝申し上げます。大作家の作品書評などおこがましいのですけど、感じたことなどを列挙致します。この作品は大正3年に『心 先生の遺書』として朝日新聞連載の長編小説で、岩波書店初の出版物だそうです。

 1)内容としては、明治末期の夏休みに鎌倉に旅していた『私』はそこに来ていた『先生』と出会い、大学のある東京に戻ってからも付き合う。大卒後、父親の病が危うくなった頃、読書三昧の先生から来た遺書めいた長い手紙を読み、東京に駆けつける。その手紙には、己の一生が記されていた。先生は田舎の財産家の一人息子で両親が幼い時に亡くなり、父親の弟が財産管理をする。その娘との結婚を断ると、冷たくされ、財産も大部分使い込まれてしまい、人間不信に陥る。学業のため、上京し、戦死した軍人の未亡人と娘の家に下宿して、勘当された友を呼び寄せる。友情と恋愛の板ばさみに悩んだ末、友を裏切り結婚し・・・。

 2)題名に『こころ』とある通り、内面描写が細やかで、繰り返しもあり、多過ぎないかと思った位である。

 3)確かに自分もその立場、境遇になったらそうするだろうとの場面も多く、読みながら頷き、共感出来た。

 4)現代では、恋の駆け引きは多くの人がするもので、友を出し抜いたからとの罪悪感は余りないと思う。やはり、時代背景で、当時の人は葛藤したのだと考えます。

 4)不思議なことに、『白球と海星(ヒトデ)』と類似の材料があった。

  ① 手紙で真実を告白する場面

  ② 自殺場面

 

7.小説の執筆状況

  脱稿した『白球と海星(ヒトデ)』の400枚の小説は上限の300枚にして、第2回かつしか文学賞に投稿します。

 昨日、買い物途中で店のガラスに貼ってあった募集を偶然見て、即座に応募を決意しました。最優秀賞100万円、優秀賞各10万円の3点に目が吸い越せられました。締め切りは10月なので、この他にもう一遍を応募予定で構想を練りました。

あなたも応募致しましょう。

『かつしか文学賞』で検索すれば、応募規定がありますから。

 

8.『性格(純真、粗野)』の歌謡詞A. うぶなお前        (七五調)     一. うぶなお前の     その瞳        俺の目には      痛かった        慕ってくれた      兄さんと        背なの鬼夜叉     すごんでる        あやめた男の     泣き叫び        辛い過去など     話せねえ     二. うぶなお前の     その髪に        事故死の妹      思い出す        慕ってくれた      兄さんと        何時しか恋に     溺れてた        アパート一間の    新所帯        辛い過去など     忘れたい     三. うぶなお前の      憂い顔        酒に飲まれて      手を挙げた        我慢限界         兄さんと        娘と供に         家を出た        危篤の知らせに     舞い戻り        看病母娘(おやこ)に  手を合わす   B. 腕白坊主とお転婆娘         (七七調)     一. ここに出ました     腕白坊主        家来引き連れ      ガキ大将        メンコ・ベーゴマ     相撲をとって        何時も勝つのは     ごますり手合い        夏の墓場で        夜の肝試し        子供神輿に        ワッショイ        ワッショイ         ワッショイナー     二. ここに出ました     お転婆娘        手下引き連れ      姉御の気取り        木から木へと       ターザンごっこ        何時もトップの      挑戦者        夏の終わりは      黒んぼ大会        女神輿に         ワッショイ        ワッショイ         ワッショイナー     三. 腕白坊主に       お転婆娘        時は二人を        近付け変える        男伊達に         淑(しと)やか香り        神の前にて        誓った夫婦(めおと)        産まれし子達       一姫二太郎        大人神輿に        ワッショイ        ワッショイ         ワッショイナー         

                   


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