St. John of the Crossの生き方に憧れて

受洗後、最初に買ったカトリックの本が「愛への道」。相応しい生き方をしてない。彼に倣う生き方が出来るよう心がけたいです。

日記

2014-06-30 14:05:36 | Weblog
0 多忙。順番通り数学の更新のみ。写真は、6/15(日)のコスモス愛知歌会参加の折に撮影。映画は「恋愛小説家」。62作目のところ。

1 家にあるCDによるクラッシック紹介は2枚。前回を踏襲。
「ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番他」(アルバン・ベルク四重奏団;EMI)
「ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番」(ブッシュ弦楽四重奏団;ソニー巨匠伝説)

2 19・20日に、コスモス・コスモス愛知・コスモス愛知歌会・かばん・赤石のそれぞれに短歌を提出。25日に角川俳句に俳句を投稿。
ここ1週間は専ら古典の勉強をしてる。10日・10日・10日で詩・短歌・俳句と区切っていたが、古典を入れる。家に高校参考書が、5・6冊あるので片っ端から読む。
「古文研究法」「古文単語の新研究」「古典古文編」「完全マスター古典文法」「古典国語」「古典標準問題新講」「マドンナ古文」「チャート式古文」
を読み飛ばす。本当は松尾聡先生の文法書を手に入れ、味読したいのだが。アマゾンにはある、が高い。手が出せない。仕方無く三島由紀夫の「手にエーテル・ガーゼ(でしたっけ)の国文学者」を気取る。
「物理学者、ウォール街を往く。」をマックに持ち込み粘る。
“Spinors & space-time”“The finite element method for elliptic problem”“Mathematics of financial derivatives”
真夜中に入り、出る時は白んでいた。著者ダーマン氏は、素粒子論・IT・金融、3つの分野で歴史に残る研究をしている。現代のレオナルド・ダ・ビンチ。それぞれにチャンスを提供したアメリカの豊かさに憧れる。ドリームとは将にこれ。国力か。
「場の古典論」「電磁気学」(岩波講座)“Geometrical methods of mathematical physics”“Pauli lectures Electrodyanamics”「新・物理入門演習」
を次の日、マックで。
昨日は安息日。午前ミサ。午後、土・日と高松祭59th。軽音・演劇。“Growing with jazz”を持ち込んで傍らで読む。読みながら聴く。思わず“Softly、as in a morning sunrise”と音読しそうになる。学園祭に行くと毎年そうだが、軽音のCDを買ってくる。今年は2枚。
教会で勉強。上の本の他、
「確率微分方程式」(岩波講座)「幾何学Ⅰ」(ハーツホーン)
などを読む。
教育会館でやっている「教科書展示」を訪れる。「日本の教育は世界一」を実感。

4 半年程前に「現代詩手帖」に投稿したけど採られることのなかった詩を少しづつ紹介して行きます。当然、一定のレベルに達しない詩ではありますが・・・。

“「昼」 白い小さな指先から 零れ落ちる サラサラした細かい砂 
アポロニウスの円筒形 破損した硝子 ・・・”

昨年末、「詩と思想研究会」に参加してから作ったのですが、「相も変わらず」です。

5 「人間精神の名誉のために」(J.デュドネ著;高橋礼司訳;岩波書店)から、ハミルトンの四元数についての引用。前回の続き。(p.138などから部分的に引用)

