St. John of the Crossの生き方に憧れて

受洗後、最初に買ったカトリックの本が「愛への道」。相応しい生き方をしてない。彼に倣う生き方が出来るよう心がけたいです。

日記

2013-01-25 16:32:46 | Weblog
忙しいので、短歌2首だけ。

 吹かれてしまいそうな心に潜む記憶の際は新宿駅の夜の四十万に
 偏りのない性分として記憶の屑篭を叩く風の音さえ木々の間に











写真は新宿。

+主のお恵みが皆様に。

2013年1月25日
                        乗倉寿明記す



日記

2013-01-21 16:19:34 | Weblog
平安堂さんでCDを借りる。
先週が、
「ダイアナ・クラール クワイエット・ナイツ」
「カザルス バッハ無伴奏チェロ組曲」
「ボサノバ ベスト」
「キースジャレット スタンダーズ vol.1」
「コルトー ショパン曲集」
今週が、
「キースジャレット スタンダーズ vol.1」
「イーグルス ベスト」
「ミーシャ ベスト」
「バド・パウエル ベスト」
「マリアカラス 蝶々夫人」
5枚1000円のバーゲンを利用する。




嘗て、20枚組のジャズベスト、5枚組みベスト。
鈴木重子・ヘレンメリルのボーカル数枚などジャズ
のCDを50枚程持っていたが、生活の為に全て売
ってしまった。
手元にあるのは、「秋吉久美子ベスト」1枚。

ポップスも同様

読んだ/読んでいる/読む予定の本。
「集成 昭和の短歌」「新々百人一首」
「フランス詩大系」「アメリカ現代詩101人集」
「中原中也詩集」「現代詩大系1」「愛の詩集」
「心は孤独な数学者」「現代ファイナンス論」
“Topological and Algebraic
Geometry Methods in
Contemporary Mathematical
Physics“




先週は短歌を100近く作り推敲する。
投稿しなかった歌から

 遠き夕辺に涙拭わず我唯一人
街暮れ行くを眺めるのみか

 何の因果か罪悪か
この醜態を野に晒し
      唯只管に哀れまれん

余り優秀な歌人とは言えません。




写真は新宿など。昨年3月。
アリス・沙羅・オットに嵌ってます。
毎日何回、YouTube見るだろうか?
「男歌Ⅱ」島谷ひとみさん聴きながら。




+主のお恵みが皆様に。

2013年1月21日
                 乗倉寿明記す


日記

2013-01-14 02:37:45 | Weblog
グールドの映画を見る。
「グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独」
オン・デマンド。ショータイムで見ることが出来ます。
興味を持ったので、本を読みました。
「グレン・グールド 孤独のアリア」
(ちくま学芸文庫;千葉文夫氏訳)。
著者M.シュネーデルはエリート官僚、
一方で精神分析の論文を発表しているとか。
読むのに難渋しており半分。
でも、
非常に得るところの多い評伝、
久々に胸の透く思いがします。




「ときには手だけが生きているように見える。
手は飽くことを知らない生命にとりつかれ、
その背後に接続しているものとはまったく無関係
な部分のように、身体から離れてしまっている
としか見えない。・・・
手はピアニストではなくピアノのものとなる。
背をかがめ、鍵盤の上で折れ曲がった彼の姿を
見るがよい。
まるで彼と音楽のあいだには、もはやピアノは
存在せず、ピアノのなかにみずから解体して、
区別がつかなくなるように願っているとでもいう
かのようだった。
「ピアノに向かうグレン・グールド」ではなく、
「グレン・グールド・ピアノソロ」というべき
なのだ。」
(p.101、「第8変奏」より引用)
原題
“Glenn Gould Paino Solo”
はここに由来するとか。

グールドの逸話について語るべきなのだろが・・・。





「孤独」という言葉に関し。
「寂寞」「静寂」はそれと違う、或いは、
文脈では対極なのかもしれないけれど、
「作歌実語抄」(斎藤茂吉氏;要書房)、
「四十六 寂寞」(p.236)を偶々読んでいて、そこから。
「准南子に「寂寞者音之主也」とあるのは、静寂にして
音の絶えたるさまをあらはして居り、新古今集日蔵上人の
「寂寞(じゃくまく)のこけの岩戸のしづけさに涙の雨の
降らぬ日ぞなき」といふのも静寂の極地をいひあらわした
ものである。」
更に、赤彦の「寂寥境」についても書かれている。




再び、「孤独のアリア」に戻る。p.77。
「グールドの考える録音とは、普及や保存の手段ではなく、
コンサートというかたちの「会話」とは異なる性質のもの
をつくりだす行為であり、別の音楽的手段が必要となり、
別の聴き手に語りかけるものである。
グールドのレコードは書かれている。」

詩や短歌の真の創作とは、既にあるものを演奏するような、
そんな感覚で創り出されるもの。

「わたし今は白い帆のことを考えているの。
その向こうには音楽のような空があって、
楽しい汽笛の音に似ているの。
それから翼を傾けて飛ぶかもめと、
わたしを抱き締める腕のことも。
大好きな人がいたの。
その人、生きたがっていたわ、
ヨットを続けたがっていたわ。」
「アメリカ現代詩101人集」
(D.W.ライト著;沢崎順之助氏他訳;思潮社)
を読んでいます。
約半分まで。
気に入った詩から。
ミュリエル・ルーカイザー「二人のあいだの会話の試み」
からの一節。
p.87。
是非、一読を。




