7/14、午前2:15.
外の雨は止んでいます。夜の四十万。
各地でまた大雨とのこと。被害が少ないことを祈りたいと思います。
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今日の出逢いの中で、農業の大変さ/製造業の困難さ。
温暖化・食の安全・受給アンバランス。
危機の中でのスペインの熱狂。
テレビのヘッドラインですが困難な状況ばかりです。
秋か冬。2番底。リーマンかギリシャが日本にも、とか。
暗くなります。
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昨日見たTV解説。沢登さんが「魔法の3歩」と表現されていた。
トラップをフワリとしたたった3歩でかわしてしまう。魔法。
相撲も「真央ちゃんの3歩」で、と思ってしまう。
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小坂先生のご後援会に入会しました。
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延長の1点ですが・・・
左から抉り。その時点で、2対2.もう1人居ましたが関係ない位置。
イニエスタに直接のパスがカットされ、零れ球をスペイン。
ここから再びイニエスタへ、で「3歩」。
スペインの3人は一直線上?対するオランダは直角三角形?
左->(センター)->右と渡った。
スペインとオランダの交差する角度は30°?
教科書通り。
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NHKでは、総集編。日本代表準々決勝まで見ました。
ヨーロッパ勢の決勝、ほぼの準決勝。
仏伊の不振。マラドーナ。飛ぶボール。
予選5/7に絡んだメッシ。エトー。アフリカ。スーパースター達。
「日本は、アルゼンチンやブラジルのようだ」「サムライ」「美しく楽しくファンタスティック」。
対デンマーク。3点目。
その状態なら、スペインとやっても勝てるんじゃないか?そんな攻撃力。
そしてバックス2人・キーパー。堅守。
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早速、日曜のご講演の内容紹介をします。
先ず、プログラム・飯田美博は、
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内容は以下です。
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”Cloud and Flow(雲と流れ)
-飯田美博、梅田スカイビル、京都駅、札幌ドームなどをめぐって-”
1.紹介
これ講座は、特別講演。4人の先生。21世紀。
20世紀後半から21世紀を新たな視点で活躍された先生方。
今回第1回、原広司先生。
「雲と流れ」。
プロフィールはご案内に御座いますように。
補足。
現在、東大名誉教授。
ウルグアイなどに援助もされておられる。
御業績のうちには、田崎美術館なども。
ご著書は、世界の集落に関してなど多数御座います。
2.ご講演の概略
(表現は殆ど箇条書きにします。失礼お許しください。
文責はわたくし乗倉に御座います。)
-東大生産技術研究所教授でした。
建築。工学。都市計画。長い間東京大学で教えて来ました。
定年後13・4年目。
建築・設計など比較的年をとても出来る仕事。
現在も仕事してます。
今日、講演で話をしますが、
わたくし、世界中いろいろなところで教えて参りました。
大抵は市民に方に。公開講座。
でも、
一般の方にも建築の話しますが、主に大学の学生達にします。
若い人達に話して来た。
暗黙の了解がある。現在世界では、どういうことを思って建てているか?
という点で。テーマ。
今日、今、この時代にどういう課題があるのか?
比較的分かりやすく一般の方々に話をしている。
ただ、
話の内容が難しい。独り善がりと感じられるところがあるかも知れない。
幸い今回映像が主。講演の最後の札幌ドーム。
映像を見ながら、繰り返し聞くより映像を見てご理解して頂きたい。
テーマ。どういうことを目標としているか?
今回、わたくしが選んだテーマは、”Cloud & Flow”.
今年に入って、ドイツ・ベルリン・仙台でその話しをしている。
雲のイメージを中心として建てた建物。
そのままなのは、
a)飯田美術博物館。入り口。雲型の屋根。
b) ” 崖の方のかた。そこも雲の形。
雲の形を建築に入れたのは、今迄他の方で部分的にはあったけれど、
わたくしが初めてではないでしょうか?
昔。こういった屋根は実現するのが難しかった。
この建物は、20年位前に建てられた。
40年位前。36・7前。わたくしの木造の家。
この時から、雲にわたくしの建築が一番影響を受けている。
伊那谷の谷。山に架かる雲。伊那谷の雲。もや・虹。
移ろい易い現象。この現象に若い時から注意していた。
戦後の建築。不動の建築に対して、日本の伝統的建築は刻々移り変わる。
四季。夏のときどうするか?
建築は大体かなりの部分南方系。バリ島・インドネシア。
南の方から影響を受けている。
夏の建築。
秋になると秋の夕暮れ時。日が暮れているときに物の哀れを感じさせる。
そういった雰囲気を持った建築。
冬。
輻輳して物凄く寒い。炬燵を出したりしている。変っている。
建築、或いは設え。
炬燵・簾。一緒になっている。
四季いろいろの変化している。建物の雰囲気が変っていく。
物の哀れ。平安の頃の日本の美。絶えざる変化。
そういったことを、どういう風に記録していくか?
(未了。続編は何れまた)
・・・
少しシンドイので、ここらで一旦中断します。
メモったノートのページ数から判断すると、もう4回位必要です。
また雨が降って来ました。
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ここで、「写生派歌人の研究」(北住敏夫氏;明治書院)より
p.99~100「伊藤左千夫」
二
(今読んでいるところです。)
-左千夫の写実主義は、子規や節の進んだ写生の道とは趣を異にするものであった。
・・・豊かな情意の中に知性を没してゐたといふ観がある。・・・万葉的な歌風を受け入れる
にふさわしい素地。・・・
・・・
人麻の系列に立つものと見られるのである。・・・
天雲のおほへる下の陸ひろら海広らなる涯に立つ吾れは
東の野にかぎろひの立つ見えてかえり見すれば月かたぶきぬ
・・・
漠たる対象を取り統べ、壮大な自然に呑まれることなく、海陸の「広らなる涯に立つ吾れ」
の感動を生かしてゐる。
・・・