“もし、y=z=0ならば、A^ax,B=bx,C=cxととれば、(a^2+b^2+c^2)(x^2+y^2+z^2)=A^2+B^2+C^2 ・・・(36)が満たされるから、積の単位元としては、[1 0 0]をとることができると考えた。次に、c=z=0ならば、A=ax-by,B=ay+bx,C=0とすれば、関係式 (a^2+b^2)(x^2+y^2)=(ax-by)^2+(ay+bx)^2 ・・・(35)によって、関係式(36)が成り立つ。したがって、ハミルトンは積に対しても、i^2=-1であり、同様にb=y=0ととって、j^2=-1でなければならないと結論する。要求される条件がすべて満たされていると仮定すれば、(a+bi+cj)(x+yi+zj)=(ax-by-cz)+(ay+bx)i+(az+cx)j+(bz+cy)ij ・・・(37)となる筈である。しかし、ijはどんな三つ組α+βi+γjに等しいとするべきであろうか?ハミルトンが詳しく述べている手探りによる数学の創造の有様をみるのは、<フックス関数>の発見についてのポアンカレの記述よりもずっと近づき易く、得るところが多い。ハミルトンは次々にij=1,ij=-1ととってみる。そして絶望の揚句ij=0としてもみる。しかしどの場合にも(37)から得られるA,B,Cの値は(36)を満たさない。それは(a^2+b^2+c^2)(x^2+y^2+z^2)=(ax-by-cz)^2+(ay+bx)^2+(az+cx)^2+(bz-cy)^2 ・・・(38)からわかる。しかしこの式と(37)とをくらべてみると、未知の積k=ijの係数は、もし(37)を分配法則によって展開するとき、ji=-ijであるとすれば最後の項bz=-cyに等しくなる。かくしてハミルトンの直感的なひらめきが次の解を示唆する。すなわち、 1)実数の三つ組みでなく四つ組a+bi+cj+dkの積を考えて、k^2=-1であるとする。 2)積の可換性をすてて、結合法則と和に対する分配法則だけを保ち、ij=-ji=kとする。結合法則から、このとき ik=i(ij)=(i^2)j=-j ki=(ij)i=-(ji)i=-j(i^2)=j jk=j(ij)=-j(ji)=-(j^2)i=i kj=(ij)j=i(j^2)=-i が導かれる。”
学部の期末などに、そのまま出題するといいと思った。ただし、数学科か。
 
6 “夏空や戸の斜交いに午後の月”
「前作推敲も、一応作りました」という作!
 
7 “1939:The principle of solidarity,also articulated in terms of ”friendship“ or ”social charity“,is a direct demand of human and Christian brotherhood.”
 (from “Catechism of the Catholic Church”)
 
8 “1939:One would hope that also men and women without an explicit faith would be convinced that the obstacles to integral development are not only economic but rest on more profound attitudes which human beings can make into absolute values.”
(from ”The Companion of the Catechism of the Catholic Chruch“)
 
9 年間第13月曜日福音朗読。マタイによる第8章から。

“「狐には穴があり、空の鳥には巣がある。だが、人の子には枕する所もない。」・・・「わたしに従いなさい、死んでいる者たちに、自分たちの死者を葬らせなさい。」”
-(イエスに従うことは、新しい生命を生きることであり、新しい価値観によって生きること。)

†主のお恵みが。
†主に讃美と感謝。

2014年6月30日
                       乗倉寿明記す

日記

2014-06-18 01:22:12 | Weblog

0 多忙。主にCatechismの更新のみ。写真は、一昨日のコスモス愛知歌会参加の折に撮影。映画は「恋愛小説家」を見始める。

1 家にあるCDによるクラッシック紹介は2枚。

「ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番他」(アルバン・ベルク四重奏団;EMI)
「ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番」(ブッシュ弦楽四重奏団;ソニー巨匠伝説)

2 明日は水曜ミサ。午前10時。「エル・スール」、ビクトル・エリセ監督。私の「エル・スール」は飯田線であり東海地方。おばあちゃん子だったわたしは、学校の長期休暇の度に親戚の家に行った。わたしはそこで、カトリックを知った、ファインマンを知った。カポーティーの一情景すら経験した。

3 皇后美智子様の御歌、

“音さやに懸緒截られし子の立てばはろけく遠しかの如月は”

に関して、岡井隆先生の「現代短歌百人一首」(朝日文芸文庫)からの引用2回目。名著。是非買って読んでいただければ嬉しく思います。

“順序として長歌の最初のところを引用するなら、

  いのち得てかの如月の 夕しもこの世に生れし
  みどりごの二十年を経て 今ここに初に冠る
  浅黄なる童の服に 童かむる空頂黒幘 (以下略)

ということになる。“

4 半年程前に「現代詩手帖」に投稿したけど採られることのなかった詩を少しづつ紹介して行きます。当然、一定のレベルに達しない詩ではありますが・・・。

“「昼」 白い小さな指先から 零れ落ちる サラサラした細かい砂 
アポロニウスの円筒形 破損した硝子 ・・・”

昨年末、「詩と思想研究会」に参加してから作ったのですが、「相も変わらず」です。

5 「人間精神の名誉のために」(J.デュドネ著;高橋礼司訳;岩波書店)から、ハミルトンの四元数についての引用。(p.136などから部分的に引用)

