St. John of the Crossの生き方に憧れて

受洗後、最初に買ったカトリックの本が「愛への道」。相応しい生き方をしてない。彼に倣う生き方が出来るよう心がけたいです。

極めて散漫で饒舌な身の上話

2013-06-29 11:07:55 | Weblog
「秋元さんがアキハで新しいこと始めてるから、
帰り寄ってくといいですよ。
一度は見ておいてくださいね!」
“二股”で泊まってた場所から、
歩いて5分にそこはあった。
けど、午前をキャンセルしなければ・・・。



あるとき、
「A学園祭にうちのBが歌うから来てくださいね。」
朝から詰めた。
午前に出番が終わる。
「午後どうしようかな?」
思っていた矢先、そう言われる。
「秋元さん」「おニャン子?」「アキハ」、
イメージが繋がらない。
TRF全盛の時代。




結局、夜まで学園祭に留まりスカウト
し続けた。
ビラを配り、説明をして・・・。
だが、反応は一応に“ジョーク?”。
一箇所屋台で、
“今ここを離れてるけど、
そういうの興味ある子がいるから・・・”
それだけ。



「おニャン子」、
流行ったのは、入社年。
暮れ、同僚10人でヒット曲を歌う。
メドレー、
社会人のパワー・文化がそこにあると思った。
髪型まで真似たけど、
15年後のわたしでさえ、
ビラを渡すの憚るだろう。



君に似合うのは「ゆーゆ」だよ。
帰省しても事務所との関係は続いた。
Bに土産を贈ったり、
偶に上京したときイベントを見る。
マネージャー・タイプはそういうことはしない。
「ミーシャみたいな歌手の
マネージャーやりたい」
事務所に泣きついた。
出来もしないけど、
言うことだけはワガママな
お宅。
25で言われたことは的確だと思う。


いろいろなし。
goo&アメブロ
「日本の調べ」、東京と地元学園祭。
「酒井香ちゃんのブログ」も宜しく。
最近、新しくした。
+主のお恵みが皆様に。

2013年6月29日
            乗倉寿明記す

東京に行って来ました

2013-06-27 23:30:53 | Weblog
「演技の勉強の為に、
どういう映画を見てきましたか?」
「「バリー・リンドン」です。
主演のライアン・オニールに憧れ、
左利きに努めています。」
「演技の勉強に洋画は駄目、
邦画にしてください。」
演出家の指摘は的確で手厳しい。
レッスン前に3点を仮定する。
セリフが完全に入っていること。
前の晩に演技の勉強の為映画を見ること。
何処に生かされているか、
言わなくても分かるほど演技に反映させること。



毎土曜、仕事を5時に終え、
その足で新宿行きの高速バスに乗り、
着8時。
御茶ノ水のカプセルに一泊。
翌、元フジTV隣接の某プロダクションの
レッスン場に通う。

NHK連ドラで想い出したのではない。
寧ろ小田急、
そっちはマネージャー見習いだ。



俳優と二股で東京に通ってた時代がある。
午後8時に新宿に着いてバスに乗る。
飯田橋で降りる。JRでお茶の水へ。
榎本加奈子の看板が駅に懐かしい時代。

わざわざ、バスの移動を入れた。
そのとき、神楽坂を通った。
午後9時。店は大概締まっている。
夜の東京をそんな形で観光した。
もう、15年?
午前、レッスン。
午後は、マネージャー見習い。
そんな飯事みたいに週末を過ごした。

先日、神楽坂に行く。
入ったファミレスは確かに記憶にある。
その時代か、
さもなければ何時もの予知夢。

詩の会に出席。
20人ほどの詩人の集まり。
みんな、わたしよりずっといい詩を
書いていらっしゃる。
3時間があっという間に過ぎる。
べリべりでなくバリバリの新人となるに、
どれほどの距離があるだろう。



