皆さん、こんばんは。
今朝は、ヒヤッと頬に触れた空気が秋深しを感じさせてくれました。しかし、私の心は温かいです。
実は大学時代の後輩から、先輩が薬学的な功績によって紫綬褒章を受賞されたとの朗報があったからです。5,6年前には会社での同期生が立て続けに3人、大腸癌、糖尿病、脳溢血で亡くなり、この1,2年で大学のクラスメートが肝臓癌、感染症で命を落とし、暗いニュースばかりでした。63歳ともなると死が隣に居るのだと実感しました。疲れたり、調子が優れなかったら直に休憩や医者の診察を心掛けたりしています。50歳を過ぎた方、健康にご留意下さい。
今回の吉報で勇気付けられ、最年長の新人賞、芥川賞を目指し、たゆまず歩み続けたいと思います。どの程度の力量か、一読して頂き、長所、短所をご指摘下されば、更にグレードアップが計られますので、宜しくお願い申し上げます。
そうでした、自分の慶事を忘れていました。この6月から自著小説の案内が『ホンニナル出版』サイトに無料で掲載された事です。これを契機にこのブログを立ち上げ、皆様と交流出来る様になったのです。長く生きていると、良い事が有るものですね。
野球については、中日がアジアチャンピオンになり、落合監督が正力賞を受賞し、ファンの方にお祝い申し上げます。巨人は、補強も必要でしょうが、2軍選手をしっかり育て、投手力、守備力、走力を鍛えて欲しいです。何しろ打撃の調子は水物ですので。来年を期待しております。
さて、8作目の小説『希望の確率、癌シリーズ③』は、ワード打ちが終了し、内容を再チェックした後、私設編集長に校閲を依頼し、半分に短縮しますので、もう暫くお待ち下さい。
それでは、恒例の『旅愁散文詩』の6作目を掲載しますので、ご感想や旅の思い出を頂けたら嬉しいです。
東北地方
六.岩手浄土ヶ浜(この世の浄土)、昭和45年8月
(一)眼に飛び入りし景観 一幅の襖絵の如し
天地静寂 白砂青松
真夏の旭 キラキラ輝く真砂
青海に聳ゆる岩肌 松の形異なりて
入道雲 水平線に湧き出でし
時の過ぐるを忘れ 我 浄土を彷徨す
(二) まどろみ覚めし昼下り 一幅の影絵の如し
老若男女 歓喜横溢
ビーチボール キラキラ輝く水着
しなやかな柔肌 顔の形異なりて
大波小波 此岸に打ち寄せ
時が無情に過ぎ去り 我 娑婆に融け込む