“これは何等かの必要に迫られたのではなく、どうやっているかを<見たい>という全くの好奇心から試みに新しい対象を導入した典型で、歴史上の最初の例でもある。この頃はハミルトンは、複素数を実数の組[a b](都合上、縦書きを横書きで代用する。以下でも。)とみなして計算する方法をおし進めて、3個の実数の組[a b c]の場合を系統的に調べにかかった。複素数の場合には和の成分ごとの和によって定義されているから、ハミルトンは当然ベクトルの和として和の算法を定める。
[a b c]+[a‘ b’ c‘]=[a+a‘,b+b’,c+c‘]
しかし問題は積[a b c]×[a‘ b’ c‘]を如何に定めるかにある。ハミルトンは当然実数、複素数の積に対して成り立つ代数的な性質、すなわち結合法則、可換法則、そして加法との間の分配法則を保ちたいと考えた。
複素数の幾何学的表示のとき、平面の座標軸上の単位ベクトルによって1とiとが表されるのにならって、三つの座標軸上の単位ベクトル
1=[1 0 0],i=[0 1 0],j=[0 0 1] を考えて
[a b c]=a・1+b・i+c・j と書く。
彼の以後の試みを導く指針となったのは次のことであった。複素数z=a+biに対応するベクトル[a b]の長さを
|z|=√(a^2+b^2) と書くならば、
複素数の積に対して次の<絶対値の法則>
|zz’|^2=|z|^2|z‘|^2 が成り立つ。
これはブラマグプタの恒等式の特別な場合
(a^2+b^2)(x^2+y^2)
=(ax-by)^2+(ay+bx)^2 に他ならない。
複素数の計算との類似をおって、ハミルトンは彼の<三つ組>のa+bi+cjに長さ
√(a^2+b^2+c^2) を対応させた。
また積
(a+bi+cj)(x+yi+cj)=A+Bi+Cj
をうまく定義して、上に述べた代数的性質以外にさらに<絶対値の法則>
(a^2+b^2+c^2)(x^2+y^2+z^2)
=A^2+B^2+C^2 
も成り立つようにできないものかと考えた。”
思い起こせば、15・6年前に、「ハミルトンの四元数を量子コンピュータに使えないか」と模索した時期があった。詳細は引用・紹介を続ける中で、述べることが出来たら紹介しようと思っています。
 
6 “夏空や戸の斜交いに羊雲”
「一応作りました」という駄作!
 
7 “1939:The principle of solidarity,also articulated in terms of ”friendship“ or ”social charity“,is a direct demand of human and Christian brotherhood.”
 (from “Catechism of the Catholic Church”)
 
8 “1939:One would hope that also men and women without an explicit faith would be convinced that the obstacles to integral development are not only economic but rest on more profound attitudes which human beings can make into absolute values.”
(from ”The Companion of the Catechism of the Catholic Chruch“)
 
9 年間第11水曜日福音朗読。マタイによる第5章から。

“「施しをするときは、右の手のすることを左の手に知らせてはならない。あなたの施しを人目につかせないためである。・・・あなたがたが祈るときは、奥まった自分の部屋に入って戸を閉め、隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。・・・あなたは、断食をするとき、頭に油をつけ、顔を洗いなさい。それは、あなたの断食が人に気づかれず、隠れたところにおられるあなたの父に見ていただくためである。」”

-(神のもとでの誉れより、人々からの誉れを求める私がいないだろうか?)

†主のお恵みが。
†主に讃美と感謝。

2014年6月18日
                       乗倉寿明記す

日記

2014-06-17 15:00:02 | Weblog

0 連日のブログ更新。でも多忙。主に詩の更新のみ。
写真は、一昨日のコスモス愛知歌会参加の折に撮影。
映画は「恋愛小説家」を見始める。
 
1 持っているCDによるクラッシック紹介は2枚。
2・30枚を残して、今迄とシャッフルしてしまった。
基本2巡目。2巡目はアト・ランダムに2枚づつ紹介する。

「サン‐サーンス:交響曲第3番「オルガンつき」他」
(アンセルメ指揮;スイス・ロマンド管弦楽団;ロンドン)
「バッハ:主よ、人の望みの喜びよ」
(リパッティ(ピアノ);EMI)

 2 昨日は、仕事終了後、アップル・ロードのココスへ。
「仕事などで気合を入れないといけない」とか
「どうしてもここまではやっておかないと」というときに、
懐と相談の上喫茶などで勉強する。
その一環。必要だった。凡そ午後11時から午前1時半。主に仕事関係を読む。