15年隔てて、こんな形で、
東京を訪れようとは思いもしなかった。
ただ、
「バリー」には落ちがあって、
「映画のどこをどう読むか」
(D.リチー;キネマ旬報社)
によると、p.105
“オニールは、うまい俳優ではない。・・・
マリア・べレンスン・・・もまた演技が
できなかった。
この二人の札つきの下手な俳優が・・・“
ただ、こう続く。
“彼は、うまい俳優を望まなかったのだ。
つまり、俳優のうまさが、キュブリック
が望んでいなかった感情移入に類するもの
を生み出すことになるからである。“
“俳優は、監督の意思がなめらかに通る
ように、そのための手段とならなければ
ならなかった。“
“俳優、つまり登場人物に感情移入する
ための観客の力に制限を加えることを望んだ“
“情緒的感情移入のこの明らかな欠如は、
観客の内部にまったく本物の感情の必要
を生み出すことになる。“
“だが、映画には、それ以上に多くの
可能性があり、映画を単純にストーリー
+感動と慣習的に制約することは、
ばかばかしほど無益なことである。“

「実は、演じる側でなく、作る側に
いたいんですが。」
キュブリックが言わせしめたのかも
知れない。
ポツンとそう洩らしてしまった。
そういう練習生は置いておかないだろう。

「バリー」を初めて見たのは、
20才のとき。
池袋の500円位で入れる名画座。
一緒に見た人は、プロデューサー
になりたいと言っていた。
もう、すべて今は昔の話、
わーはっはっは。
(地元のごく一部の人にしか、
このギャグ分からないと思う)



アメブロ&gooへ
いろいろなし。「日本の調べ」。
東京と高松祭。
「酒井香ちゃんのブログ」も宜しく。
+主のお恵みが皆様に。

2013年6月27日
             乗倉寿明記す

余り時間が無いので新宿/高松祭の写真と読んでる本と・・・

2013-06-24 16:45:24 | Weblog
文芸。
「日本現代詩史1」(村野四郎氏他;右文書院)
「日本の古典」(北原保雄氏;大修館)
「俳句の作り方」(石原八束氏;明治書院)
「俳句作法」(水原秋桜子;朝日文庫)
「魔法の杖」(俵万智女史;川出文庫)
「話し方歳時記」(野瀬四郎氏;廣済堂)
「ヴィリエ・ド・リラダン」(マラルメ;東京森開社)
“Penguin English Verse 4
The Romantics“
/ 



信仰。
「ミサきのうきょう」(P.ジュネル;ドン・ボスコ)
「旧約聖書」
「アシイシの聖フランチェスコ巡礼の書」
“The Sectret of Francis
of Assisi“(C.Bobin)
「いと低きもの」(上の本の翻訳;中条省平氏訳;平凡社)




その他。
「モジュライ理論2」(向井茂氏;岩波)
「経済学・ファイナンス理論」(縄田和満氏;東洋経済)
「ケインズ」(伊東光晴氏;講談社学術文庫)
「数学学習の理論と問題解法」(梅沢敏夫氏;培風館)
“Statistical Methods in
Bioinformatics“
(W.J.Ewens et al;Springer)
「トップ・ドラッグ」(J.サウンダース;化学同人)
「和菓子」(安守正氏;毎日新聞社)
「和菓子風土記」(楠本憲吉氏;文化出版局)
「若者たちの神々Ⅰ」(筑紫哲也氏;新潮文庫)
「キャッチフレーズ100年」(武田勝彦氏;潮文社)
「傑作!広告コピー516」(メガミックス;文春文庫)




雑誌。
「詩と思想」(‘13・6月号)
「英語教育 ‘13・1&2月号」
「日本物理学会報 ‘13・6月号」
「数学 65巻1号」(日本数学会;岩波)
「日本応用数理学会論文誌 ‘12・12月号」




読了したものもあるし、大部分読み齧り。
「日本の調べ」を聴きながら。
写真は東京と飯田。
金午後・土曜日終日は東京。
日曜は母校学園祭。
長くなったので、いろいろ省略。




「洗礼者聖ヨハネの誕生」当日のミサ
福音朗読 ルカによる 第1章
(ヨハネは古い時代を代表しながら、
新しい時代を宣言する者。)
「聞いた人々は皆これを心に留め、
「いったい、この子はどんな人になるの
だろうか」と言った。この子には主の力が
及んでいたのである。」
+主のお恵みが皆様に。
+主に賛美と栄光。