その他。
「愛の詩集」の他、詩の雑誌1つ、短歌雑誌2つ。
「英語文法」「生物Ⅰ」「物理ⅠB」3冊の計5冊
は河合塾さんの受験問題集。
「数学Ⅰ・A実践演習」「数学Ⅲ・C実践演習」の
2冊は駿台さんの受験問題集。
“A Primer of Algebraic
D-modules“
“Swan-Naomi Campbell”
「いのちの福音」(パパ様の回勅)。
概略3分野をほぼ等分に読む。
雑誌の受賞作に圧倒され、自分を見失う。
「角川短歌大賞」「詩と思想読者投稿作品年間ベスト」、
“その上で折れ曲がった自分の姿”を見る日より、
“折れてしまった自分の姿”を見る日が近い気が・・・。
詩・短歌を少し作るも、とんと湧いてこない。
いっそ朗読者に転じようかと思ってしまう。
入れあげる。
“声の輪”また始めようかな。

写真は、マリア・イネス列福記念ミサ。
東京(10/21)・飯田(11/4)、
何れも昨年。
島谷ひとみさん「男歌」聴きながら。
+主の慈しみが皆様に。

2013年1月14日
                   乗倉寿明記す

日記

2013-01-05 10:38:25 | Weblog
謹賀新年。
広野へと駆け行こう、サーパント・オブ・ブラス、
       我らの主イエス・キリストとともに

サーパント・オブ・ブラス、青銅の蛇。
民数記にあるように、棒の上に掛けられた蛇を見ることに
よって、モーゼの民は癒される。
ヨハネの第3章に、
「「モーゼが荒れ野で蛇を上げたように、人の子(イエス)
も上げられなければならない。」」
と。
蛇年を掛けました。





今、「男歌」、島谷ひとみさんがかかっています。
年末から年始にかけて、部屋ではかけ通して過ごす。
聴くと分かりますが、主に3系統の曲からなると・・・。
初恋、キャンディ、Another Orion。
わたくし達の年代に一番合った曲の数々です。

図書館から借りた本を読む。
「レイモンド・カーヴァー傑作選」
「現代アメリカ文学全集19・ソール・ベロー・
オーギー・マーチの冒険」
毎回、折角借りて来ても読まずにそのまま返却のパターン。
だけど今回は読む。

この欄で今迄紹介してきた本は大概私有のものです。





対訳して読む。
「真夏の死」-“Act of Worship”
「無関係な死・時の崖」-“Beyond the Curve”
それぞれ、三島氏・安部氏の短編集。
対訳読みによって、英文解釈力は確実につく。
気に入った小説があったら、英訳されていないか見て対訳読みすると
いいと思う。
逆に翻訳。
「ダブリン市民」-“Dubliners”
“A few light taps upon the pane
made him turn to the window.“
から始まる“The Dead”の末尾、
“It was falling,too,upon every
part of the lonely churchyard
on the hill where Michael Furey
lay buried.It lay thickly drifted
on the crooked crosses and 
headstones,on the spears of the
little gate,on the barren thorns.
His soul swooned slowly as he
heard the snow falling faintly
through the universe and faintly
falling,like the descent of their
last end,upon all the living and
the dead.“
(Penguin版のp.225)
“The Dead”、凄い作品と思う。
傑作揃いの「ダブリン市民」の中でも白眉!

年末から年始にかけていろいろ読む。
「男歌」聴きながら。
ちょっとしたトピックになるかと・・・。

「黒澤明の映画」(D・リチ―)「黒澤明の作劇術」。
。。
「短歌があるじゃないか。」
。。
「日本近代詩史論」「近代詩鑑賞辞典」。
「谷崎潤一郎随筆集」-「細雪」
「萩原朔太郎の人生読本」-「萩原朔太郎詩集」
「三好達治随筆集」-「三好達治詩集」
「雑談の夜明け」-「西脇順三郎詩集」。
。。





“Seminar on Micro-local 
Analysis“
“Noncommutative Geometry
and Number Theory“
“A Collection of Problems
on Mathematical Physics“
「代数解析概論」。
。。
「新・物理入門問題演習」「数学Ⅲ・C実践演習」
「大森徹の最強講義問題集120問生物Ⅰ・Ⅱ」
「大森徹の7日の講義で合格を決める生物Ⅰ・センター遺伝」
「精選75数学ⅠA・ⅡB」「数学ⅠA・ⅡB解法の極意」。

一部読んだのと読了したのと。

流行語大賞「ワイルドだろ」、
しょうもないギャグ。
「ワイルドだろ」といって「ドリアン・グレイ」を取り出す。
と、そういえば「かばん」の会で「幸福の王子」版をやったな、と。
感慨。
昨年を締めくくる。

写真は京都駅。
もう5・6年前。
もう一回行きたいが、叶わぬだろう、多分。
「広野」は裏の空き地かと・・・。
代わりに「男歌Ⅱ」聴いきながら読書!





初詣というか2年参りは教会でしました。
元旦午後・3日夕も教会で祈る。
神父様がご病気。3日の日は苦しそうでした。
全快をお祈りしています。
皆様も神父様の為に祈っていただけると幸いに思います。

降誕節・公現前1月5日の福音より。
ヨハネによる第1章。
「イエスは答えて、「わたしはあなたがフィリポから話しかけ
らる前に、いちじくの木の下にいるのを見た」と言われた。
ナタナエルは答えた。「ラビ、あなたは神の子です。あなたは
イスラエルの王です。」」
(ヤコブが夢に見た「天にまで達する階段」、それはイエス。)
(「毎日のミサの友」より)
+主のお恵みが一年皆様に。

2013年1月5日
                       乗倉寿明記す