3 昨日紹介した皇后美智子様の御歌、

“音さやに懸緒截られし子の立てばはろけく遠しかの如月は”

に関して、岡井隆先生の「現代短歌百人一首」(朝日文芸文庫)から
少しずつ引用させていただく。
名著。是非買って読んでいただければ嬉しく思います。

“宮中における加冠の儀がどのようなものか、わたしは知らない。
昭和五十五年二月二十三日に行われた浩宮の成人式は、
美智子妃殿下によって、と言うより、ひとりの母親の心と古き歌の技巧によって、
一編の長歌とここに掲げる反歌一首に書きどどめられている。”

4 半年程前に「現代詩手帖」に投稿したけど採られることのなかった詩を
少しづつ紹介して行きます。
当然、一定のレベルに達しない詩ではありますが・・・。

“「昼」 白い小さな指先から 零れ落ちる サラサラした細かい砂 
アポロニウスの円筒形 破損した硝子 ・・・”

昨年末、「詩と思想研究会」に参加してから作ったのですが、「相も変わらず」です。
 
5 「人間精神の名誉のために」(J.デュドネ著;高橋礼司訳;岩波書店)から、
ハミルトンの四元数についての引用。(p.136などから部分的に引用)
“これは何等かの必要に迫られたのではなく、どうやっているかを<見たい>という全くの好奇心から試みに新しい対象を導入した典型で、歴史上の最初の例でもある。・・・この頃はハミルトンは、複素数を実数の組[a b](都合上、縦書きを横書きで代用する。以下でも。)とみなして計算する方法をおし進めて、3個の実数の組[a b c]の場合を系統的に調べにかかった。複素数の場合には和の成分ごとの和によって定義されているから、ハミルトンは当然ベクトルの和として和の算法を定める。[a b c]+[a‘ b’ c‘]=[a+a‘,b+b’,c+c‘] しかし問題は積[a b c]×[a‘ b’ c‘]を如何に定めるかにある。ハミルトンは当然実数、複素数の積に対して成り立つ代数的な性質、すなわち結合法則、可換法則、そして加法との間の分配法則を保ちたいと考えた。複素数の幾何学的表示のとき、平面の座標軸上の単位ベクトルによって1とiとが表されるのにならって、三つの座標軸上の単位ベクトル1=[1 0 0],i=[0 1 0],j=[0 0 1]を考えて[a b c]=a・1+b・i+c・j と書く。彼の以後の試みを導く指針となったのは次のことであった。複素数z=a+biに対応するベクトル[a b]の長さを|z|=√(a^2+b^2)と書くならば、複素数の積に対して次の<絶対値の法則>|zz’|^2=|z|^2|z‘|^2が成り立つ。これはブラマグプタの恒等式の特別な場合(a^2+b^2)(x^2+y^2)=(ax-by)^2+(ay+bx)^2に他ならない。複素数の計算との類似をおって、はハミルトンは彼の<三つ組>のa+bi+cjに長さる√(a^2+b^2+c^2)を対応させた。また積(a+bi+cj)(x+yi+cj)=A+Bi+Cjをうまく定義して、上に述べた代数的性質以外にさらに<絶対値の法則>(a^2+b^2+c^2)(x^2+y^2+z^2)=A^2+B^2+C^2も成り立つようにできないものかと考えた。”
思い起こせば、15・6年前に、
「ハミルトンの四元数を量子コンピュータに使えないか」と模索した時期があった。
詳細は引用・紹介を続ける中で、述べることが出来たら紹介しようと思っています。
 
6 “カナカナの鳴きたる丘に鷺歩む”
「一応作りました」という駄作!
 
