自著の小説・詩の紹介(巨人戦)

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高木徳一の小説の執筆状況と『星』の歌謡詞(小説講座)(スポーツ)

2011-02-16 22:09:52 | 小説

 今日は。

 これからは三寒四温を繰り返し、新芽が伸びる春へと季節が巡りますね。

 入学や入社の試験を控えている方々も多いでしょうが、健康、栄養、睡眠に留意して全力を出し切って下さい。

  

1.政治、経済

  国会では予算が審議されています。国民生活の向上や経済活性を睨んでお互いに合意点を見出し、早期成立、実施を期待します。

日経平均が10800円台となり今年の最高値でした。昨年4から12月までの企業決算がやや良好となり、また米国でもGMを始め、金融業なども高利益を達成しているとのこと。インド、中国、インドネシアなども相変らず上昇傾向。

 但し、チュニジアに端を発した反政府デモはエジプト、イラン、バーレーン、リビアにも波及して、治安部隊との衝突がみられています。既に、チュニジアとエジプトは政権が倒され、民主的な選挙体制の取り組みを始めていますが、どのような政権が出来るかが懸念されます。これらも多かれ少なかれ世界経済に影響を及ぼしますので、その動向には注目です。

  

2.社会

  鳥インフルエンザ感染が宮崎県、鹿児島県、島根県などの他に、和歌山県や三重県でもみられ、地域が拡大され、大変な経済損失ですね。予防対策をしっかりと。

  目黒の夫婦殺傷事件の犯人が防犯カメラを手掛かりに逮捕され、ほっとしましたが、犯行理由がまだはっきりしません。韓国にも家族をつくり、その子供の医療費ほしさかもと・・。現在職もなく、知人に借金をしていたとか。

また、14日には新潟県長岡市の高専高校の男女二人が転落し、女性死亡、男性治療中との事件が報道され、女性には30箇所もの刺し傷が。これは無理心中か、殺人か・・。しかも、テスト期間中の昼休みとのこと。

幼児虐待死が続いていただけに、いとも簡単に人を殺す世の中になってきたものだと・・。貧すれば鈍するで、安定した収入がなければ、イライラがつのり、殺意も芽生えましょう。安心、安全の世の中にするには最低限の経済保障が必要ですね。

  

3.医療(ツイッターでの記載を転記)
 
 1)横浜市大の大野教授らは、DNAの情報を写し取り、蛋白質を作るメッセンジャーRNAを監視する酵素の立体構造を電顕で明らかにした。この酵素はエラーを見付けるとその働きを止める。無限に増殖する癌細胞にこの酵素がどう関与しているのかなどを分析すれば、抗癌剤開発に役立つかも。基礎研究の重要性で、予算を多く。 
 
 2)東大で、宮島教授らのチームがマウスの皮膚から作製したiPS細胞をインスリン分泌組織にすることに成功したと。既にインスリンを分泌する細胞は出来ていたが、この分泌を調整する機能を持つ組織はなかった由(朝日新聞、6日)。人での応用が期待される。再生医療が充実すれば薬は消えるか・・
 
 3)教育テレビ『サイエンスゼロ』の昨年7月10日の再放送。東大医科学研でヘルペスウイルスの遺伝子の三箇所を改変して、脳腫瘍のマウスに投与し癌細胞を80%殺したと。ヒトで安全性のP-Ⅰを実施中。安全性が確認されれば、少数の患者でP-Ⅱへと。欧米では1箇所、2箇所改変したものでP-Ⅲ中だそうです。
  

4.スポーツ
  相変らずプロ野球はルーキー選手である日本ハムの斉藤祐樹投手を中心の報道が賑やかですね。早大三羽烏の大石投手や福井投手、更には巨人の澤村投手にも順調な成長を期待します。今シーズン、どの程度の戦力になるか楽しみです。
  大相撲は野球賭博に端を発し、八百長メール事件が明るみに出て、14人の関与が疑われています。3人は八百長を認め、そのうちの一人が現幕内力士の関与をほのめかしたそうです。原因が何であるかを究明し、処分を下し、対策改善して全力土俵を早く見せて欲しい。

  

  