2013年6月24日
                乗倉寿明記す



「万葉集」について、引用

2013-06-17 11:46:05 | Weblog
文献、
(1)「萬葉秀歌(上・下)」(斎藤茂吉氏;岩波)
(2)「万葉集研究(上・下)」(斎藤茂吉氏;岩波)
(3)“The Manyoshu”
(The Nippon Gakujutsu
Shinkokai;
Columbia Univ.Press)
(4)「万葉秀歌(1)~(5)」(久松潜一氏;講談社)
(5)「万葉集の鑑賞及び其の批評」(島木赤彦氏;講談社)
(6)「万葉集鑑賞事典」(神野志隆光氏編;講談社)
(7)「日本歌語事典」(佐々木幸綱氏他;大修館)などから引用する。以
後、この番号を使う。
全部いい本なので買って読んで頂けることを期待して。




あしひきの山の雫に妹待つと
      われ立ち塗れ沾れぬ山の雫に
           (大津皇子;巻二・一〇七)
吾を待つと君が濡れけむあしひきの
      山の雫にならましものを
            (石川郎女;巻二・一〇八)
(1)(6)

Waiting for you,
In the dripping dew 
of the hill
I stood,-weary and wet
With the dripping dew
of the hill
           -By the Prince

Would I had been,beloved,
The dripping dew of
the hill,
That wetted you
While for me you waited.
           -By the Lady

Ashihiki no yama no
shizuku ni matsuto 
ware tachinurenu yama 
no shizuku ni

A wo matsuto kimi ga
nureken ashihiki no
yama no shizuku ni
naramashimonowo
(3)

「御歌は、繰返しがあるために、内容が単純になった。
けれどもそのために親しみの情が却って深くなった
ように思へるし、それに第一その歌調がまことに
快いものである。」(1)

「この二首は軽い応酬で、皇子の歌は、山のしずくに
濡れるまで待ったのだといい、郎女の歌は、そのしずく
になりたい、と切り返す」(6)

「山の雫は実に要を得た詞である。恐らく皇子の造語
であろう。その「山の雫」を二箇所に繰り返している
ところ、万葉初期の幼さに通じていて、全体がよく
生きている。一読身辺に露の雫を聞く心地がする。」
(5)

「「山の雫」といふ語感がよく、一首の意が順直に透る
所があって、甘美な情緒は心を惹くものがある。」(2)


「雫」関連の歌。

「匂ふ香の君おもほゆる花なれば
折れる雫にけさぞぬれぬる」
(古今和歌)

「春雨のふるとも見えず谷かげは
岸のしづくの音ばかりして」
(春葉集:荷田春満)

「枯芝原よべ降りし雪のとけしかば
辛夷の花は雫してあり」
(氷魚:島木赤彦氏)
(7)




文芸。
「合本俳句歳時記」(角川)
「現代詩手帖6月号」
「万葉集」「新古今和歌集」「古今和歌集」
「かばん3月号」「角川短歌4・5月号」
「俳句の世界」(小西甚一氏)
「デザインとコピーの創造性」(金井直氏)

その他。
「日本応用数理学会報‘12・9月号」
「英語教育3月号」「数理科学3月号」
「和菓子さろん」(野上千之氏)
「経済学・ファイナンス理論」(縄田和満氏)
「モジュライ理論2」(向井茂氏)
「リードα生物基礎」
「標準セミナー化学基礎」
「クリアー数学演習ⅠAⅡB」





京都に行きたかったが、名古屋止まり。
昨日、名古屋に行く。短歌会。
暑かった。
暑かったので、只管、喫っ茶をして終日過ごす。
喫茶をして本を読み、歌を聴く。
写真を撮る。
「日本の調べ」、
英語の聖書朗読、聴きながら。
goo,アメブロ併載。
「酒井香ちゃんのブログ」も宜しく。


白梅に明くる夜ばかりとなりにけり

「白梅のほのかに薫って、曉けようとする浄らかさ
の世界。蕪村の現身の命が消えようとしてまだ消え
ないうち、かれの魂はすでに白梅浄土に往き生まれ
たのである。」
・・・「俳句の世界」に甚く感動する。