7 “1939:An error,”today abundantly widespread,is disregard for the law of humen solidarity and charity,dictated and imposed both by our common orgin and by the equality in rational nature of all men,whatever nation they belong to.This law is sealed by the sacrifice of redemtion offered by Jesus Christ on the altar of the Cross to his heavenly Father on dehalf of sinful humanity.“
 (from “Catechism of the Catholic Church”)
 
8 From “Sollicitude rei socialis 38-40: In the context of these reflections,the decition to set out or to continue the journey involves,above all,a moral value which men and women of faith recognize as a demand of God‘s will,the only true foundation of an absolutely binding ethic.”
(from ”The Companion of the Catechism of the Catholic Chruch“)
 
9 年間第11火曜日福音朗読。マタイによる第5章から。
“「しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。
あなたがたが天の父の子となるためである。
父は悪人にも善人にも雨を降らしてくださるからである。
・・・
だから、あなたがたの天の父が完全であられるように、
あなたがたも完全な者となりなさい。」”
-(父の慈しみを受けて、私たちは、この天の父の子供とされた。
敵を愛し、自分を迫害する者のために祈ろう。)
 
†主のお恵みが。
†主に讃美と感謝。
 
2014年6月17日
                       乗倉寿明記す

日記

2014-06-16 14:40:02 | Weblog
0 半月振りのブログ更新。多忙。主に数学の更新だけ。その間、角川俳句への俳句投稿は無事終了。詩を3篇作り「詩と思想」へ送る。昨15日(日)には名古屋へ。1月振りの日帰り旅行。コスモス愛知歌会。写真はそのときのもの。映画は‘10の「ゴジラ」の後、「恋愛小説家」を見始めようかと。

1 持っているCDによるクラッシック紹介は2枚。残り少なくなってきたので、関連がない。
「ロッシーニ序曲集」(A.トスカニーニ指揮;NBC交響楽団)はソニーの“The Great Collection of Immortal Performances)
「モーツァルト:フリーメーソンのための音楽」(I.ケルテス指揮;ロンドン交響楽団)はロンドン。

2 6/15(日)の一日、
10:30 松川のミサ・祈りから帰宅
11:00-1:00 夕食、準備など
2:00 就寝
5:30 起床
6:30-12:00 飯田線・東海道線を乗り継ぎ名古屋へ
12:00-12:30 昼食
1:00-3:30 コスモス愛知短歌会
4:30-5:00 東海道線で豊橋へ
5:30-6:00 夕食
6:30-11:00 飯田線で下山村まで
11:00-1:00 祈り
2:00 就寝
電車の中で読める。読んだ本は、
「ファインマンさん、力学を語る」「幾何学Ⅰ」(ハーツホーン)「エコノフィジックス」「古文セミナー」(池内輝雄)(ハイレベル理系数学)(三ツ矢和弘)「英文解釈の透視図」(篠田重晃)「コスモス7月号」「現代経済学の名著」「遠い声遠い部屋」「現代百人一首」(岡井隆)「理論物理への道標(下)」(杉山忠男)“Introduction to Quantum Fields on a Lattice”(J.Smit)
その中、皇后美智子様の御歌が強く印象に残る。
“音さやに懸緒截られし子の立てばはろけく遠しかの如月は”
明治以降の近代・現代短歌の最高峰と思う。これ以上の歌をわたしは知らない。
ここで引くのも畏れ多いが、ちなみにコスモス愛知のわたしの歌は、
“奔馬起ち霞の遠く朧にて微かに滲む黒きたてがみ”
「このレベルで満足せず、歌に真摯に向き合わなければ」との思いが・・・。

勿論、全て読了出来る訳ではない。一気読了してしまう場合もあるが、30ページが精々。第一、再読もある。ただ、旅の風景の中で読むと、集中が出来る。普段自宅で読んで気付かなかったことが分かったりする。その後の自宅での読書に気が入る。だから、少々無理をしても沢山の本を持っていく。
暑いので、冷たい麺ばかり食べていた。立ち食い。豊橋駅・JR名古屋・王将で冷やし中華。栄の水車の建物にも。珈琲を飲む。4箇所の滞在時間はどれも15分くらい。
15日は「三位一体の主日」。「神はわたくしたちを愛しておられる。わたしたちに素晴らしいことを準備してくださっている。だから言おう。「神よ、わたしはあなたを信頼します」と。」
土曜日ミサ終了後、教会に神父様の車で帰って来たら、お客様が待っていた。その人は、身寄りもなく、職も住むところもなく、かといって生活保護も受けられない。今後、どうしていったらいいのか分からない。教会で泊まって貰うかとも。「彼の中にキリストがいる。彼にしたことはキリストにしたこと。」この言葉を胸に、コンビニに。弁当を買いに行く。結局、神父様は幾許かを渡し帰らせ、何処かで泊まらせたみたい。帰宅して、テレビを点けると子供の貧困が。子供の6人に1人が貧困とか。連日報じられるブラジルの現状は他人事ではない、との感想を抱く。彼らの為に祈る。教皇様のお膝下アルゼンチンは大丈夫なのだろうか?と心配になる。