5.小説講座

  前作から時効大事件の犯人の心理を描くことにして、昨年末に府中3億円事件を題材にした『氷雨の武蔵野』を文学界新人賞に応募しました。

現在は国松長官狙撃事件を料理中です。

先に、海堂尊君や東野圭吾氏の著作を読んでいて、今回一段落したので葛飾中央図書館で そのほかの作品をと出掛けました。

尊君の本は全て貸し出し中で、東野氏の『容疑者Xの献身』と『超・殺人事件』を借りました。以前、花村萬月氏の作品にはスピード感があったので、『萬月療法』と『NON笑う山崎』を持ち帰りました。その際、次の二冊が目に留まり、推理とかミステリの味を少しは自著に入れてみたいと思い、読むことにしたのです。

 1)『北村薫の創作表現講義(あなたを読む、わたしは書く)』(北村薫、新潮社、2008年)

  (1)書きたい事は何か:何を書くかの発見、書き出しについて、書きたいことがあるか

  (2)創作の糸口を見つける:スパークするおもしろさ、東洋の表現・西洋の表現

  (3)連想する、想像して創造する:日常と非日常、春の愁い

  (4)物語のまなざし:視点と文体

  (5)短編小説を読む

  などの目次があります。

    要は、名作と言われる短編小説を多く読み、内容を分析し、真似から始まり、その内自分独自の文体を探し出す。常に好奇心を旺盛にして、新聞、テレビ、ラジオ、雑誌、ネットなどのマスメデイアの情報や車内、社内などの場の人達の会話などからこれはという題材をメモする。書きたくなった時、伝えたくなった時に執筆すれば良いと言っていると思われます。

 2)『ミステリを書く! 10のステップ』(野崎六助、東京創元社、2002年)

  はじめに:とにかく毎日書きなさい、たとえ1時間でも

  (1)読む:読むことは書くことの入り口、傑作短編の『動機』を解剖

  (2)題材を探す:ネタ本を持つ、新聞から

  (3)調べる・取材する:文献調査、当事者に話しを聞く、現地取材

  (4)ミステリとは何か:何を読むべきか、名作リスト

  (5)人物をデッサンする:人物観察法、観察から描写へ

  (6)構成プランを立てる:見積書から図面へ、登場人物表、導入の鉄則、作品のPR

  (7)キャラクターを作る:名前、IDデータ、基本会話、背景や小道具、名台詞

  (8)視点:ミステリは部分的な真実を少しずつ出していくことによって、最後の大きな真相解明というゴールに到達する形式。一人称か三人称か。探偵、犯人、語り手の視点。客観と主観

  (9)時制:初級者は時系列通りに。中級以上は結末から先頭とか途中にフラッシュバックするが、接続を論理的に

  (10)文体・シーンの演習:仮タイトル、書き出しを幾つか

斬新なトリックは先ず基本教養から!

最後は自分の脳漿から搾り出す以外にはないということでしょう。

  

6.執筆状況

  仮題『金門橋の恵風』はテーマ、ストーリー展開、人物相関図のところで中断し、より良い作品を作ろうと、図書館に出掛け、5の小説講座に記載した書物を現在読んでいます。   

  

7.『星』の歌謡詞   A. 星祭り    (不定形 一. 金鶏の鳴き声     一際高  赤星見付けた     東の空に      暗くなって        消えてゆく    何を夢見て       眠るのかルルルー   星   星達よ  二. 西の空に輝く      一番星 宵から夜へと      移りゆく星の昼間は       星月夜何を愉しく        語らうのかルルルー   星   星達よ  三. 天の川に浮かぶ    きら星まぶし  織姫牽牛         七夕祭り 一夜を共に        星の宿   何を二人は        想うのか   ルルルー   星   星達よ  B. 泣き笑い星  (七七調   一. 星は泣いてる     僕の心に    夕べ振られた     悲しい僕に  何で何だろう      判らぬ僕に 唇燃えた        あの日あの時  あれは夢        これも夢  この世は        幻なのか   そうよー         幻なのよ  二. 星は笑ってる      僕の心に  新手の彼女       嬉しい僕に   心結ばれ         和んだ僕に二人で歩む        バラ色の道 あれは幸(さち)     これも幸この世は         希望なのか    そうよー          希望なのよ


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