St. John of the Crossの生き方に憧れて

受洗後、最初に買ったカトリックの本が「愛への道」。相応しい生き方をしてない。彼に倣う生き方が出来るよう心がけたいです。

ワンちゃん「クロ」について・・・

2010-05-14 02:48:04 | Weblog
 ワンちゃんのことを書こうと思う。
 動物病院を訪ねたのは、もう10年近く前、1999年。
それ迄、ゴールデン・リトルバーの「トレバー」を飼っていた。
約半年。
「トレバー」は、ペット・ショップにいたのを見つけ買って来た。
ただ、大きくなり過ぎて散歩途中鎖が切れたり、制御が利かなくなって
渋々手放した。
動物病院に斡旋をお願いした。
代わりにいたのが今のワンちゃん=「クロ」。雑種。
ただで貰い受ける。
・・・
 今でも連れ帰ったときの様子がまざまざと目に浮かぶ。
上郷から鼎迄旧道を辿る。
生後半年。歩幅が小さく、チワワを連れているよう。
母と敷石などで休み休みしながら帰って来る。
悠々3キロはあるだろうか、小春日和の中、国道に広がる街の風景を見ながら。
・・・
 「一粒の麦」さんというクッキー屋さんに来ると後は下り、家に来た実感。
表札の前で休みに立ち止まったその瞬間、ワンちゃんが初めて独り立ちした。
それ迄、抱き上げることしか求めなかったクロが、鎖の先クルクル回ったり、じゃれついて来る。
顔付きも穏やかになっている。
・・・
 でも、帰ってからが大騒ぎだった。お八つの時間を乱暴に消し去る。
檻の中にいて、やはり恐怖感が身に染みていたのだろう、
玄関に飼ったら、鳴き止まない。
朝、カーテンを見たらすべて引き千切っていた。
・・・
 家の犬は本当に臆病、顔付きが真剣に不安そうになる。
もう少し強く此方の意向を推すとノイローゼになってしまうんじゃないか?
そのくらいの心配の仕方をする。
・・・
 仕方なく、駐車場の鉄骨に繋ぐ。その風景は今も変ってない。
ただ当時、やはり、そこでクルクル回って、吠えていた。
・・・
 追い打ちをかけるように、手違いから鎖を外れて、2・3日間行方不明になる。
帰って来たとき、夏が近いにも関らずブルブル震えている。
血も付いている。最初分からなかった。散々苦労して怪我をの箇所を見つける。
可愛そうに、尻尾が1/3無くなっていた。
止血したら、ミルクを3日分くらい飲んだ。
一気に。
それから昏々と眠り続けた。
殆ど身動もせず3日眠っていた。
・・・
 実は「ゴールデン・リ」を狙っていた。
公園に行くと、若者が声を掛けてくれて、「今、黒いけど、そのうち全身茶に変るから見てて
ごらん。」と。
・・・
 その通り行かなかった。今も黒いままだし、臆病だし、シッポも時々嘗めていたりする。
まるで毛繕いする猫。
・・・
 徐々に顔付きが変って来る。
それまで、広末さんそっくりな犬だった。
大体4・5才位迄。
涼子さんに口元真似て、
サングラス掛け長いパイプで、オードリー・ヘップバーン気取ってそうな、そんなところだ。
流石にグラサンで、本格衣裳で、「白鳥の湖」踊らないとは思うが・・・
スヌーピーならやるだろう。
それでいてまるでニヒル。「ケンケン」は「チキチキ・バンバン猛レース」の犬みたい、
ふてぶてしいところがある。
、ってな訳ないや。
何処からかっていうと2行目。
・・・
 スヌーピーは前の前飼っていた犬、「ちーこ」。
白の雑種。15年近く生きた。同じように「サングラス型」。
・・・




















写真は大阪。千里ニュータウン近隣駅。モール。壊れかけたデジカメで撮影。