3 “「マイアミシティー午前2時」 ・・・”マイアミシティー午前2時 暖かい南風に僕の頬は火照り もう戻らない若さを 僕は呆然と悔やみ続けた“
数回に分けて掲載してきた自作詩「マイアミシティー午前2時」の紹介も完成。「詩と思想研究会」に参加出来たことを嬉しく思ってます。その想い出は、一生の宝物。

4 「人間精神の名誉のために」(J.デュドネ著;高橋礼司訳;岩波書店)から、ハミルトンの四元数についての引用。(p.136などから部分的に引用)
“これは何等かの必要に迫られたのではなく、どうやっているかを<見たい>という全くの好奇心から試みに新しい対象を導入した典型で、歴史上の最初の例でもある。・・・この頃はハミルトンは、複素数を実数の組[a b](都合上、縦書きを横書きで代用する。以下でも。)とみなして計算する方法をおし進めて、3個の実数の組[a b c]の場合を系統的に調べにかかった。複素数の場合には和の成分ごとの和によって定義されているから、ハミルトンは当然ベクトルの和として和の算法を定める。[a b c]+[a‘ b’ c‘]=[a+a‘,b+b’,c+c‘] しかし問題は積[a b c]×[a‘ b’ c‘]を如何に定めるかにある。ハミルトンは当然実数、複素数の積に対して成り立つ代数的な性質、すなわち結合法則、可換法則、そして加法との間の分配法則を保ちたいと考えた。複素数の幾何学的表示のとき、平面の座標軸上の単位ベクトルによって1とiとが表されるのにならって、三つの座標軸上の単位ベクトル1=[1 0 0],i=[0 1 0],j=[0 0 1]を考えて[a b c]=a・1+b・i+c・j と書く。彼の以後の試みを導く指針となったのは次のことであった。複素数z=a+biに対応するベクトル[a b]の長さを|z|=√(a^2+b^2)と書くならば、複素数の積に対して次の<絶対値の法則>|zz’|^2=|z|^2|z‘|^2が成り立つ。これはブラマグプタの恒等式の特別な場合(a^2+b^2)(x^2+y^2)=(ax-by)^2+(ay+bx)^2に他ならない。複素数の計算との類似をおって、はハミルトンは彼の<三つ組>のa+bi+cjに長さる√(a^2+b^2+c^2)を対応させた。また積(a+bi+cj)(x+yi+cj)=A+Bi+Cjをうまく定義して、上に述べた代数的性質以外にさらに<絶対値の法則>(a^2+b^2+c^2)(x^2+y^2+z^2)=A^2+B^2+C^2も成り立つようにできないものかと考えた。”
思い起こせば、15・6年前に、「ハミルトンの四元数を量子コンピュータに使えないか」と模索した時期があった。詳細は引用・紹介を続ける中で、述べることが出来たら紹介しようと思っています。

5 “路面一面に赤きまがきの苧環の花”
一応作るも駄作!

6 “1939:An error,”today abundantly widespread,is disregard for the law of humen solidarity and charity,dictated and imposed both by our common orgin and by the equality in rational nature of all men,whatever nation they belong to.This law is sealed by the sacrifice of redemtion offered by Jesus Christ on the altar of the Cross to his heavenly Father on dehalf of sinful humanity.“
 (from “Catechism of the Catholic Church”)

7 From “Sollicitude rei socialis 38-40: In the context of these reflections,the decition to set out or to continue the journey involves,above all,a moral value which men and women of faith recognize as a demand of God‘s will,the only true foundation of an absolutely binding ethic.”
(from ”The Companion of the Catechism of the Catholic Chruch“)

8 年間第11月曜日福音朗読。マタイによる第5章から。
“「悪人に手向かってはならない。だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。あなたを訴えて下着を取ろうとする者には、上着をも取らせなさい。だれかが、一ミリオン行くように強いるなら、一緒に二ミリオン行きなさい。求める者には与えなさい。あなたから借りようとする者に、背を向けてはならない。」”
-“主よ、難しいことです。・・・、騙されているのかもしれないと思いながらも、・・・。だが、主が私たちにしてくださったのは、これなのだ。”

†主のお恵みが。
†主に讃美と感謝。

2014年6月16日
                       乗倉寿明記す