年間第11月曜日 今日の福音
マタイによる 第5章
「「悪人に手向かってはならない。
だれかが右の頬を打つなら、左の頬
をも向けなさい。・・・
求める者には与えなさい。
あなたから借りようとする者に、
背を向けてはならない。」」
(主よ、難しいことです。・・・
だが、主が私たちにしてくださったのは、
これなのだ。)

+主のお恵みが皆様に。
+主に賛美と感謝。

2013年6月17日
                乗倉寿明記す

万葉「百伝う磐余の池に・・・」の歌、引用

2013-06-13 16:12:31 | Weblog
前回の文献、
(1)「萬葉秀歌(上・下)」(斎藤茂吉氏;岩波)
(2)「万葉集研究(上・下)」(斎藤茂吉氏;岩波)
(3)“The Manyoshu”
(The Nippon Gakujutsu
Shinkokai;
Columbia Univ.Press)
の他、今回から
(4)「万葉秀歌(1)~(5)」(久松潜一氏;講談社)
(5)「万葉集の鑑賞及び其の批評」(島木赤彦氏;講談社)
(6)「万葉集鑑賞事典」(神野志隆光氏編;講談社)
なども引用する。以後、この番号を使う。
全部いい本なので買って読んで頂けることを期待して。


百伝う磐余の池に鳴く鴨を
      今日のみ見てや雲隠りなむ
                  (大津皇子)

百伝 磐余池に鳴鴨乎 
      今日耳見哉 雲隠去牟

Today,taking my last sight
of the mallards
Crying on the pond
of Iware,
Must I vanish 
into the clouds!
             [Ⅲ;416]

Momozutau Iware no ike ni
naku kamo wo kyo nomi miteya.
(3)

「鴨がやってきたのと入れ代わるようにして、我が魂は雲のかなたに天がけるのか・・・磐余の池に鴨の鳴く、眼前の世界は変わらずにあり続けるのに対し」(6)
「この歌に現れているのは死の虔ましさである。虔ましさに徹してはじめて歌の哀れさがあるのである。「今日のみ見てや」の「や」が全体に与うる調子の波動に注意せんことを望む。」(5)
「斯く池の鴨のことを具体的に云ったために却って結句の「雲隠りなむ」が利いて来て、「今日のみ見てや」の主観句に無限の悲響が籠ったのである。」
「歌は有間皇子の御歌等と共に、萬葉集中の傑作の一つである。」(1)
「姿致の高雅な点から云っても、当時の作品中第一線に立つものといへよう。」
「寧ろ一読して感銘するように修行せねばならぬと思って居る。」
「最初、意のきはめて簡明であることから親しみを感じないのであるが、再読して近寄り得ない迫力を思ふのである。」(2)
「それに調べの上でも、母音を用いるとともに、鴨とか雲隠るの如き“か行”音を使って、力強い音とよく調和せしめており、作品として秀れている。」(4)

雑誌、
「角川短歌」「角川俳句」「詩と思想」「現代詩手帖」「シナリオ」
「数理科学」「英語教育」などの最新号を読んでいる他は、
広告の本3冊。
「広告文」(朝日新聞社)
「広告文の歴史」(日本経済新聞社)
(共に鵜月洋氏著)
「文章がうまくなるコピーライターの読書術」
(鈴木康之氏;日本経済新聞社)

印象に残ったのが、鈴木氏のp.229
「第8部読み書きトレーニング自由参加型読書のすすめ」
の“読書のメモぐせ”の「メモ式気のきいた文章の書き方」(鈴木康之氏&多比羅孝氏;明日香出版社)からの氏自身からの引用文。
「  人を食った話
 海老で釣った鯛は、まず、胸を突いて、腹を割り、尻を割り、天塩にかける。口を割ったら、足を洗うのは早いほうがいい。・・・」
慣用句を見事使って大分のレシピ本が出来上がっている。
「これは、必読」と思わず“膝を打つ”。
今度、“鴨料理バージョン”を是非・・・。

写真も福音引用もなし。
音楽は「日本の調べ」。
goo,アメブロ併載。
「酒井香ちゃんのブログ」も宜しく。
+主のお恵みが皆様に。
+主に賛美と感謝。

2013年6月13日
               乗倉寿明記す