橋下市長ブレーン飯田氏が山口知事選出馬

2012-06-10 13:55:41 | 政治
7月12日告示、同29日投開票の山口県知事選に、NPO法人「環境エネルギー政策研究所」(東京都中野区)の所長、飯田哲也氏(53)が立候補する意思を固めたことがわかった。

 飯田氏が周辺に出馬の意向を伝えたことを、複数の関係者が明らかにした。近く出馬の記者会見を行う。

 飯田氏は山口県周南市出身で、京都大大学院工学研究科修了。原子力発電所に関わる企業や機関の閉鎖性を表す「原子力ムラ」の名付け親とされる。橋下徹・大阪市長のブレーンとして大阪府と同市の特別顧問のほか、政府の「総合資源エネルギー調査会・基本問題委員会」の委員も務めている。

ソーラーチムニー

2012-06-10 12:47:15 | 自然エネルギー
(CNN) 暖かい空気は上へ向かう。夏の暑い日に天井裏へ足を踏み入れてみると実感できる。この基本的な科学現象を利用すれば、都市の電力を丸ごとまかなえるほどのクリーンエネルギーを生み出せるかもしれない。

何百年もの間、温度の高い気体が上昇する性質を建造物の冷却に取り入れてきた。自然換気を利用する建築物「ソーラーチムニー」は、空気の温度差を利用して、熱気を建物の外部へと放出する。オーストラリアの再生エネルギー企業エンバイロミッションを率いるロジャー・デービー氏は、ちょっとした工夫とともに、この現象を発電に利用しようと考えている。

デービー氏は、上昇気流を生み出す高さ800メートル弱の巨大な太陽熱発電用タワー「ソーラーチムニー」を米アリゾナ砂漠に建設することを計画中だ。タワーは32基のタービンを備え、熱でタービンを高速回転させて発電するという。

エンバイロミッションによれば、こうしたタワーで最大200メガワットの電力を生み出せる。これは、10万世帯をまかなえるだけの規模だ。デービー氏は、石炭や原子力、代替エネルギーなどを業界から締め出したいのではなく、堅実で二酸化炭素を排出しない補完的エネルギー源を目指していると説明する。